前回の続きです。
1週間ほぼ休んだ週末は三連休で、一ヶ月前から申し込んであった青少年キャンプがありました。
キャンプは年一回、学校は関係ない外部のもので、小学校高学年から中学生までの他学年が集うものです。
小6から参加しているので勝手もわかっていますし、常連の顔ぶれもいます。
参加メンバーが仲良くなるプログラムも用意されていますし、学校とは違うメンバーの中での一期一会も、自然の中での非日常も、よいタイミングだと思いました。
案の定、キラキラした表情で帰ってきました✨小学生たちの幼さや可愛さ、面白さを語ってくれました。中学生はみな班長をやったそうで、高校まで続けて今度はリーダーもやりたいそうです。
さて、キャンプに行く前の金曜日は、担任からまた連絡が入りました。
今度は、「学年主任が話したい」
先生たちは、「私は、あなたの話が聞きたい」というIメッセージで、学校に行くきっかけを作って下さってるのかなぁとおもいました。
それともう一つ。
「部活の大会が近いので、出欠が締め切り間近です。連絡が子供たちから入りますから、本人たちに任せておいてください。」
そうか、こちらから言っては行けないのね
でも連絡はパソコンからなので、見逃さないようパソコンだけは見るように促し、部長の子からのメッセージを発見したもよう。
さすが部長!
私のことまで忘れずに気を配れてる
忘れられずにいたことが嬉しかったらしく、また、部活が大好きなので、キャンプ出発前に「参加」に返事したようです。
キャンプから帰宅したあと、現実に引き戻されれたようで、また「行きたくない…」がはじまりましたが、
もう充分休んだよね?!
いくらストレスが溜まっていたからといっても、1週間経ったし、キャンプにも行った。
キャンプ(遊び)は行けて、
学校は行けないのはオカシイよね?!
問題があるなら
行かなきゃ解決しないって先生も言ってたし、
私たちもそう思う。
そろそろ勉強も遅れるし、内申にも響く。
仲良しの子も、
あなたがいないのが普通になってしまうよ。
いい加減行ってほしい。
と伝えたところ、
長女から、
…うん、明日は行く。
試合で組む子にもわるいし、明日から行く
あ、しまった!でも部活ないや。
今日から部活休止期間だった
次の日から自分で学校に行ってくれました
短期で復活できたのは、
- 登校拒否中、父親に連れられて一度顔を出し、一番仲良しの友達と話せた(違うクラスなのに欠席に気付いてくれていた←嬉しかったらしい)
- また、その時先生とも話せた。先生は「会って話がしたい」と告げることで、学校に来る口実を作ってくれていた。担任=部活の顧問でもあり、長女は担任が大好きである。
- 外部キャンプでリフレッシュできた。=心の元気を取り戻した。
- 部活が元々好き。部長が忘れずに連絡をくれたことが嬉しかった。部活は担任が顧問。大会という新たな動機も発生。
長女の場合は、本人にも確認しましたが、午前は体がだるくて…といった身体の障害ではなくって。
イジメなどはなく、仲の良い友達もいる。ただ、自分が嫌われているのもわかる。さりげなく避けられたり愛想笑いでかわされるのが辛くなった、とのことでした。- 学校に「好き」がある。担任が好き、部活が好き(同じ内容の習い事もしているが、最初の1週間は習い事にさえ行く元気がなかった)、大好きな親友がいる。
- 学校以外にも居場所がある。(心を取り戻せる場所がある)
- 家は休める場所ではあるが、逃げ場ではない(あくまで持論ですが、家が居心地良すぎるのもいけないような気がして。何もしなくても三食昼寝つき、インターネットで心を紛らわせられるような環境は作らないほうがよいと考えた。)
- ぶつかる時はぶつかった。こちらの意見、考えを伝えた。腫れ物に触るような対応はしない。もちろん傾聴、受け入れもする。
- 過干渉すぎない。先生の伝言を守った。