村岡桃佳選手

 

金メダル

おめでとうございます!

 

個人で

金メダルラッシュ!

 

 

 

 

 

 

 

村岡桃佳 金メダル 冬のパラ日本最多通算4個目 女子大回転

 

 

 

 

 

北京パラリンピックのアルペンスキー、女子大回転の座って滑るクラスで、村岡桃佳選手が金メダルを獲得しました。


村岡選手はこの種目、2大会連続の金で、今大会は滑降とスーパー大回転に続いて3個目の金メダルです。

 

 

大回転は標高差およそ360メートルの斜面を滑り降るスピードと小刻みなターン技術が求められ、選手は2回滑り、障害の程度に応じて係数をかけたタイムの合計で競いました。



前回ピョンチャン大会でこの種目で金メダルを獲得した村岡選手は1回目、正確なターンでスピードに乗り、1分1秒76のタイムで2位につけてトップの中国の選手とはおよそ1秒の差で2回目に進みました。


そして2回目、ほかの選手がタイムを落とした中、村岡選手は序盤からリズムよく滑って1回目より1秒以上速いタイムでフィニッシュしました。

合計タイムは2分2秒27で、2位の選手に7秒以上の大差をつけ、逆転で金メダルを獲得しました。

 


村岡選手はこの種目、2大会連続の金で、今大会は滑降とスーパー大回転に続いて3個目の金メダルです。



銀メダルは、中国の劉思トウ選手、銅メダルは中国の張ブン静選手でした。

 

 

「動きはすごくよかったので手応えもあった」

村岡選手は

「前回金メダルをとった種目なのでプレッシャーもあったが、それ以上に絶対に金メダルをとりたい気持ちがすごく強かったので1番うれしい」

と喜びを語りました。

 

2回目で大差をつけて逆転したことについては

「いつものターンを出して最後まで滑ることができれば絶対に勝てるという自信があった。とにかく体を倒して板に乗ることだけを考えた。動きはすごくよかったので、手応えもあった」

と振り返りました。

 

12日に行われる最後の種目の回転に向けては

「とにかく自分らしく楽しく滑りたい」

と笑顔で話していました。

 

 

通算4個目の金メダル 冬のパラでは日本単独最多に

村岡選手は、今大会3個目の金メダル獲得で、前回ピョンチャン大会の大回転と合わせて、パラリンピック通算の金メダルの数を4個としました。


日本選手で、これまで冬の大会で金メダルを3個獲得していたのは村岡選手のほかにアルペンスキーの狩野亮選手やクロスカントリーの新田佳浩選手など4人がいましたが、これで村岡選手が単独で最多となりました。


夏のパラリンピックでは、競泳の成田真由美選手が日本選手で最多15個の金メダルを獲得しています。