私の方が経験が上だ、
威張り腐る大人。
あぐらをかいて、
いざと言う時に助けてくれない上の者に、
年功序列なんてなんの価値もないと思っていた。
そんな大人に感謝できる訳がないし、
関わりたくもない。
会社組織や家族、
共同体の中で経験した究極の怒り。
縦の繋がりに嫌気がさした。
今まで築き上げてきた日本のその体制は崩壊し、
自分より年下の実力ある若者が
トップに抜擢される構造は当然の結果だ。
歳をとったら大人しくしていればいい
とさえ思っていた。
そして同時に、
これから向かう自分の未来に絶望を感じ、
歳を重ねることに対して
大きなため息が漏れる。
本当にそれでいいのだろうか。
今日CoCo壱カレーのフランチャイズ運営を行う
(株)スカイスクレイパーの後継者の記事を
読んで思ったこと。
次期社長に抜擢されたのは
当時21歳の女性フリータースタッフ。
彼女は15歳の頃からアルバイトとしてCoCo壱に従事。
接客のスペシャリストの『スター』を
獲得してきたとのこと。
接客に喜びを感じ実直に
働き続けてきた彼女。
お客様に信頼され、
仲間に信頼され、
会社に信頼され、
きっと自分を疑わずに
まっすぐ生きてきたんだろうと、
大人である私は大切なことに気づかされる。
まだまだ若い22歳。
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一体お前は何年生きているのかよ💢
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も、もうすぐで54年です
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そのままでいいの?
それこそ
あぐらをかいていない?
下に越されたと拗ねるのではなく、
諦めるのではなく、
媚びるのでもなく、
もう一度自分の人生を彼女のように、
まっすぐに今を生きたい。
いつまでも、
働き続ける喜びを体現したい。
下のものに仕事を伝え、
盾になって下のものを守り助け支え、
日本の縦の年功序列の本当の姿を見たくなった。
いつか。
繋いで、
繋いでいく縦の構造を。
髙橋雅美
#あぐらをかく大人