村岡桃佳選手

 

金メダル

おめでとうございます!

 

メダル1号が金メダル

というのも嬉しいですね

 

 

 

 

 

 

 

北京パラ 村岡桃佳が金 アルペンスキー滑降 日本最初のメダル

 

 

 

 

 

北京パラリンピック、アルペンスキー女子滑降の座って滑るクラスで、村岡桃佳選手が金メダルを獲得しました。

 

村岡選手は2大会連続のメダル獲得で、今大会、日本にとって最初のメダルとなりました。

 

 

アルペンスキーの最初の種目、女子滑降は標高差645メートル、およそ2キロの長さのコースを一気に滑り降り、障害の程度に応じた係数をかけたタイムで争われました。

座って滑るクラスは専用のいすに1本のスキーを装着した「チェアスキー」で滑り、25歳の村岡選手は前回大会の銀メダルに続くメダル獲得を目指しました。


出場した7人のうち、2番目に滑った村岡選手は、東京パラリンピックで陸上に出場したことで強化された体幹をいかした正確なターンを刻み、1分29秒77のタイムで金メダルを獲得しました。


村岡選手は2大会連続のメダル獲得で、今大会日本にとって最初のメダルとなりました。

また、レースは出場した7人のうち4人が途中で転倒するなどして棄権する展開となり、銀メダルはドイツのアナ レーナ・フォルスター選手、銅メダルは中国の劉思トウとう選手でした。

 

「滑っていてとても気持ちよかった」

村岡選手は「前回はメダルを取りたいという思いで臨み、実際に銀メダルが取れてうれしかったが、今回の3日間のトレーニングの中で自分がステップアップしていることを感じ、どうしても金メダルが取りたかった」と振り返りました。


そして「絶対いけると思い自信を持って滑り出すことができたし、滑っていてもいい調子だと思えた。滑っていてとても気持ちよかった」と振り返りました。


また日本選手団の主将としての立場を踏まえ「自分が金メダルを獲得することで日本チームに勢いがつけられてうれしい」と話していました。

 

3年ぶりの滑降への出場で見事に金メダル

村岡選手は前回のピョンチャン大会でも滑降で銀メダルを獲得していますが、時速100キロ以上で滑りアルペンスキーでもっともスピードが出るこの種目は「いつになっても、スタート前は泣きそうになるくらい緊張する」と言います。

前回大会以降は、自国開催の東京パラリンピック出場を目指して陸上に専念したため、本格的にスキーの練習を再開したのは東京大会後の去年10月でした。

 

 

新型コロナウイルスの影響でことし1月の世界選手権の出場を見送ったため滑降のレースにおよそ3年間、出ないままパラリンピックを迎えました。

 


急斜面を高速で滑り降り1つ間違えば大けがをするリスクと隣り合わせのこの種目にいわばぶっつけ本番で臨む異例の事態で、会場で今月1日に行われた最初の公式練習ではコース中盤で転倒しました。

それでも徐々に改善を重ねてみずからの誕生日だった3日の最後の公式練習では出場選手中トップのタイムを出し、本番でも恐怖心と戦いながらスピード感あふれる滑りを見せておよそ3年ぶりの滑降で見事金メダルに輝きました。



この大会の目標に掲げた「メダル獲得」を達成した村岡選手。

 

6日は前回大会で銅メダルに輝いたスーパー大回転に出場します。