娘の本棚から拝借。
人気の廣嶋玲子さん。
一年の寿命と引き換えに、大切なものを十年間、時の魔法でそのままの姿で預かってくれるお店。
モノに込められた思いに心が癒される。
子供の頃は、もっと物を長く、
大切にしていた気がする。
私の両親はとくに昔から物を大事にする人だったので、実家には祖父母の代から使っているぜんまい式の壁掛け時計や、昭和40年代頃の鏡面台が今でも残っている。
令和の今は、そのきになれば価格も安くひととおり買えてしまうが、物を増やさないようエコな生活を心掛けている結果、モノに対して良い意味の執着がない。。
だから十年屋を読んでいると、
懐かしい気持ちになれる。
さらに、善意は幸福に悪意は不幸になる、道理の通る世界設定で、毒になるような現実の理不尽さはない(しかも児童書のせいかハッピーエンドの話が多い)。
寝る前にゆっくり1日1話、
落ちついて読むのが習慣です📖