不動産の購入をお考えの方は是非とも気にして頂きたい金利についてのお話をさせて頂きます。
どうやったら銀行と金利交渉をできるか?

 


①他の銀行の金利を出してみる
②現金があることを匂わせる
 

 

まず①についてですが、これをやるのは当然だと思います。
家電製品を電気屋さんで購入するときも他の電気屋さんだと〇〇円で売っていたなどと
販売担当の方に伝えると、それより安くして頂けたりするものですよね。
銀行も同じで、何とか自分の銀行で借りてもらえるように他行よりも低い金利を提案してきます。

 

仮にそのような交渉した結果、他の銀行の金利よりも0.1%だけ安くしますと言ってきた場合、どれだけ総返済額が変わってくるのか調べてみました。
 

 

例えば、4000万円の物件を固定金利1.5%で35年のローンを組む場合と固定金利1.4%で35年のローンを組む場合の総返済額を調べるとたった0.1%違うだけで約80万円ほど違ってきたりします。

 

 

他の銀行の金利を出しただけで80万円ほど変わってくるので、あれば交渉するに越したことはありませんね。
 

 

次に②の現金があることを匂わせることも大事です。
こちらに関しては出来る方は限られてしまうと思いますが、例えば現金を2000万円ほど保有していた場合、金利を下げないと繰り上げ返済をしてしまうようなことをお話ししてみます。

 


すると、銀行も繰り上げ返済をされてしまうと困るので、金利を下げようとしてきます。
資金的に余裕がある方は強気でいけますね。
※繰り上げ返済をする際は銀行によって手数料をいくらか取られる場合があるので、ご注意ください

 


①と②を駆使して交渉できた結果、0.2%低く融資を受けれたとしたら約160万円ほど総返済額が変わってくるので大きく違ってきます。
 

 

不動産は大きな買い物です。ちょっとした手間を掛けるだけでこれだけ金額が変わる可能性があるのであれば、やってみてはいかがでしょうか。

樋口祐樹