既に一週間前の出来事ですが、男子が一番見応えがあって凄かった。
大ちゃんのフリー、最初の4回転は失敗してしまったけど、そのあとからの立ち直しにぐいぐい引き込まれました。
終盤まで速度の落ちないスケーティングに準備動作がほとんど無いまま跳ぶジャンプ。
ジャンプはリンクの幅を広く使って、リンク端で跳んでいくようなジャンプを見るのが好きなのですが、大ちゃんのはジャンプ動作はあっという間に行われて終わるので良く言えば無駄のない動き。
ロミオとジュリエットのプログラムも、大ちゃんは何かのストーリーに沿って表現するタイプではなく、スケーティングそのもので魅せていくタイプ(だと私は思っている)だからドラマチックテイストのものは合わない、と思っていたけれど、このスケーティングを生で見たら、そういうストーリーの人物とか何かに当てはめること自体が無意味だと思えたぐらい。それくらい凄くて今までのトップ選手とはまた違った圧倒さがありました。
本当に日本人で50年に一人というくらい。
トマーシュも良かったです。
フランス杯では一体どうしたのかというくらい不調だったのですが、日本では本領発揮ができて良かったです。
4回転も成功させてましたし。
シットスピンも頭をゴンゴンさせながら回っていて、プログラムのイメージに合わせた個性的な動きだと思いました。
もうフリーの衣装からして面白かったですが(笑)(勇名トラってなんじゃい)
ただ見た目のスケーティング(特にステップ)で大ちゃんと差が出てしまっていたかなという感じ。
でもスタオベ多かったです。わたしも大ちゃんとトマーシュにスタオベしました。
ショート(ブルース?)もフリー(中国拳法)も典型的なプログラムとは違っていて、もう彼独自の個性ですよね。
3位のスティーブン・キャリエール。テレビではよくわからなかったが、実際見ていたらスケーティングが本当によく滑っている!
スピンの動きの切り替えなどもキレがよくて、昨シーズンのジュニアで何故トップに走り続けていたのかがよくわかりました。
これで丁寧さと4回転が加わったら本当に恐ろしい選手になる!
そういえば彼の滑走の時に滑り終えて関係者席に座っていたチームメイトのアボット君が「スティーブン、GO!」って何回も叫んでました。しかも一人で叫んでいたから目立つこと(笑)
これがアメリカやカナダ、ヨーロッパの会場だったら観客も選手の名前呼びまくりで賑やかなのかな。
日本(韓国、中国も?)は本当に大人しすぎるんだと思います。
あと彼の名前の呼びはやっぱりスティーブンなんですね(前から囁かれていたのに)。
何故日本の一部ではステファン(ローマ字がそうだから?)になっているのかが謎・・・。
アボットもフリー良かったですね。本当にダンス(仕込みの動き)巧い。手の形もホールドを組んでいる風で。
個人的にはセルゲイ・ドブリン君が見れて良かったです。
ショートの時なんて「がんばれがんばれ」って呪文のように祈ってたし。
ジャンプを降りた時に手を上げるポーズ、復活していて嬉しかった。
スピンも速くなっていた!し、4回転トゥループも成功で安定していた。ちょっと終盤にかけてスピード不足かなとは思ったけど。
ジャンプのランディングもちょっと危なっかしい。エッジが氷に深くつき刺さるようになれば綺麗な円を描くような着水になるんだろうけど。それは足首の筋肉の問題なのかもしれない。
フリーはゾロを見れるだけでも嬉しいと思って、動きを目に焼き付けてました。
ゾロはエヴァン・ライサチェックも今シーズンのショートに使っているけれど、私はどちらのゾロも気に入っていて比べることなんてできない。それぞれが独自の演技になっていると思うから。
キスクラの笑顔も可愛かった!本当に彼に関しては見れただけでも満足。
昨シーズンはフランス大会ではフリーで4回転サルコーを2回跳ぶ快挙を成し遂げたのに、その後がうまくいかなくてヨーロッパ選手権のショート放送(フリーは無かった・・・)なんて痛々しくて。
今季のスケアメでも最初はエントリーされていたのにわけのわからん欠場にされてたり(連盟が)と、NHK杯も来てくれるのかと心配だったのですが、今回元気そうでほっとしました。
彼のことは一般的にはあまり認知されてないと思いますが、私にとってはジュニアから知っていて気にかけている選手なのです。そのことはまた今度。
そういえば今季の世界選手権のロシア枠は1枠になったんだった・・・と思い出したり。厳しいなー。
GPSのロシア勢を見てみるとヴォロノフが一番安定していたかなと(4回転は無かったですが)。決め付けるのも何なのですが。
ヨロ選のロシア枠は2枠なのでしょうか。世界選手権以外の大会の国枠の設定がよくわからない。
ドブリン君出れるといいなぁ。