これまでたくさんの経営者と関わってきて、共通して感じることがあります。
それは、とにかく決断が速いということです。
例えば、「こんなことを一緒にやってみたいね」という話になったとします。
多くの人は、
「今度時間がある時に決めよう。」
「また落ち着いたら話そう。」
というように、その場では結論を出さず、曖昧なまま終わってしまいます。
しかし、経営者は違います。
「じゃあ来週の火曜日に打ち合わせしよう。」
「○日の何時なら空いてる?」
というように、次の行動をその場で決めてしまいます。
決断が速いから行動も速い。
行動が速いから結果も早く出る。
もちろん、すべての決断が正解とは限りません。
それでも、決めずに時間だけが過ぎていくより、決めて動き、必要なら修正するほうが前に進めます。
私は、この違いは「優先順位」がはっきりしているからだと思っています。
自分にとって何が大切なのか。
何に時間を使い、何を後回しにするのか。
その基準が明確だから、迷う時間が少ないのです。
経営とは、毎日の決断の積み重ねです。
だからこそ、決断が遅ければチャンスも逃げてしまいます。
人生も同じではないでしょうか。
「いつかやろう。」
「もう少し考えてから。」
そうしている間にも時間は過ぎていきます。
反対に、
「いつやるのか。」
「誰とやるのか。」
「次に何をするのか。」
これをその場で決めるだけで、人生は大きく動き始めます。
人生は、決断した方向へ進んでいきます。
経営者は特別な能力を持っているから成功しているのではなく、決断することを先延ばしにしない習慣を持っているのです。
もし人生をもっと思い通りにしたいなら、まずは「決めること」を後回しにしないこと。
その小さな習慣が、未来を大きく変えていくのだと思います。