色々と楽しい事とか嬉しい事とか
可愛い子ども達の成長とか書きたいのですが

この時期になると変に思い出すネタがありまして
書いてみようかと思います。





元気にやっとります
たのサンです。🐖





あれは、もう7〜8年前くらいだったか
30代前半のピチピチな頃、音楽活動も徐々に減らし
ごく普通の生活をしたくて実家でヌクヌクと楽しく暮らしていた時期



わたしの妹が一番最初にお嫁に行って
初めて姪っ子が誕生して、可愛くて可愛いくて自分も結婚して子どもが欲しいな〜
なんて思う日も

両親も自由気ままに過ごすわたしを心配しているものの
特に “結婚” なんて事は強く望んではない様子で、時代があるからね〜と
ママはいつも柔軟で居てくれた。



でも、子どもを産むにはタイムリミットがあるから
婚活してみようかな?!
と、初めてネット婚活をして見たのです。



当時は今ほどネット婚活は盛んでは無く
ほぼ有料サイトが多かった気がする…

無料で試せる、恋活・婚活もあったけど
何だか怖くて、真面目に取り組みたかったので
有料サイトの会員になった。

どこだったか、もう忘れたけど
なかなか大きな会社だったはず!
会員数も多かった。



よく友達からは
「出会いあるじゃん!」
と言われるけど、確かに業界での出会いは多くて
異性との出会いは数え切れない程

そこから繋がった関係は今でも大切な友達同志となって繋がってる

慕ってくれる歳上歳下とにかく関係無く人との出会いは多かった


でも、同業との恋愛は無理
と言うのが、わたしの困った所

わたしは音楽業界でしたが、そもそも表舞台に立つような方
わたしはダメでした。

何度か経験してからの、やっぱりダメ…ってのと、単に惹かれる人が少なかった。


なんと言うか、やはり表舞台に立つ人ってのは
一癖二癖あって、その癖がオーラや才能に繋がってて

わたしも、その類の人間な為
表舞台に立つ人の気持ちが分かるけど、分かる以上の感情を持てない事

キラキラしている人に興味も関心も無く
美貌でも特に「イケメンだよね〜」と思う程度で
心惹かれる事はほぼ無かった事

知り過ぎてしまっている業界の人と一線を越えるのは
わたしにとって、かなりストレスでした。



裏方さん達に惹かれる事は多いけど
それでも、その場のみ
とにかく過酷な世界なので、それこそ裏方さん達もわたしからしたら同業と変わりなくて

朝夜関係無く仕事をしている。



わたしは、その延長線上に未来が描けなくて
やはり、一般的な恋愛して結婚したいなぁ…と思う日々でした。



なので、音楽の仕事も少しずつ離れて行き
人生初の一般事務って言う仕事を経験

定時に終われる
時間で終わる仕事が、この上なく幸せで
接待なんて無くてアフターファイブと言う幸せな帰り道

休みの前日なんて買い物なんて出来ちゃうのね?

友達と約束して美味しいディナーしたりさ
1人で行きたかったお店に行ったり

逆に早く家に帰って
ママとパパとダラダラ食事して
1人時間を堪能しまくったり
もう楽しいったら、ありゃしない。



だからこそ
普通の人との出会いに憧れてネット婚活を始めたのだ。




この頃、スケート(スケートボード)の趣味を本気で初めてて
今より痩せていたのでスケートパークに行って
スケート仲間と夜な夜な練習してたんだけど
そこでの出会いも多くて
わりと会社員とか仕事後に趣味で来てたり…って人も多く


ただ、女性の少ない趣味なので
良い人が居ても敢えて出会おうと動くのはタブーみたいな

純粋にスケートが好きで練習しに来てる人たちが大多数だったので
わたしは単に楽しむようにしていた。

と言うより、死ぬほど好みのメンズが居ても
女を無駄に出さないように必死だった。😂






そんな趣味をしつつ、ネット婚活
何名かと会ったりした1人




C君とします。



このC君、車の整備士
わたしも車が趣味で、整備までの知識は無いけど
自分で車のパーツとか、ヘッドライトとかテールランプとか
素人ながらにも色々できる事
若い頃には自分の車をカスタムしてた事もあって話しも盛り上がり
LINEや電話をする日が増えていました。


会いましょう!
って事になり、我が家から徒歩5分程にあるコンビニ待ち合わせ

少しドキドキしながら行くと
事前に教えてもらっていた車種が停まっていました。





中を覗くと…





あれ?





何だか
小さいぞ?




背の小さい人を馬鹿にしている訳じゃなくて
有料サイトでのプロフ記載では170cm

でも…隣に行かなくても助手席から覗き込んだ感じで分かる小ささ

下手したら、わたしの方がデカいんじゃないか?
と思わせられるサイズ感に戸惑いながらも

ドアを開け
「はじめまして。たのと申します。🤗」
と笑顔で挨拶をすると

なんかヤンキーノリみたいな反応
ウィーっす!みたいな
アザーズ!みたいな
チョベリグー!みたいな(ほぼ死語)


この手の反応が死ぬほど嫌いな、わたし




わたしの事、あんまりだと思ったのか?
なんなんだ、このヤンキー感



で、開口一番に



「なんか俺風邪っぽいんだよねぇ…
でも、たのチャンに会いたくて
初っ端から風邪だからリスケとかアレじゃん
だから来ちゃったよ。」










風邪なら来んな。🤗









インフルエンザも流行り出す季節
クリスマス前、年末年始前
一番体調崩したく無い時期
仕事だって、12月いっぱい真面目に出勤して
良いお年を〜で終わりたいのに

風邪持ってくんなし。

って思ったけど
もう車乗ったし、わたしが行きたいと言っていた焼肉屋まで走り始めてしまっている。





仕方ない…と、切り替えて
こんな時良くないよね
表舞台に立っていた癖もあって
楽しませてしまう
話しを盛り上げてしまう

エンタテイメントしてしまう

でも、これを行き過ぎると
男女の関係と言うよりも
「こいつ、おもしれぇ!」と思われ

楽しい女友達いるんだよ!(女芸人)
と言われるポジションになってしまうので

行き過ぎないように
ある程度の所でブレーキかけながら
楽しく会話をしながら

楽しみにしていた、焼肉屋到着



でもさ…
食えるの?こいつ食える?🤗



と、心で疑問に思いつつ
車を降りて店内へ向かう時に横に並んでみても
小さい…小さいよ…165cmくらいしか無いよね?

163cmのわたしと大差無いよ
なんだ、これ
しかも、君の方が体が薄い…

しかも…
ボブくらいまである金髪めちゃかき分けてる





全然好きじゃない感じ!🤗
事前に写真交換はしていたが雰囲気違う。





ホント目線が上から過ぎて申し訳ないけども
それでも
風邪ひいて初対面
挨拶も挨拶じゃないみたいな初対面
目も合わせられないシャイ系な初対面
思いの外小さめ初対面

焼肉屋に連れてってもらっても
あまりテンション上がらずで

ひとまず、頑張って楽しくなるように盛り上げてつつ
めちゃ食べた

初対面なのに、おかわりするくらい食べた。





お会計は、C君が支払ってくれた。

スマートでは無く
目の前でゴタゴタしながら支払っていた。


支払うタイミングで一声かけたのだが
「いいよ、俺が払うでしょココは。」
って事で、感謝を伝え、その場を少し離れようとしたら
財布がザザザザザァ〜と落ちてカードとか床にバサ〜ってなって
一緒に拾って現金で支払っていた。😂



とは言え
あまりにも咳が増えてきて、こりゃヤバいじゃん
ってなったので

「とりあえず今日は帰る方向で次回ゆっくりカフェでも行こうよ?」
って提案し、わたしの家の方へ向かった。



待ち合わせだったコンビニ到着
したら…



C君「もう少し一緒に居たいんだけど…でもダメだよね。」
みたいな事を言われたけど

「とりあえず、待ってて。」
と言い、わたしは一旦コンビニへ行き栄養ドリンクや風邪薬
家で食べれそうな軽食やウィーダーインゼリー系を買い
一人暮らしだったので…
焼肉屋ご馳走になったお礼も兼ねて、手渡した



C君「家まで来てよ〜看病して〜」



とか言い始め
もう無理と思いつつも、上手くなだめ
どうしたら、早くバイバイできるか悩みながら
ようやく離れるコトが出来た。





そもそも、初対面の女に風邪の看病させるって
どう言う事よ

会いたくて来てくれたのは嬉しいけども
それなら、風邪って言わずに頑張れよ
どうにか、乗り切れよ

身長ちゃんと記載してくれよ
誤差の方が萎える
ちゃんと書いてくれた方がイメージしやすい

だから、わたしは
ぽっちゃり超えてます、太めと思って下さい!
みたいなニュアンスでプロフ記載していた。

だってさ、ぽっちゃり…って
50kg後半くらいの事であって
60kg台はデブですからね、皆さん
(50kg後半でさえデブと言う輩も居ますから。)





で、ようやくバイバイ
特に楽しかった訳でも、つまらなかった訳でも無くて
それならスケート仲間とラーメン食べに行ってた方が楽しかった。

と思いながら家に帰ったら
運転中にも関わらず、めちゃLINE来ててビビりつつ
とにかく帰ったら寝るように伝え

ただいまコールが来て少し会話して寝た。





翌朝



やべぇ…




わたし、やべぇ事した…










C君の車に
マフラー忘れた。










このマフラー(ブランケットにもなる)お気に入りで
大切に使っていて
どうしても取り返したい。(言い方)


C君とのLINEは、とりあえず続いていたので
マフラーの件を伝えておいた。





で、この頃
気に入った男性の車や家に、敢えて忘れ物をすれば次も会える
と言う、恋テクみたいな物を見ていたのだ。







わたしは全然お気に入りじゃないメンズの車に
大切なマフラーを忘れてきた
わたしはアホなのかと

焼肉屋だから、臭いつくから、マフラーだけ車の中に置いて食べに行ったのだ…

アホなのかと思う。





C君が勘違いしないかな
また会いたいのか、あいつ?!みたく思われてるかもしれない…





このマフラーを取り返す為に
わたしは必死に連絡を繋げる

日に日にヒートアップする、C君の気持ち

日に日にクールダウンする、わたしの気持ち





C君からの誘いを上手く交わしつつ
女友達と遊ぶ日があったので
その日マフラーをC君宅近くまで取りに行く!と伝え
久々の再会になった。

わたしが運転する車は外車なんだけど
それを見て驚くC君


マフラーを渡したら、すぐバイバイしなきゃだから
なかなか渋って渡してこないC君

でも、ホントごめん
もう無理だからマフラーだけホントちょうだい
の、心の声が出そうになりつつ
上手く笑って会話して

C君「外寒いから早く車の中に入りな!」
と言ってくれて
ようやく解放


次も会いたい旨を伝えられOKして
やっとマフラーGET、疲労感すごかった。




そこから、C君は趣味のスノーボードに行く日が増えて
めちゃ写真を送って来る

友達と行ってる写真で
C君だけが、とても小さい




わたし、高身長が好きなんて事は一切無くて
岡村隆史のような小さな男性とも今まで何度か付き合って来ているので
全く抵抗は無い

だけど、プロフ記載とは全く違う事に違和感が強くて

どうしても、彼のスノーボードの写真の小ささしか目に入ってこず
何も返せなくなってしまっていた。

そもそも、わたしはスケートボードは好きだけど
スノーボードは苦手で
むしろ、スキーの方が得意なのだ。

スケートするなら一緒にスノーボード行こうと
耳にタコできるくらい言われ続け
日に日に返信せず、既読無視をするようになってきた、ある日





C君からLINEが来た…






C君LINE
「あれから何だか返信も無くて
俺じゃダメだっかな?
わりと切り替え早いから、もしダメならダメと言って!」





との内容を見て
こりゃハッキリさせないとダメなやつか…と思い





わたしLINE
「今まで返信しなくて、ごめんね。
うん、これ以上の関係はできそうも無いな。
色々ありがとうね。」

こんな感じの返信をしてから、ブロックして終わりました。





C君、あれから合う人と出会えたかな?

こんなわたしを好いてくれて嬉しかったけど
運転する時に、シートわりと倒し気味なのも何か嫌だったし
クロックス履いてたし
風邪で来て看病目的みたいなのも、どうかと思うし

でも、安全運転で車のセンスは悪く無かった。





幸あれ






どうしても返して欲しかった
大切なマフラー
今も韓国に持って来ています。






他にも婚活ネタがあるので
気が向いたら書こうと思います。








また書きます。