もうすっかり冬だなと思うのは、まだ17時なのに真っ暗な外を見た時だったり、街がハロウィンからクリスマスモードに切り替わった時だったり、出かける時にドアを開けた瞬間凍えそうな冷たい空気が家に入ってきた時だったり。
 
そしてなにより、ああ、もうあと数週間で公演だなという焦りを感じた時だったり。
 
去年も、この時期、コートにマフラーで寒さに凍えながら、不安と焦りでいっぱいになりながら、真っ暗な施設の前で全集してたな。冬だなと思うとそういうFreeDの景色を思わず思い出してしまう。
 
夏を思い出そうとすると、暑さで汗だくになりながら1日に何個も施設を梯子する去年や一昨年のDNの時期が浮かぶ。DNの振りも公演の振りも一気に入っていっぱいいっぱいになりながら、施設遠すぎるよおなんて不満をぶつくさ言って荷物いっぱいに炎天下を歩くあの瞬間が夏の景色だったみたい。
 
街で流れてる曲がなんとなく聞き覚えがあって、なんだっけTiktok?とか考えると、大抵、ああ、あのMで使っていた曲かと思い出す。ここのメロディー、こんな振りだったなって頭ではいい感じに思い浮かぶのに、いざ体を動かしてやろうとすると再現できない。
 
曜日感覚はM練で保っているから今日はりちゃMの曜日だなと思う。本番に近づいてどんどん減っていく練習回数は、月が変わる度に破り捨てて12月には1枚になっているカレンダーみたいだなと思う。
 
これまで地図が読めなかった私は、駅徒歩15分の施設をランダムに毎週訪ねることで地図を読めるようになった。北口が駅の北についていると気づいた時は最高のライフハックだなと思った(みんなに当たり前だと馬鹿にされたけど)。
 
 深夜の4時くらいの家族が寝静まった真っ暗なリビングを見ると、ああ毎日こんな時間に音楽を聴きながら暗闇でストレッチをしていたなと懐かしくなる。その時聴いていた曲のゆっくりなメロディーは、今でも聞くだけで全身がほぐれるような感じがする。
 
もうすっかり冬になったな。もうあとちょっとで公演なんだな。もう引退なんだな。
 
曜日も、地図も、家の部屋も、音楽も季節も、なにを感じるにもFreeDがついて回るようになっちゃったのに。もう引退らしい。

 
1.テキトー新入生

正直入部は本当にテキトーだった。大学でダンスをやろうと思ったのは、中高の時にステージで踊っている同級生たちを見て、すごくキラキラしていて、一生舞台からの景色を知らないまま観客席から見ているのはなんだか悔しい気がしたからだった。とにかくステージでキラキラしたい!という浅い願望しかなかったので、ダンスのこともよく分からずとりあえず東大のダンスサークルを調べて初めて出てきたWISHの体験に行った。体験練はすごく楽しかったのでそのまま早速WISHに入サーし、無事部員となった。一緒にWISHの体験に行った高校同期に、「私はFreeDに入ることにした!抽選らしいけど!だからWISHは入らないんだ、ごめんね!」と言われて、へえFreeDっていうサークルもあるんだなとその時に知った。その後色々な友達と話していると、どうやら周りのダンスサークルに入りたいと言ってる友達はみんなFreeDに入るらしく、なんだ、FreeDってそんなに人気なら良いサークルなのかなとミーハー心で気になり始めた。そういえば上クラにFreeDの人が2人いたなと思い、上クラ紹介文を見返しながらFreeDの2年生の早紀さんという人に連絡してみた。早紀さん、FreeDって良いですか?と聞いてみるとどうやら良いサークルらしいことが丁寧な文で返ってきた。そこでFreeDに気持ちが傾き、運試しの気持ちで抽選に申し込んでみることにした。オンライン体験練は寝ぶっちしたにもかかわらず、入サー希望フォームで体験練に2回参加したことにしました。卑怯すぎる。本当にごめんなさい。今からでも萌子の裁量次第で入サー取り消しでしょうか。もうすぐ引退なのでどうか許してください。
そんなこんなで抽選結果発表日も大して意識もせず昼ごろ起きると高校同期グルに「FreeD落ちた」「わたしも」「わたしも落ちた」とたくさん通知が来ていた。そっか今日FreeDの発表日なのか、みんな落ちてるみたいだしどうせ私も、、。
 
あれ、なんか入部できてる。
 
こういう謎なところで運を発揮してしまう私は、私にFreeDの存在を教えてくれた子さえも押し退けて謎に入部を決定してしまった。本当にラッキー人生ですね。
 
今振り返ると本当に、たまたまFreeDを知って、運良く入部できたこのラッキーさが当時思った何十倍も身に染みて感じる。
 
2.ビギナーズショック

 しかしこの頃のテキトーすぎる私は大した熱意もなくダンスの知識も経験もなく、FreeDに入部してしまった。そのため最初にいろいろ用意してくださった体験会やチャレンジ、レクのなににも参加せず、本当に申し訳ないことに新歓ライブの日程すら知らずにバイトを入れてしまい行けなかった。気づくとMプレゼンというよく分からないのがいつのまにか始まっていて、どうやらどのM?とかいうのに参加するのかを決めて提出しなければいけないらしい。しかもダンスは1種類ではなくジャンルというのがあるらしく違いも分からないしなににすればいいのかも全く分からない!まずはDNを決めようと資料を見ていると、私にFreeDの良さを教えてくれた上クラの早紀さんが作っているMがあった。しかも振り動画がなんか超かっこいい!早速それで提出した。続いて公演。プレゼン資料を見て、一番優しそうな文章が書いてあるところに決定。あとJazzダンスサークルらしいのでJazzっていうジャンルをやった方がいいぽいし。
 
 そんなこんなで1年生はDNゆぅみもM(girls),公演みゆまつM(jazz),OP(girls)に出ることが決定しました。ちなみにこの時あだ名というのをフォームに書かなきゃいけなかったので、よく分からない私は本名のあすかのまま提出した。後から聞くには、オンラインであだ名を決める会があったらしい。なので今も勝手にあすかを名乗っているだけで正式なあだ名じゃないです。もし歴代であすかという方がいたら剥奪されるのではと今も怯えながら生きています。
 
 DNゆぅみもMは私にとって本当に本当に大事な思い出深いMです。上クラの早紀さんこと21期のみもりささんが作っているということで安心する気持ちもありました。ゆぅみもM22期唯一のガチ初心者で右も左も分からずオロオロしてた私に、もう1人のM責のゆぅみんさんは、最初の練習で「えーー初心者なの?振り覚え早いね!センスあるよ!」と優しすぎる言葉をかけてくれました。その時それを聞いた私は、えへへ実はセンスあるのかななんて慢心していましたが、今見返すと、まだその辺の小学生Tiktoker方が上手いくらい信じられないほど下手くそでした。あの時は優しさで褒め言葉を振り絞ってくださってありがとうございます。ここでM責の二人に出会えたこと、girlsに出会えたことは本当に奇跡です。
そして、ここではういちゃん、みおり、まゆんとも初対面を果たしました。3人ともすごく上手な中、1人だけアイソレどころかストレッチすらまともに出来ない状況で本当に情けなかったけど、3人が「難しいよねえ」とか同じ立場(?)で話してくれてなんて良い人たちなんだろうと思ったのを今でも覚えてる。ここで3人に出会えて本当に良かった。
何も考えずに流れでテキトーに選んだgirlsだったけど、ここでもきっと運を発揮していたようで、これは運命の出会いだったなと思う。
 
 一方で公演みゆまつMは本当にしんどかったです。もちろん楽しかったけど。まず基礎練の意味わからなすぎる。まずJazzダンスが何かすら知らない中で謎の言語が飛び交う。プリエ?1番?ジャズハン?シネ?(シェネです)ポイント?アームス?どうやって文字おこしされるのかもわからない謎の用語達を見よう見まねで頑張る。先輩は優しく教えてくださるが、ここはこう、ここはもっとこっちでこれはもうすこしこうなんだ、そうそうそう、あっえっとねでもここはちょっともうちょい内側に捻って、あ腕のことを気にすると反り腰が、、、、、、、????????脳みそひとつしかないです、助けてください。なんでみんなそんな100個くらい気にしなければいけないことを平然とできるんだろう。しかもDNと公演の練習が同時に始まったため、DNのgirlsの練習では尻を出せと言われ、公演練のjazzでは尻を引っ込めろと言われ、そんなにお尻は自由自在に出したり引っ込めたりできないよ!と大混乱していました。練習に行く度に落ち込むを超えて絶望と無力感。シェネの時にいつも流れる曲は曲名すら知らないがトラウマ化し聞くだけでぞっとして鳥肌がたつパブロフの犬状態。それでも本当に先輩も同期もみんなみんな優しくて、なんとか退部せずに頑張れました。みゆほさんとまつかなさんは私がjazzを、ダンスを好きでいられた恩人です。2年M責という大変な中私みたいなお荷物にも優しくしてくださって心から感謝です。おかげで公演当日には下手なりに気持ちよく自信をもって踊れました。ダンスって楽しいんだなと知れたのはみゆまつMのおかげです。
 
 実は1年生まではあまりに自分が下手すぎて、ダンスサークル所属を名乗るのが恥ずかしく、公演の宣伝すらできず、ノルチケも家族に渡した分以外誰にも渡せず、家で眠らせていました。どこを見渡しても誰よりも下手くそで、この差は一生埋められないんだろうなと思っていました。
そんな無力感と希望の持てない未来から、公演前までは、この公演が終わったら退部しようと思っていました。気が変わったのはまさに公演を見たからであり、一つは公演自体に感動したこと、そしてもう一つは公演を終えて引退をしようとする20期さんたちの姿に感動したことです。公演が無事閉幕をした時、20期さんは泣いていたり、清々しそうだったり、とにかく全員「やりきった」という顔でキラキラ輝いていました。それを見て、先輩たちはいったいどれだけの熱と時間をFreeDに費やしたのだろう。せっかく始めたのだから私もこんな顔で引退したいな、と感じるようになった。
 
3.ダンスサークル所属
 ダンスサークル所属を下手さのあまり名乗れなかった私が、ダンスサークルを名乗れるようになって、自分が出る舞台を宣伝するようになったのは、2年生の新歓期を経てだった。
 
 公演を経て、やる気というか、上手くならないとやばいという焦り、どうにかして上手くなってやるという戦意が芽生えた私は、新歓ではOPも合わせて5M[みもかM(girls),まつだM(jazz),ななみんM(jazz),ちゃそM(girls,1年M),OP(girls)]出ることを決めます。新歓のMを決めるあたりから主ジャンをgirlsにしようと決めました。というか、主ジャンをgirlsだと言えるようになろう、と決意しました。Mメンバー発表日に、「こんなにMに出たのに新歓終わっても下手なままだったらもうダンス向いてないから辞めるわ」と冗談混じりに宣言したのを覚えています。
新歓期は大変だったようでそれを超えるほど本当に本当に楽しかった。「うまくなったね」と言われるようになった。良い位置に置いてもらえることが増えた。ちゃその2人がすごく丁寧に教えてくれて褒めてくれたのも本当に励みになった。ななみんさんに「あすかの踊り方がよかったからセンターにしたんだよ」と言われた時は本当に衝撃が走った。うまくなったねと変化を褒められることはあったけど、踊り自体を評価されることが初めてで、ダンスをする資格が自分にもあるんだと初めて思えた。ありがとうございます。新歓は私の中で大きな転機だったし、全ての瞬間がキラキラした大切な思い出です。
 
4.レシピなしで肉じゃが作れる?
 さてそんな新歓ライブの当日、終幕後にホールを片付けしているとまゆんに話しかけられて衝撃的なことを言われた。「あすか、DN一緒に作らない?」
 
いやいやいや無理だよさすがに。
と真っ先に思った。DNはもう作る人が決まっていると思っていたので完全に他人事で、数日前にちょうど、M責なんて一生やることがない、やるとしてもいつか上手くなったら、10年後かな、20年後かななんて冗談で言っていたので晴天の霹靂だった。絶対に無理だと思った。私はやっとこさダンスサークル所属を言えるようになったレベルで、振りなんて上げた手を下げるとかしか思い浮かばないし、レシピを見ないで肉じゃがを作るようなものだよと。
でも、まゆんが私なんかを選んでくれたことが嬉しかった。ここがチャンスなのかなと思った。みもりささんに相談したら、絶対に出る!あすかとまゆんなんてアツすぎる!と言われて、なんだかできるような気がして震えながらフォームを出した。
決めたものの、まだまともに踊る事すらできないのに、振りなんて1mmも湧いてこず、一晩中考えては1エイトも振りができない日々を過ごした。インスタでダンスアカウントを作ってダンサーを片っ端からフォローして、たくさんのナンバーやレッスンを見た。そしてやっとできた振りを母親に披露したところ「なにやってるのかよく分からなかった。」と言われた時は絶対に自分がやるべきじゃなかったと思った。
 でも貴重な時間を削って出てくれる人を思ったら、頑張らなきゃと思ってなんとか作り上げた。練習の度にまゆんの振りと比べては引け目を感じて、自分の振り構成全部がダサい気がしてきて最後の最後まで不安だったけど、ところどころでMメンバーに褒めてもらえたり、なによりまゆんがいつも優しい言葉をかけてくれてすごく救われた。本当に宝物のような思い出です。3バミリまでしかなかったのも逆に味で懐かしい。M責を経てダンサーさんの動画やnumberをたくさん見るようになったし、上手くなりたいという欲が出るようになった。本当に良い転機だったなと思う。まゆん、出てくれた人たちありがとう。
 この時期は念願のDNOPにも出られて、駒場際のフィナーレも雨でびしょびしょになったけど素敵な思い出になった。個人的に学祭のフィナーレ大好きなので(みんなあまり好きじゃないらしいけど)これからもFreeDに出演し続けてほしいなと個人的に思う。
 
5.残り1年
 2年生の公演はOP(girls,jazz)の他にゆぅみもM(girls)とやえまつM(jazz)に出た。どちらも私が1年生の時に本当にお世話になって大好きな先輩が作っていたから、M練が始まる前からワクワクが止まらなくて、Mプレゼンの振り動画を覚えるレベルで見ていた。
ゆぅみもMでピラ頂点ソロをもらえたりと身に余る光栄な立ち位置が貰える一方で、同期と比べても本当に下手くそで、動画を見る度に落ち込んだし、立ち位置が良くなっていくのも嬉しさよりも不安が上回って、通し練でも視線が自分にだけ集中しているのが恐ろしくて全然うまく踊れず、とても悔しかった。でも練習の度にすごく適切なFBがもらえて、練習ごとに自分が成長しているのを肌身で感じてとても楽しかったし、なにより踊る事それ自体が本当に本当に楽しかった。夜になるとガラスに自分が反射して鏡代わりになるから、M練があった日は反射が見えなくなるまでカーテンを開けて窓を見ながら踊っていた。girlsが楽しかったのはもともとだけど、やえまつMを経てjazzMがすごく好きになった。jazzMはやっぱり感情が振りに乗っているから踊っていて気持ちいいし、難しいけど楽しかった。
 
6.最後で最初のチャレンジ
 3年生の新歓期はチャレンジを目標にしようと決め、girlsはOPだけにして、ぎのごんM(R&B),ゆーきゃん(jazz)に挑戦してみた。ぎのごんの二人は本当にダンスも人柄も良すぎてファンになったし、またR&Bやりたい!ゆーきゃんMも出たことなかったから念願かなって嬉しかった!3年MはM責の愛情がすごくて、最後の方の通しは密かに泣きそうになる程実は感動していたし、22期がすごく好きだなと練習行く度に実感していた。
 そういえばこの時WISHに籍が残っているのを知って復帰しようと試みたけど、練習日程がFreeDの新歓練と全被りしてしまった。FreeDを辞めてWISHerとして骨を埋めようか悩んだが、結局こっちに残ることを決めたのはFreeDという環境がやっぱり大好きだったんだなと思う。
 そういえばそういえばで五月祭責というプチ仕事もやりました。大して何もやってないから書くつもりなかったのですがみんなに謝罪しなきゃいけないことを思い出しました。一番大事なステージ時間をもらうのを、会議室でステージ時間が足りないと悲しそうな顔をしていたラブライブ研究会についつい大量にあげてしまい、例年あるフィナーレをする時間がなくなるという大馬鹿ムーブをしてしまいました。急遽24期Mをギリギリに立ち上げてどうなることかと思ったけど無理なお願いを聞いて振りを作ってくれたもえこ、こまち、さわ、ここゆ、音源作ってくれたまゆんのおかげでなんとかなりました。当日24期がキラキラ踊ってて嬉しかったな。みんなフィナーレなくしてごめんね。あと五月祭当日声を失って何も喋れなかったのも思い出した。とことんポンコツすぎる。
 
7.FreeDで踊る意味ある?
 そんなこんなであっという間にFreeDの日々が過ぎていきました。
 一方で正直どん底にいる気分の時もあって、みんながインスタに新歓ライブのことを書くのを見ることができずに新歓ライブ後はずっとインスタを開けなかった。同期はみんな、新歓を終えて達成感いっぱいになっているか、公演に向けて熱を帯びているか、そのまた両方か。そんな中で、あれ、私はこのまま引退なのかと思った。私なりにFreeDにコミットしてきたつもりだったし、FreeDがすごく好きで、ダンスがすごく好きになって、まだまだ頑張りたい気持ちがたくさんあるのに、3年生らしいことを何もできずに引退するんだと思ったら、FreeDに片想いしているような、これまでの日々もこれからの日々も全てが虚しく思えて、なんのために頑張ってきたんだろう、なんのためにこれからFreeDで踊るのだろうと思うようになった。踊るだけならレッスン行ったり一人でもできるのにわざわざFreeDにいる意味があるのかなと思ったし、実際にそれぞれ別のやりたいことをやるために辞めていく同期たちもたくさんいた。M練は全部本当に楽しいし、でもいつもふと悲しくなって、そして別にダンス以外でもやるべきことはたくさんあったり、色んな葛藤で気持ちがぐちゃぐちゃで結果的に全てが中途半端で身が入らず、出演しているMにも迷惑をかけてしまって本当に申し訳なかったです。

 でも合宿あたりから、同期たちが言葉通り身を削って頑張っている姿をみて、こんなに時間と労力をかけて必死に作ってくれたMの中で色々なパートを任せてもらえるって本当に光栄なことなんだな、と。多分みんなはもっと早くにそんなこと分かっていると思うけど、私はやっとやっとそのことに気づいて、FreeDにいる意味を見出して、最後まで頑張ろうと思った。
確かにダンスは一人でもどこでも踊れるけど、私は一人で踊るより、M責がたくさん考えてこのパートはこの人に踊ってほしいと期待と愛情をもって任せてもらったそれを背負って踊る方がいい。香盤表とか立ち位置は適当に出番を割り振ったものなんかじゃなくて、練習の様子とか、得意不得意とか、もっと言えばこれまでのFreeDで過ごした時間とか、逆にこれからへの期待だったり、そういうのが全部詰め込まれたものなんだなと。それがもちろん良い位置だったら嬉しいし、でもどんな位置であっても、その貴重なパートを踊ってほしいのだと思ってくれたことは価値だし、愛だし、責任なんだなと感じた。
もし色んな事情でFreeDを辞めるか悩んでいる人たちがいたらそんな思いを背負える貴重さと素晴らしさを感じてなんとか続けてくれたらいいななんて思う。
 
 さあそんなこんなでいよいよ引退。1年生の時に見たあの景色の引退する側がついに回ってきた。2年前に憧れていたほど達成感いっぱいでは引退できたかは分からないけど、それでもこの3年間は本当に十分に、十二分に、いや百分くらいに価値のあるものだったと思う。
 
 
8.価値

 私はいつも気がつくと無意味に人生を過ごしては後からいらなくなって捨てるようなものが溜まっていって、大掃除する度になんでこんなものばかり集めていたのだろうという気持ちになる。でもFreeDにいて出会えたもの、得られたものは一生物だと思う。
ダンス。まだまだ実力はないけど、踊る事の楽しさを知って、これからも趣味として友達と踊ったり、レッスンに行ったり一生ダンスを楽しみ続けることができる。ダンスの良さは身ひとつでできるし、振りを作って友達と踊ったり、好きなアイドルの曲のカバーをしたり、幅が広い楽しみ方ができるところだと思う。
 あとはFreeDで出会った友達、先輩、後輩。FreeDのみんなは本当に本当に人柄が良くて努力家で、憧れるところしかないし、それでいてすごく居心地が良い。正直私はFreeDにダンスがなくても何もなくても、こんな環境にいられたっていうことそれだけでFreeDに入ってよかったなと思う。
 それから大量の写真と動画。普段動画とか写真をとらないのでFreeDで撮った信じられないくらい大量の動画とか写真はどれも思い出として残っている。1年生のDNの時はそんなに写真撮る文化があると知らなくてM責とも写真を撮らずスタスタ帰ってしまったのを思い出す。毎イベントアルバムが5つも6つも出来るのってすごいよね。練習動画も1年生のころこそどうやったら映らないかを考えて端っこの後ろに逃げていたけど、そんな嫌で仕方なかった下手くそな動画ひとつひとつも思い出になった。10年後とか、もっと後、おばあさんになった時とかに、こういう写真とか動画を見て今の日々を鮮明に思い出すのかな。
 
 
 もう冬だし、もう引退だし、寒いし、寂しいけど、FreeDは変わらず温かくて、こうやってこの温かいFreeDが何年も先も続いていくのだと思うと、そのきっと長い歴史の一員になれたことが心から嬉しいです。みんな本当に今までありがとう、お疲れ様でした!





以下個別メッセージです!思わず長くしちゃったけど、スカートの丈とメッセージは長ければ長いほどいいでしょ? ₍ᐢ⸝⸝› ̫ ‹⸝⸝ᐢ₎
 
💖まゆん💖
奇跡的に最寄りが一緒だということが判明して(すごく小さな駅なのに!)、帰り道はいつも一緒でジャンルも同じで一気に仲良くなれた。1年生の時、私は毎練習落ち込んで自分が踊っている姿を見たくなくて練習動画も見ていなかった。でも帰り道にまゆんが練習動画が上がった瞬間にそれを繰り返し見ながら、「やばい踊れてなさすぎるー!でも時間あるし絶対これから踊れるようになるー!」と言っている姿を見て驚いて、それから私もそのメンタルを見習わなきゃと思い、自分の動画を見るようになった。まゆんはどんなジャンルでも舞台上で輝いているけど、その裏で見せることなくレッスン行ったり常に努力をしていて、その姿にすごく刺激を受けたし心から尊敬していたよ。のるまゆもMメンバーならわかると思うけど信じられないくらい手厚い補償で忙しい中本当に努力家ですごいなと思った!全てを尊敬しているしまゆんがいなかったらここまで続けられなかった。たくさん話を聞いてくれたり励ましてくれたりいつもありがとう。これからも一緒におどろうね。
 
💖みおり💖
1年生の時公演もDNも一緒で、みおりがいないと困る!っていうくらい最初の唯一のFreeDでの友達だった。涼しい顔でなんでも踊りこなすからゆぅみももみゆまつも全部みおりに振りを教えてもらってたね。みおりがいない練習は心細かった。初めて見た時からみおりの基礎がしっかりした綺麗な踊り方が本当に好きだった。どんな練習も出席率鬼高で真面目に取り組んでいるみおりを尊敬していたし、その静かな熱意みたいなのがかっこいいなと思っていた。そんなずっと一緒に踊ってきたみおりのMで大好きなgirlsを締められて嬉しい!これからも一緒におどろ!!!🤍
 
💖ういちゃん💖
初めて会った時からthe ダンス部って感じでオーラがすごくて、最初は怖い人だと思って怯えていたよ。でも本当に心優しくて頼れるお姉様で、1年生からずっと隣で教えてくれてありがとう。ういちゃんのダンスのファンだからいつもインスタのダンスアカウントを見返して観察してるよ。どんな時も不安を見せずにやることやってるういちゃんは生き方からかっこいいし、出会った時から今までずっと憧れ。これからも一緒におどってくれるよね?(ᐡ⸝⸝-  ̫ -⸝⸝ᐡ)❤︎
 
💖かすみ💖
この前話したけど、1年生の頃大してまだ仲良くなった時にたまたまOP帰りに二人きりになって、初心者少なくて焦るよね、一緒に頑張ろうねって言ってたのを度々思い出す。こんなに仲良くなれるとその時思わなかった!かすみはいつもすごいよ!と声をかけてくれるから、そのかすみの明るい言葉に何度も何度も励まされて頑張ろうと思えたし、かすみが同じ初心者スタートで輝いている姿に刺激をもらってた!本当にかけがえのない存在!ありがと!!
 
💖幹部の3人💖
心から尊敬する3人。今年のFreeDが温かい雰囲気だったのは絶対に3人のおかげで、いつSlack見ても働いてるのに、FreeD通信とか目安箱とか新しいことにも取り組んでいて本当にすごいなと傍から見ていたよ(という他人事にしてる役立たずでごめんなさい)。個別に連絡してくれたり、全体のことも個人個人のことも宣言通り誰一人疎かにすることなく気を配っている姿に頭があがらなかった。この1年間がそれぞれの人にとって良いものだと感じたならそれは絶対に3人のおかげだと思う。ありがとう!
 
💖みもりささん💖
みもりささんにTwitterでFreeDについてDMを送ったのが昨日のことのようなのに、みもりささんも引退して、私も引退で、時間はあっという間に過ぎていきますね。FreeDに入る、girlsをやる、M責をやる、全てのきっかけであるみもりささんは私の「FreeD」のFreくらいを占めるくらい大切な存在です。こんな狭い場所にはみもりささんへの感謝も愛も書ききれないです。一つ言えるなら、みもりささんのもとでgirlsに出会えていなかったら、girlsの魅力に気づけていなかったということです。みもりささんからたくさん学んだし、まだまだまだ学びたいことしかないので、また一緒に踊ってください!大好きです!
 
💖ゆぅみんさん💖
愛と優しさに溢れたゆぅみんさん。私にとってgirlsはずっとずっと居心地のいい場所でしたが、その温かさを作ってくださったのは紛れもなくゆぅみんさんです。私はgirlsがダンスとしてだけでなくFreeDの環境として大好きでした!それは半分はゆぅみんさんへの愛です!また一緒に踊りたいし、ゆぅみんさんの振りを踊りたいです!!
 
💖まつかなさん💖
まつかなチルドレンのあすかです。ベイビーだったころから温かく見守ってくださったまつかなさんの優しさにリアルに累計50回は救われました。頭の先から足の先まで尊敬しているし憧れです。まつかなさんのおかげでJazzが好きです。まだまだJazzer諦めてないのでまつかなさんのジャズを踊らせてください!大大大好きです₍ᐢ⸝⸝› ̫ ‹⸝⸝ᐢ₎
 
💓21期さん💓
全員が全員キャラが濃厚な21期さん!右も左も分からない、入部したときからずっと気さくに接して、たくさんのことを教えてくださってありがとうございます!色々な場で声をかけてくださったり褒めてくださったりしたことが本当にモチベーションでした!だいすきです!
@waackerの皆さん
1年目waackerの私に今年たくさん教えてくださってありがとうございます🤍21期さんの中でも特に皆様キャラが濃くて楽しくて、waackでてよかったと思う理由の結構な部分をしめます!おかげでwaack大好きになりましたありがとうございます。
 
💓23期💓
実力者ばかりで既にみんな貫禄があってすごい!来年23期が作るFreeDが本当に本当に心の底から既にたのしみ!仲良くしてくれた23期の子たちはありがとう!みんな可愛くて優しくてだいすき!🤍
 
💓24期💓
本当に1年生なの!?と思うくらいみんな既にキラキラ輝いてて眩しい!もっと色んな人と話したかったー!来年はさらにキラキラを増してFreeDを明るく照らしてね!
 
💓22期💓
22期の雰囲気が本当に本当にすき!3年間ずっと、どこよりも居心地がいい空間だった!みんなの愛と才能と優しさに溢れているところが大好きです!たくさんたくさん頑張ったみんな本当にお疲れ様でした!!
 
 
2022.12.14  22期 あすか