パラリンピック アルペン 小池岳太が14位 男子大回転
北京パラリンピックのアルペンスキー、男子大回転の立って滑るクラスで5大会連続出場の小池岳太選手が14位でした。
大回転は小刻みなターン技術とスピードの両方が求められる種目で選手は2回滑り、障害の程度に応じて係数をかけたタイムの合計で競いました。
立って滑るクラスには日本から3人が出場し、5大会連続出場の小池選手は1回目、2回目ともに14位で合計タイムも2分4秒05で14位でした。
また初出場の青木大和選手は2分18秒43で30位、2大会ぶり出場の東海将彦選手は2分18秒70で31位でした。
金メダルはフィンランドのサンテリ・キーベリ選手でした。
小池「チャレンジ続けたい」
小池岳太選手は
「コーチたちに教えてもらったことをしっかりぶつけていこうと積極的な気持ちで攻めた。自分の課題を克服するためにこれからもチャレンジを続けていきたい」
と話していました。
青木「完走できたことがうれしい」
9日が28歳の誕生日だった青木大和選手は
「いろんな選手たちに祝ってもらい高揚感を持ってレースを迎えられた。最後の最後で出場権をつかんでこの舞台に立っていることを本当にうれしく思う。2本とも完走できたことがうれしい」と笑顔で話していました。
最後の種目、回転に向けては
「自分らしく攻めていい滑りを皆さんにお見せしたい」
と意気込んでいました。
東海「エッジの調整がうまくいかなかった」
東海将彦選手は
「体が動いて調子はよかったけれど、コースの上と下で雪質が変わっていてエッジの調整がうまくいかなかった」
と振り返っていました。
最後の種目の回転に向けては
「自分の持っている力をすべて出し切って完全燃焼できるように最後の最後まで頑張りたい」
と意気込んでいました。