ここは日本?   10月21日 | 世界1周どうでしょうクラシック

ここは日本?   10月21日

朝、無料のパンとコーヒー食べとったら、
パソコンをしてる男性に声をかけられた。


「キャン ユ スピーク イングリッシュ?」


「ア リトル」見栄をはってしまった・・・。


「キャン ユ ユース ワード?」


再び「ア リトル」これはほんま。


話を聞くも英語よりもパソコンの操作が
高次元で分れへん。
もしくは聞きとれてへんだけなんかも・・・。

このやりとりで予定より出発が遅くなってしもうた。

さあ今日からソウル中心に楽しむで~。
先ずは近郊の「江華島」。
世界遺産のある島へレッツゴー!!



世界遺産「江華支石墓」


ソウルの新村バスターミナルから約2時間。
江華島バスターミナルから市内バスで10分。
これが本来のルートやけど、
日本を旅してるころから現地についてからは、
歩いて周る習慣(癖)がある(要は節約)。
江華島のバスターミナルから歩いて行く事にした。
約6キロ、1時間かからないくらいで到着。


韓国中の歴史的価値のある「支石墓」が世界遺産であり、
ここ以外にも韓国南部の、
和順(後日行く予定)、高敝も含めて
ひとつの世界遺産や。
その中でひとつの規模が大きいんが、
ここの特徴なんだとか。


元・旅行営業マンの「世界遺産制覇日記」-江華支石墓
※世界遺産と記念撮影

  奈良の石舞台みたいやった


昔の人はどうやってこれを造ったんやろ?
と見て疑問にそして凄いと思ったが、
造り方は意外と簡単やった。


1、最初に支える2本の石を少し埋めて立てる
2、それに土をかぶせて山のようにする
3、載せる石を土をかぶせた山の上へ
  丸太を車輪がわりにして運ぶ
4、かぶせた土をどけて完成


なるほど。昔の人はちゃんと考えてんねんなと
一人感心しとった。



その他にも「江華島」は日本との
明治時代の開国関係の遺跡など見所満載やけど、

時間も無いんで(ほんなら歩くな!)、ソウルへ戻る。
往復約4時間して観光したのは2箇所(観光時間は20分くらい)。
めっちゃもったいないが、
これからの世界一周、全てみるのは不可能に近い。
こういう選択も今のうちに慣れておかなあかん。



世界遺産「宗廟」


ソウル市内の2箇所ある内のひとつ。
李朝の王家の先祖を祀った霊廟で、
「東洋のパステノン」と呼ばれとるらしいんやけど、
ほんまに呼び名に負けへん素晴らしさ!
門をくぐると一面石畳の奥に赤い霊廟が
建ってる様は圧巻の景観や!
まるでタイムスリップしたような錯覚に陥ったわ。
ほんまに来て良かった・・・。
しばらくぼっと眺めてしもうた。

元・旅行営業マンの「世界遺産制覇日記」-宗廟
※世界遺産と記念撮影

 ドラゴンボールの天下一武道会の会場みたいや!


ソウルには昔から残る王宮を5宮と呼んどって、
世界遺産2つを含んでます。
今日はその他、「昌慶宮」と
唯一夜も開いとる「徳寿宮」の2箇所へ。
両方ともほんまに最高やった。
大都会にこれだけのものが、
残ってるんもまたすごい。


そして、今日の夕食は「石焼ビビンバ」の名店へ
ソウル一の繁華街「明洞」にあるのだ。
今までいろんな日本の焼肉屋で食べてきたけど一番や。
かかってるタレが格別やし、具の豊富さ。
いろんな野菜の食感が楽しめて、ほんま最高!


元・旅行営業マンの「世界遺産制覇日記」-石焼ビビンバ
※韓国と言えばこれかな?

元・旅行営業マンの「世界遺産制覇日記」-長いソフトクリーム
※ソウルで有名な長いソフトクリーム

  岩手の花巻のデパートのも長いで!

  まだあるんかな?



その後、街を散策したんやけど、
その辺から日本語が聞こえてくる。
韓国人より日本人のほうが多いんちゃうか?
そう言えば「宗廟」も日本のツアー客ばかりやった。
まだまだ韓国ブームは続いてんねんな・・・。



そして宿に帰って、昨日勉強した内のひとつ、
宿の予約満を避けるため、今週の土曜から3泊、
済州島の宿を予約。OKやった。
しかも日本語対応。


その後、ブログを編集しとったら、
ベルギー人のおじさんに話かけられ、
色々と情報を教えてもらった。
もちろん英語やから詳細は分からへんかったけど、
済州、明日行くDMZ、その他、世間話など・・・。



今日は宿の中で、2人に英語で話し掛けられた。
聞き取りは少しは出来るんやけど、
返す言葉がすぐに出てこうへん・・・。
ほんまに話せるようになりたいし、勉強せなあかん。
もっと学生のころやれば良かったと、また後悔。


宿は英語、ハングル語やけど「明洞」に行けば、
日本語、日本人ばかり!ここは日本なんやろか?
不景気なんやから、国内に金落とさなあかんで!

人のこと言えへんか・・・。