おはようございます!
とうとう引退ブログが回ってきてしまいました!今日は12月21日、木曜日。
FreeDにいると、M練のおかげで曜日感覚がしっかりありますよね。私は4M出演しているのですが、3年Mは日曜日に、もえとつMは一昨日、ここゆーきゃんは昨日、ラスト練を迎え、残すは明日のOPのみとなりました。明日がFreeD生活最後の「M練」だなんて!
一昨日まではまだ全然実感が湧かなかったのですが、昨日ここゆーきゃんで期別通しの時に23期が踊っている姿を見たら、とっても頼もしく見えて、23期がFreeD引っ張っていく姿がありありと目に浮かんで急に実感が湧きました。12月24日で22期にとってのFreeD生活は終わるけれど、それは新たなFreeDの始まりでもあるんだなと!そして次のFreeDも絶対素敵な公演を作ってくれるなと☺️まだ今年の公演も終えてないのに気が早いですね笑

みんなの引退ブログ、本当に好きです。みんなの文章を読みながら走馬灯のようにいろんな記憶が蘇ってきて、いろんなことあったなあーってにこにこ思い返しています。
でも書く側になると難しいですねーーFreeDでの思い出なんていくらでもあって、🥟は餃子か小籠包か、とか威嚇してるそーるとか、揚げ餅食べるゆめとか(覚えてない人は22期グルを遡ってみてね笑笑)どうでもいいことをつらつら語ってしまいそうだけど、そんなことしてたらあっというまに30,000字の字数制限をオーバーしそうだし後輩にとってはなんのことやら…笑
ということでそこらへんの話はまた22期会の時にでもゆっくりするとして、特に印象に残っていることを振り返っていこうかな!私の文章は一文が長すぎて読みにくい傾向にありますが、適宜息継ぎをしながら読んでいただけるとありがたいです笑
(ちなみに22期以外向けの余談ですが、この「FreeD22期 引退ブログ」の赤いアイコンは、22期LINEグルのアイコンと一緒です。つまり22期グルのトプ画はずっとデフォルトのままなんです…笑笑)

ではさっそく〜
 

【目次】

  • FreeD生活概観
  • 作ったMについて
  • 執行について
  • みんなへ


▶️ FreeD生活概観


1年目


・DNやえりなM(Jazz)
・1年ななぼん(Jazz)
・公演OP(RB)
・公演ひなりさM(Jazz)
・公演きょんたM(RB)

1年目に出たMは全部私の基礎を形作ってくださったMだし、「FreeDの温かさ」なるものを十分すぎるほど感じさせてくれたMだし、作品としても大好きです。選んだことが大正解だったし、想いが無限に溢れてきます。
そして、ここでお世話になった21期のやえこさん、りなさん、ななさん、ぼんずさん、ひなりさん、りささんは、2年目以降もずっと私を導いてくださった偉大な存在で、1年生で出会えたことが本当に良かったです。大好きです。

私はDNやえりなMは本番出ることができなかったのですが、その時20期部長のみゆさんがすごく温かい言葉をかけてくださって(当時ほとんど喋ったことがなかったのに!)、私も部長になってからはみゆさんみたいな人になりたいと思ってきました。そして結局、やえりなMは本番に出れなかった私のために映像作品として撮ることになり、やえりなのお2人と、撮影に付き合ってくださったMメンバーの皆さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。その節はありがとうございました。

あと実はきょんたとOPでRBをやっていました笑 下手すぎて何回も絶望しましたが、一緒に絶望してくれる初心者仲間の存在が心強かったです。空き時間にオギやさわに聞きまくって、一緒に隣で踊ってもらって動画撮ったりして、凹みつつも楽しいM練でした!

私はどのMでもしょっちゅう自分の下手さに絶望していたので、ちょっとだけ憂鬱期もありましたが、そんな時に参加したゆーきゃんの第1回踊る会(※本人のブログにもありましたが、ゆーきゃんはなんと1年生の時から踊る会を開いていて、第1回は2021/9/26でした)で優里の『シャッター』で踊って、それは今見返すと全然下手なんだけど、なんか上手い下手関係ないところでとても楽しく踊れて、「踊るのって楽しいなー」って思えました。それがのちのちゆーきゃんのMを全制覇する原点でもあったりします。


2年目


・新歓2年ここゆーきゃんM(Jazz)
・新歓まつだM(Jazz)
・新歓りなM(Jazz)
・DNりーなっつM(Jazz)
・DNじゅのんM(Waack)
・DN2女M(アイドル?)
・DNすずきゆうき(All genre)
・DNえびコンテ(Jazz)
・公演OP(Jazz・Waack)
・公演りさゆんM(Jazz)
・公演リななM(Jazz)
・公演ひなりM(Jazz)
・公演ほのすずM(Jazz)

たくさんFreeDしてました!休日も2Mがデフォで4Mもしょっちゅう、みたいな感じだった気がします。
新歓ここゆーきゃんは、原点ですね。絶対また集まりたい。JazzMなのにアイソレしたことも、バレンタインにデコポンもらったことも、ハムストリングス三郎とおしゃべりしたことも、エアビで餃子作る会諦めて冷凍餃子買ったことも、ぜんぶ大切な思い出です笑 ラスサビ後半にかけて、ここゆーきゃんの2人が手を合わせてから後ろへ走っていくところが大好きです。

2年目はJazz一本かと思いきや、新歓ゆきみMでWaackに惚れて、じゅのんでWaackにも挑戦しました。楽しかった!Waack界隈は、今まで仲良くなりたいなと思いつつもあまり関わりがなかった人たちばかりだったので、そこでつながりが持てたのがほんとに嬉しかったです。特に21期のWaackerの方々はユニークでかつ包み込んでくれるような安心感があって、一気に大好きになりました!

公演期はMAX出ていたのでキャパオーバー気味でしたが、どのMも出たことに後悔は全くありません。リななMは、もうまさに私の大好きな作品の系統で!振り入れをされながら、「ああ、これが踊りたかったんだ私は」とずっと興奮していたのを覚えています。とっても難しかったけど、だからこそ頑張ろうと思えたし、私にJazzerとしての自覚をくれたMです。ただリななリスペクトが大きすぎるせいで、もえとつを作りながら無意識のうちにリななに寄っていってしまって大変でした、笑 リなな信者のみなさんにはバレていることでしょう、、

2年目からは遊びでの関わりもたくさん増えてきて、ディズニー、スポッチャ、熱海✖️2、コメダモーニング、花火、山手線一周、鍋パ✖️?、BBQ、えあび、バスケ部、川遊び、北海道、茨城ドライブ、lmm、鍋田家ミシン会、クリパ…とか色々やった気がします。
駒中に入り浸ってみんなとおしゃべりしたり踊ったり、私のバイト先のパンの配給会したりも懐かしい笑 部活(後述)の活動が始まったのもこの時期ですね!引退したらまた色々したいなー!(とか書いてたら12/17現在、22期グルで合宿やる説出てきてアツいです、やりましょう)

そして遊びの増加に伴って同期の仲も深まり、毎日のM練がさらに楽しくなりました。FreeDを「居場所」だと感じるようになったのもこの頃な気がします。この時に色々企画してくれたおーきやみつるには感謝!ありがとうー!全部楽しかった!

ここで3年生に行く前に一旦脱線笑


「部活」について


サークルの引退ブログにそぐわない章立てですね笑。でも思い出がいっぱい詰まった「部活」についてもちょっと書かせてください。知ってる人がほとんどだと思うのですが一応紹介すると、部活とは、FreeD内で何かが好きな人同士で集まって活動をする試みです。バスケ部やテニス部あたりから始まったノリと認識しています。
FreeDはダンスサークルでダンスを通じて繋がっているけれど、部活という枠組みによって、ダンス以外の点でもつながりが持てるようになって、さらに関係が深くなったり、M被りがない人とも仲良くなれたりして、私にとってはとても大事な場所でした。
数々の部に参加させてもらいましたが、私が所属していた部活一覧は下記の通りです。

  • バスケ部:2年生の時は週1くらいで活動してたね!笑メンバーがアットホームすぎて好きです。というかあそこでめちゃ仲良くなった気がします。毎回恒例のサイゼアフターが思い出深い笑
  • ルービックキュー部:2年GWの謎メンふっかる熱海旅行(もえこそーるみつるゆーきゃん)で当時ほぼ初対面のそーるに勧められて始めました。タイムは30~40秒くらいで遅いですが、今年の誕生日にはピラミンクスとミラーキューブをもらってアツかったです。
  • おいも部:部長です。おいも好きな人たくさんいて、一大勢力になって嬉しい限りです。たくさん有力情報を提供してくれたさーやななかくもほさんここゆはじめ、部員のみんなに感謝です!今年の夏開催し損ねた(ここゆ誘っといてごめん)おいもスイーツ作る会もやりたいです!
  • あたおか部:部活の中で1番名が知れている気がします。あたおか部のおかげで、FreeD生活だけではなくて私生活(?)も確実に1段階楽しくなったと思っています。詳しくはのるのブログを見てください!
  • 漢検部:漢検取得を目指すという名目ですが、漢字好きなら誰でも入れます。引退したら活動量を増やしていきたいところです(?)。
  • 麻雀部:結局一回も活動に参加できてない(そもそも一回しか活動してないけど!)…麻雀はまだ初心者中の初心者なので、楽しく打てるレベルになるよう勉強したいです。
  • 謎解き・パズル部:私は実は大のパズル好きで!特に数独とジグソーパズルが主ジャンなので謎解きは初心者だったけど、駒場祭ではみんなで謎解きできて楽しかったです!
  • 読書部:ごんが部長です。部としての活動はしていませんが、たまに自主練しました。(12/18追記:引退ブログに書いてる、みたいな話をしたらごんが動かしてくれました、アツい)


好き放題やってましたが、こう見ると意外と少ない、?登山部とかランニング部とかタイピング部とかも作りたいですね〜(もう引退するけど)
このほかにもたくさんあるので、皆さんもよかったら興味ある部活入ってみてください!

では気を取り直して笑


3年目


・新歓OP(Jazz)
・新歓ゆーきゃんM(Jazz)
・新歓ねねぴM(Jazz)
・新歓おるM(Lock)
・新歓もえりなM(Jazz)
・DNOP(Jazz)
・DNひゅかM(Jazz)
・DNそうきゃんM(Jazz)
・DNまゆM(Jazz)
・DNはるたM(Jazz)
・DNなかよしM(Jazz)
・DN3女(?)
・公演OP(Lock)
・公演もえとつM(Jazz)
・公演ここゆーきゃんM(Jazz)
・公演ゅピM(Jazz)

偉大な21期の方々が引退してしまって、これから自分自身でどうやって成長していけば良いんだろうって不安になったし、ついこの間まではFBされる側だったのに基礎練でもFBする側になったりして戸惑いました。でもそんな心配しなくていいくらい、出たMはどれも素晴らしくて、研究しがいがあって、たくさん成長の機会をもらいました。23期もどんどん上手くなって刺激をもらっていた!

新歓ではLockに挑戦しました!Waackの時と同様、Lock界隈のつながりに混ぜてもらったのが楽しかった!幹部代のくせにゆんと一緒に常に最前列を陣取っていて、後輩からしたらいい迷惑だったと思いますが、褒め上手なおるの2人のおかげで変な引け目を感じずに最初から最後まで楽しむことができました!ありがとう!もしFreeDをもう一度やり直すなら、もう少しLockちゃんとやりたいな

DNはとにかく楽しい思い出しかない。DN大好き!観客も含めて全員で作り上げているあのアットホーム感がたまらなく幸せで、練習から本番まで本当に楽しかったの一言に尽きます!!

公演は、どのMでもM責が頑張っているのを身近で感じてきたからこそ、今までとはまた一段違った思い入れがあります。自分が踊れるようになるために必死だった1年生、M責さんのために作品に貢献したいと頑張った2年生、そして今までの3年間の想いやFreeDみんなの思いをすべて込めたい、届けたいと願う今年。まさに集大成、という感覚です。早くお客さんに見てほしい。早くこのステージを届けたい。こんなにも強くそう思ったのは今年が初めてです。

昨日のここゆーきゃんで、ストレッチの時に2021公演OPや、2021公演3年Mや、2022公演3年Mの曲が流れました。その時、曲とともに色んな思い出がぶわぁーと思い出されて。初回練のオンラインでのラスサビ振り入れとか、希望丘の帰り道とか、たつなりさんの手紙とか、サビで円になってた20期さんとか、みんなが駆け抜ける中で踊るがちひめさんとか、ラスサビのカノンとか、通し練で片腕にギブスつけてフロアしてたななさんとか、帰ってきたりなさんとか、「また会えたその時は」って手を振る21期さんとか。そういう一つ一つの思い出が、その時の表情とともにありありと浮かび上がってきて、胸が熱くなりました。あいりがよく言ってる、曲を聞いたら思い出が蘇るって、こういうことなんだって、初めて実感を持ってわかった気がします。
今年も半年間、同じように思い出を積み重ねてきて、公演の曲は特別な曲になりました。そしてそこに本番の思い出が加わったら、もっともっと特別になるんだろうなって楽しみです。
みんな、本番まで全力で駆け抜けようね!!

3年間、RB、Waack、Lock、Jazzと4つのジャンルに挑戦させてもらったけれど、出たMすべて後悔がなくて、本当に充実した3年間だったなあと思います。M責のみなさん、Mメンバーのみなさん、ありがとうございました。

 

▶️ 作ったMについて


作ったMについて振り返りをします!


もえぴM
そうなんです、さえぴが書いてたように、もえぴは2人で作ろう!って言って結成されたわけじゃなくて、フォーム出してた2人がくっつけられてできました。駒祭責みもりささんがめちゃくちゃ大変そうで「これ私たちが断ったらどうなるんだろうね…笑」みたいな感じだったよね笑。しかも私はりなやんに誘われて一旦フォームを出したけど、もえりなはやっぱり新歓で作ろうということになったので、みもりささんから声かけられた時には1年M責モチベはなくなってて…(確かにそのくだり電話でさえぴに言った気がする、一言目そんなんでごめんよほんと笑)

でも結論!作ってほんっとうによかった!!楽しい思い出しかない。M責って大変だろうなあ、悩むこともあるだろうなあ、ってそれなりに覚悟していたのですが、途中から「あれ、私こんな楽しいけど大丈夫か」って思って「まあいつかは辛いフェーズくるのかな」とか思ってたら楽しいだけのままいつの間にか終わってたMでした。さえぴとも「あれ楽しくない?なんならM責が1番楽しんでない?」とよく話していました。たぶんMメンバーよりも楽しんじゃってたM責。熱海の宿で候補曲聴きまくったのも、温泉浸かりながら構成決めたのも楽しかったなあーー2人で本番前から見守ってたくさんファンサもらったのも嬉しかったなあーー出てくれたみんな本当にありがとうね!!本当に一人一人が輝いていて、かわいくて、今でも何回でも見返しちゃうくらい大好きな作品です。動画越しのみんなから元気をもらえる!
そしてさえぴありがとうーー!さえぴと相方になれて本当よかったし、もしもう一度あの電話のときに戻ったとしたら、今度は開口一番「もえぴ作ろ!!」って口説きに行くと思います。愛です。


もえりなM
これも楽しい思い出しかない。同期だけで週に一回集まれる機会があるってことがまず嬉しかった!みんな振り覚えが早くて助かるし、わからないところぽんぽん聞いてくれるし、構成確認はぶつかりそうなところ各自で調整してくれるし、裏はリーダー任せれば自分たちで振り揃えしてくれるし…。もえりながM責という感覚はあんまりなくて、もえりなが作った振りを元に22期みんなで作ってるという感じでした!本当に、たくさん助けてくれてありがとう!衣装を考えてくれたそふぃ、ゆりこありがとうね!鍋田家でいっぱいミシン会(ミシンを貸すという名目で私がみんなに裁縫を教えてもらう会)したのも楽しかった〜!
そしてりなやんとは本当にたくさんの時間を一緒に過ごしたねー!五月祭のM責パートでりなやんと目を合わせた時は泣きそうになりました。大信頼のりなやんとだからこそ作れた作品だし、りなやんの溢れ出る22期への愛がこの作品やM練をあったかいものにしてくれた!ありがとう!


24期M
これはM責というほど大したことはしてないですが、五月祭のステージの振り付けを担当しました!自分たちの新歓活動によって入ってくれた24期のみんなと関わりを持てて、ここでかなり顔を覚えることができたのが嬉しかった!1番印象的だったのは、初回練のストレッチの時にメンズが最前列を独占してたことですね、やる気最高でした。本番はステージのコンディションが悪い中でも楽しそうな顔をして踊っていて、瞬きを全然せずに見つめていた覚えがあります。五月祭後、誰かから「我が子を見守る母のようだったよ」と言われましたがそんな気持ちでした笑
一緒に作ってくれたさわこまち、ヘルプで練習に来てくれたみんな、統括してくれたあすか、出てくれた24期、ありがとう!


もえとつM
本番を三日後に控えてまだまだ"振り返り"という気持ちではないけれど、一言だけ言うとしたら、本当に、メンバーに恵まれました。一緒に作ってくれたとってぃーと出てくれた23人には感謝の気持ちでいっぱいです。思いは手紙に書きますね。
完璧なM責ではなかったと思うけど、みんなのおかげで最高の作品になったと自信をもって言えます。本番は、お客さんにも、自分自身にも、たくさん愛を届けられるように踊ろうね。

 

▶️ 執行について


執行については、オギとのるが書いてくれたことがほぼすべてです。のるの「ただひたすら考えてサークルのバランスをとる人」って、とても的確な表現だなあ。

22期はほんとに、イベント責たちが優秀すぎました。だって、新歓ライブのごんねねに、新歓のおーきさーやに、五月祭のあすかに、DNのゆりこともきに、駒場祭のさりーおーきに、公演のあいりさえぴみな!!そしてもちろん各班のメンバーも。なんって贅沢な布陣でしょうか。だから私たち執行は、イベントで中心になって仕事を回していくようなリーダーシップのある執行像とは違っていたと思います。
執行って決まった仕事があるわけじゃないって毎年引退されていく執行の方々が書いてるけど、今年は特に、仕事面が安心して任せられたからこそ、自分がFreeDのために何をすべきなのか悩みながらやっていました。執行の役割ってなんだろうねっておぎのるともたくさん話しました!

私は執行になってからのこの1年間、考えてきたことがあります。それは、「FreeDを誰にとっても居心地のいい場所にしたい」ということです。
FreeDはみんながいう通り、温かくて居心地がいいサークルだと思います。ダンスが特別うまくなくても、コミット率が低くても、責められたり追放されたりすることはありません。
だけどやっぱり。コミュニティの性質上、コミット率が高くてダンスがうまいほど居心地よく感じるという側面は存在すると思います。

1Mしか出演していなくて話せる友達が少なかったり。うまく踊れなくて「自分がいない方がいいんじゃないか」と悲しくなったり。いっぱい仕事して忙しそうな同期を見て、何もしていないことに申し訳なくなったり。自分は楽しく踊れればそれでいいのに、どんどんうまくなる同期をみて「上達を目指さなきゃいけないのかな」って苦しくなったり。
本当は自由な関わり方が認められるはずのサークルで、そうやって居心地が悪い思いを抱えて欲しくない!誰もが、自分が1番幸せな形でFreeDに関わって、そういうそれぞれの関わり方をお互いに尊重したいって思いました。1Mだけだっていいんです。出ないイベントがあったっていいんです。仕事量が少なくたっていいんです。踊る目的が何であったっていいんです。とにかく、FreeDに関わってくれる人全員に、「自分はここにいていいんだ、ここにいて幸せだ」って思って過ごして欲しかった!!!

それはなんでかというと、単純に私がみんなのことが好きだからです。自分が好きな人たちが幸せだったら嬉しいなという。そして、好きでずっと仲良くしていたいから、FreeD辞めちゃわないようにしたいなっていう一種のエゴですね。
あとは、いわゆる「FreeDガチ勢」の人たちも、常にそうであり続けられるわけではないからです。時には他のことを優先したくなったり、疲れて距離を置きたくなったりもするから、「めちゃくちゃFreeDモチベがあってダンスがうまい人たち」だけが楽しめる場所にしてしまうことは、みんなにとってよくないと思いました。そしてFreeDの目標としても、「メンバー1人1人の多様なあり方を認め合って尊重しよう!」と掲げました。

オギのるともこの部分はかなり一致していて、全体に対して何か投げかける時は、そういう配慮をなるべくするようにしたり、個別にフォローしたり、意識してきたつもりです。今年目安箱を始めたのも、誰もがFreeDに対して気軽に意見を投げられる場所があったらいいねってなったからです。

でも、この目標はかなり難しかった!「あなたなりの関わり方でいいんだよ」と言葉を尽くして伝えることはできます。だけど、その言葉だけでその人の悩みがすっかり消えさるわけではない。個別の人間関係や、FreeD以外の事情に関して、どこまで自分が関わるべきか、どんな関わり方をしたら良いのか。相談をしてもらっても、結局個別の声かけや提案にとどまってしまうことも多くて、居心地がよくなるような具体的な工夫をもっとできたんじゃないかなって思いがあります。

だけど、今まで相談をしてくれた人たちや、FreeDとの関わり方について悩みを抱えてる人たちへこの場を借りて伝えたいことは、私がみんなにできたことはとても少なかったかもしれないけど、私は、みんながどんな関わり方であったとしても、FreeDにいてくれてとっても嬉しかった!ということです!FreeDというコミュニティのためにみんながいるのではなく、みんなのためにFreeDというコミュニティがあるのだから、自分なりの「FreeDの使い方」をしていいのだし、変えたい部分があるのなら、変えていけばいいんです。今のFreeDの形は、決してゴールではない!と私は思っています。



 

私たち22期は、FreeD全体の目標とは別に22期の目標というのも掲げました。それは何人か引退ブログで触れてくれていましたが、「たくさんコミュニケーションをとって、今年のFreeDにとっての最大幸福を目指そう」です。またまた!なんて難しい目標を立ててしまったんだ!

この目標の達成は、みんなの幸せが常に一致していれば簡単だけど、人によって何が幸せかは違います。本当にびっくりするほど違うんです!ときには誰かの幸せを叶えることが他の誰かを傷つけることもある。それに、人の幸せなんて他人には簡単にはわかりません。じゃあその中でどんな選択をしていけば「最大幸福」を達成できるか、とっても悩みました。
トリの3人は立場上決めなきゃいけないことが多くて、私よりももっとたくさん、この部分に心を砕いてきたんじゃないかな。自分自身のこだわりと、それぞれの幸せと、決定のスピード感のバランス。他のイベント責のみんなも、直面した悩みだったと思います。
多くの人の幸せを叶えるために誰かにちょっと我慢してもらわなければいけなかったり、どう頑張ってもどちらかの幸せしか叶えられなかったり…。
私が関わることができた部分では、最大幸福を目指して自分にできることを一生懸命やったつもりだけど、もっといい方法があったんじゃないか、こうしていれば傷つけずに済んだんじゃないかって今でも思い返すこともたくさんあります。それに、私の見えてない部分で、苦しい思いをさせてしまったこともあったかもしれません。
もっと話を聞くのが上手かったらなあ、安心できる言葉をかけてあげられたらなあ、もっと視野が広かったらなあ、自分じゃない人が部長だったらもっとよかったのかなあって落ち込むことも多々ありました。

でも、どんな時も絶対に変わらなかった思いは、FreeDにいる一人一人のことが大好きだということです。FreeDにいる人たち、ほんっっとうに素敵な人ばかりだと思います。今1人1人の顔を思い浮かべただけで泣きそうです!!みんな個性的で、とっても愉快で、考え方もそれぞれで、話してると本当に面白いし、楽しいし、すごいなあって思います。たとえみんなが私のことを「好き」だと思ってくれていたとしても、私がみんなに対して持ってる「好き」の方がぜつたいに大きいです。これは自信あります。大好きです。

私は新歓3年Mの歌詞の一部が本当に私の気持ちそのままだなあと思っていて。(22期には新歓3年Mラスト練で伝えたけど!)

助けたい人にずっと助けられている 

ありがとうなんてこっちのセリフなのに

何ができるかな 何ができるかな

考えた途端にとめどなく思い浮かぶ顔

「みんなの幸せ」のために頑張ろうと思ったけれど、気づいたら私はいつもみんなから幸せをもらってばかりでした!本当に!助けたいと思ったみんなにずーーーーっと助けられてた1年間でした。

結局、部長として貢献できたことがあったのかわからないけど、でも22期の引退ブログを読んだり、23期が「引退しないでください」って言ってくれたり、24期がFreeD好き!楽しい!って言ってたりするのを聞いて、ああ、みんなにとってFreeDが幸せを感じられる場所になったのかなって思ってとても嬉しいです。他の22期や後輩みんなのおかげでしかないのだけど!!
FreeDには、”執行”なんていう肩書きがなくたって、当たり前のように人の幸せのために動いている人がたくさんいて、無意識のうちに幸せを生み出してしまうことができる人もたくさんいて、私自身もたくさんの幸せをもらいました。
人間ってやっぱり1人でできることには限界があって、たくさんの人に支えられながら生きているんだなってことがわかったこと、そして支えてくれるたくさんの素敵な人たちに出会えたことが、私がFreeDで得たものだと思います。

そして、副部長のオギとのるにはどれほど感謝してもしきれません。
ほんっっっっとうにありがとう!!この1年間、どれほど支えられてきたことかー!!!!

2人は、私が「これどうしよう」って投げると、どんな時でもしっかり考えて必ず意見をくれました。忙しい時もたくさんあったはずなのに、どんな些細な問題でも、逆にどんなに返信が面倒な複雑な問題でも、適当な返事じゃなくて、たくさん考えて、2人なりの意見を出してくれました。だから、悩む時は私1人になることは絶対になかった。それが私にとってはほんとにありがたかった!!

 

オギは巷でサイコパス説が流れていますが、そんなことはないです。たしかに一貫性オタクでいつも合理的に考えてるけど、それはあくまで物事の進め方の話であって、その根本には温かい血が流れています。「こうしたい」というアツい思いやこだわりがまずあって、それを達成するために合理的で冷静な判断ができるんです。素敵ですよね!私が思い悩んだ時も「もえこちの考え方素敵」って認めてくれて、いつも「おつかれさまだよ」って労ってくれて、精神面でもたくさん支えられました。


のるは、とにかく優しい。私がどんなに言葉に詰まっても最後までしっかり聞いてくれるし、うまく言語化できなくても、言いたいことを汲み取ろうと試行錯誤してくれます。だから安心してなんでも話せた!あと、FreeDで過ごす以上、少なからず「部長」という肩書きを意識して話をしてしまうのですが、のるの前ではただの「もえこ」でいられて、落ち着きました。優しい言葉をたくさんかけてくれて、本当にありがとう。
 

こうやって3人で執行としてやってこれたことは、FreeDで得た大きな財産です。コロナクラスターで断念した執行旅行、引退したらぜつたいにリベンジしようね。パターゴルフもいこうね。ふつうにご飯も食べにいこうね。あまりに重すぎるので2人への愛は手紙にこめます。ほんとうにありがとう。

 

みんなへ



最後にみんなにメッセージを残して終わります。最後と言っても、結構長くなりました、!

今悩みを抱えている人へ
FreeDに対して何らかの悩みを抱えている後輩たちに伝えたいのは、1人で抱えずに、周りの誰かに相談してみてねってことです。自分が悩んでいるときは、周りがすごく見えて自分だけが頑張れていないように感じたり、無理して大丈夫な振りをしたりすることがあるかも知れないけど、ちょっと話してみると、意外と同じような悩みを抱えている人は周りにいます。私自身、M責として悩んで苦しかった時、合宿でめいちゃんやのるに聞いてもらって、「ああ、みんなおんなじなんだ」って思えてとってもとっても救われました。それに、例え完全には共感してもらえなかったとしても、苦しい時に苦しいって言える相手がいるのは大事なことだと思います。自分のことを認めてあげて、大事にしつつ、無理なくFreeD生活を楽しんでもらえたらいいな。


初心者の人へ
FreeDは経験者の割合が高いから、初心者であることで苦しい思いをすることもあると思います。踊れなくてM責さんに申し訳ないと思ったり、作品の足を引っ張ってるんじゃないかと感じたり。私も1年生の頃はそう思っていました。アドバイスをもらってやってみても「うーーん、どうすればいいんだろうね」って困った顔をされて、ああ、できてないんだなって落ち込むと同時に、自分のために必死で考えさせてることに申し訳なくなりました。でも、3年間過ごしてみて、M責という立場も経験してみて、そんな申し訳なさなんて全く感じなくてよかったんだなって気づきました。
まず一つは、そういう機会はM責にとって成長の機会でもあるということです。この人はどうすればシェネが回れるようになるんだろうって考える時、シェネが得意な人をよく観察して違いを見つけようとしたり、自分が普段無意識でやっていることを感覚として呼び起こして言語化しようとしたりします。そういう作業って自分のためにもなって、FBをする中で発見できたこともたくさんありました。だから、「うーん」って先輩を困らせてしまった時は、「あ、この人いま成長のチャーンス!」って思ってみれば良いんじゃないでしょうか笑笑 
そして二つ目は、実はM責も不安で、MメンバーがM練に来て一生懸命練習してくれるだけでとても支えられるんだよってことです。M責にとっては、うまい下手とか関係なく、自分のMに向き合ってくれる人の存在は何より嬉しいし、Mメンバーの成長は何よりの幸せです!
自信を無くすこともあるかもしれないけど、周りの力を借りながら頑張ってね。心から応援しています。

OBOGさんへ

本当に、なんと感謝を伝えていいかわかりません。先輩方の存在はあまりに偉大で、先輩方との思い出は私の中にあまりに鮮明に残っています。たくさんのMでお世話になった方も、たまに会ったときに声をかけてくださった方も、ただ一方的に憧れていた方も、皆さんのおかげで今の私があります。

今年のイベントでも、新歓ライブで急なシフトに入ってくださったり、五月祭で雨の中傘を差してくださったり、いつでも現役生に快く力を貸してくださってありがとうございました。

またどこかでご一緒できますように…


24期へ

24期の成長は凄まじくて、いつもパワーと刺激をもらっていました!DNあたりからもう期のまとまりができていて、仲良くなる早さにびっくり笑 先輩にも積極的に話しかけてくれる人が多くて、おかげで歴代で1番距離が近い3代になったのではないかな?と思っています🤭みんなと半年間一緒に活動ができて、たくさん話せてとても楽しかったです!残り2年間のFreeD生活も、色々挑戦して楽しんでね!


23期へ
今までありがとう!23期のみんなは人としても、ダンサーとしても尊敬できるところが多くて、こんな後輩がいて幸せだなあとずっと思っていました!先輩のくせに相談に乗ってもらったり、FBをもらいに行ったり、困った先輩だったかもしれないけど、それだけみんなのことを信頼していたし、大好きです。幹部代の1年はあっという間に過ぎていくよ!大変なこともあると思うけど、ぜひ楽しんでね

23期執行へ
3人が執行だと聞いた時、来年も絶対いい代になるなって確信しました。すでに信頼関係が築けているみたいでとっても素敵だね!
上にも書いたけれど、今の22期までが作り上げてきたFreeDは、私は決して完成形ではないと思っています。それに、そこで過ごす人が変われば、コミュニティのあるべき姿も変わると思う。これからいろんな壁にぶつかるかもしれないけど、自分たちが1番楽しく過ごせるように、自由に形を変えていってくれたらなと願っています!頼りになる24期の力も借りながらね。悩んだらいつでも相談に乗るよ!応援しています!

公演トリへ
小さいことから大きなことまで本当にたくさんの決断を背負ってきたこと、そして自分たちの決断を信じて、どんな時でも立ち止まることなくみんなを引っ張ってくれたこと、感謝と尊敬の念が尽きません。苦しいこともたくさんあったと思うけれど、みんなの前では常に堂々としていて、逆に周りを気遣っていて…!一年以上、とてつもなく大きなものを背負って走り続けてくれて本当にありがとう、お疲れ様!!!
ずっと近くで見てきて、3人のすごいと思ったところを少しだけ。

あいりのすごいところは、まずは自分のことをしっかりやって、その上で周りに広く気を配れるところです。人のために動ける人ってたくさんいるけれど、それを自己管理を徹底した上でできるのがすごいんです。例えば通し練の時に、荷物も完璧に整理して、ヘアセットも必ず家でしてきて、踊りも慌てないでいい状態にしていって、あいり〜って呼ばれたらいつでも全体のために動けるようにする。これって、公演責として当たり前なんかじゃなくて、とてもすごいことなんですよね。誰しもすぐ自分のことでいっぱいいっぱいになってしまうし、私なんかまず自分のことが間に合ってないくせに人のために動こうとしてパンクすることがよくあるから!あいりのそのすごさは計画性や効率の良さに裏打ちされたものだけど、「公演責としてこうありたい」という強い信念と努力が軸にあって、本当に尊敬しています。まだまだあるので残りは手紙に書くね。大好きです。

さえぴのすごいところは、バランス感覚に長けているところ!自分が一生懸命頑張るところと、人に任せて見守るところのバランス感覚だったり、みんなの想いややりたいことを客観的に見て調整するバランス感覚だったり、合理的に判断するところと相手に寄り添うところのバランスだったり(まさにロゴスとパトス!)、そういう部分がとてもすごいなって思います!あとは、自分とたくさん向き合えるところ。自分を見つめるのって苦しさを伴うことも多いけれど、さえぴはいつも逃げずに自分自身と向き合って、自分が何をしたいのか、何をすべきなのかを考え続けてる、そういう「貪欲さ」とも呼べるような強さが、私の憧れです!さえぴが副責で本当によかった!ありがとう!

みなのすごいところは、まずは言わずと知れたその創造力。私もほんの少しだけ脚本に関わらせてもらったけれど、たった一つのセリフの案を考えるだけでも信じられないくらい難しくて…!脚本プレゼンから1年間、そんな作業をずっと妥協することなく続けて、ダンスを活かすにはどうしたらいいか、メッセージを伝えるにはどうしたらいいかを考え続けてくれました。いろんな人のこだわりがぶつかる”脚本”というものに、誰よりも責任感と愛を持って向き合ってくれて、素敵な物語を紡いでくれてありがとう!それから、みなのブログを読めばわかる通り、観察眼がすごいんです。人のちょっとした気遣いやちょっとした悩みにすぐ気づける。そしてさりげなく声をかけてくれる。クールでパリピで優しいみなが大好きです!

3人が引っ張ってきてくれた公演が、まさに目前にせまっているね。本番終わるまでラストひとふんばり、最高の公演にしようね!

22期みんなへ

最後の舞台に一緒に立つことはできなかった13人のみんなにも届きますように、みんなと一緒に引退できないことは寂しいけど、みんなとの思い出も、私にとって確実に大切な大切なFreeDライフの一部だった!DNに出てくれたり、たまに会った時に応援してくれたりしたのも嬉しかったよ!それぞれの選択を応援しているし、また22期の集まりの時には顔だしてね☺️


22期みんなと出会えて本当によかったです。22期のみんなは、人の良いところや頑張りに気づくのがとてもうまいよね。引退ブログを読んでいても、私が気づいていなかったすごいところに気づいている人がいたりして、へえそうなんだって思って読んでました。そしてそれを「ここがすごいね」「ここが好きだよ」って伝える文化があるのも好きです。私自身、みんなの優しい言葉に3年間たくさん助けられてきました。
大学も学年も住んでいる場所も違うみんなと、こうやって出会えて、毎週のように一つの場所に集えたことが幸せだったし、まさに私のHomeでした。3年間ありがとう!!

「また集まろうね、遊ぼうね」と言い合っても、きっとだんだんと会うことは少なくなって、全く会わなくなる人もたくさんいるのかも知れません。今までの人生の中を振り返っても、集まる場所を失ってもなお続いている人間関係は、それほど多くないと思います。『しわあわせ』にもあるように、FreeDでの「重なる日々を僕たちは 流るる日々を僕たちは 思い出すこともなくなってしまうんだろう」。そして卒業して、就職して、やがてバラバラになっていくような気もします。だけど、ふと街中で『なないろ』が流れてきた時にピルエットを回りだしそうになったり、『人として』のアウトロを聞いてヘッドロールがしたくなったり、そしてそんな身体感覚とともに、この3年間の思い出が蘇る限り、私たちはどこかで繋がっていられるんじゃないかと思います!
もちろん引退してからもみんなとたくさん遊びたいし、まだまだこれからも仲良くしていたい!誘うし、誘ってください!そしてバラバラの人生になっていったとしても、またいつかみんなで集まりましょう!80歳で久しぶりに集まっても、みんなで公演の動画を見れば、今と同じような距離感で「ここアツー!」とか言いながらワイワイ楽しめるんじゃないかな〜って思っています笑
22期でほんとうによかった!大好きです!




3年間、私と関わってくれた方々、本当に本当にありがとうございました!
これからのみなさんの人生にも、どうかたっくさんの幸せがありますように!!!!!!!

2023.12.21 もえこ