看護師さんが来たときに、
モニターに表れない痛みについて聞いたところ、

うまくとれてないのかな~

って、機械をつける位置を下の方に調整。

『痛みは下の方だけど、
張るときは上の方まで全体で張ってくるから。』

あたしのグラフはまだ波の高さ1/4程度。

痛みはどんどん強くなるのに、
まだまだこれからだって
気合い入れました!!


28日 0時

看護師さん『この分だと明け方には産まれるでしょう』

旦那さんは入院の手続きなどしてくれたんですが、
面会時間過ぎてるし、
一度帰って仮眠し、また朝来ることに。


…あたしそんな早く産まれそうなの!?
あとちょっとだ…!!


0時45分

痛みはどんどん増し、
ふーふーって息を出すように、
手はベッドを握りしめ耐える。


モニター見てると、
陣痛のおなかの張りはグラフにならないけど、
赤ちゃんの心音は一気に下がる。

で、また上がる。

そうゆうもんかなって、赤ちゃんの心音を励みにしてたら、

先生がやってきた。

『赤ちゃんの首にへその緒が巻き付いちゃってて、陣痛の度に苦しくなっています。
緊急帝王切開になるかもしれません。』


…やっぱ赤ちゃん苦しかったんだ。
そのあとも赤ちゃんの心音が下がる度に、
ごめんね、苦しいね、がんばろうねって思いながら、
それでも心音が励みで、
一緒にがんばってました。


陣痛は痛みを増して、
声を出したくなってきて、
『ふ~、う~』って唸ってると看護師さんが来た。

『声を出すといきむようになってしまうから、
声を出さないように。

そして、やっぱり赤ちゃん苦しいから、
酸素をつけましょう。

ゆっくり長く、
陣痛来たら赤ちゃんに酸素を送ってあげる気持ちで
乗り越えてください。』


内診すると子宮口は5cm。


先生『旦那さんはもうおうち着いちゃったかな?
連絡しましょう』

もちろんあたしが連絡じゃないけど、
もうすぐなんだって思いました。

陣痛の痛みは下の方に力を入れたくないのに、

手をグってして意識を上だけにしてるのに、
勝手に入ってしまう。

息も声に出さないように必死で
『ふ~、ヴ~』って赤ちゃんに酸素を送るようにする。


そんな状態が続き、、


1時半過ぎ、

ついに破水!!


厚めの水風船が弾けるように、
大量の水が出ていくのを感じました…


陣痛は続くし、
ナースコールは背中にあるし、
手を伸ばして探すとき、
初めて焦った…