おはようございます!22期ののるです。

 今日は晴れていて気持ちがいいです。
 

このブログについて

 何を書けとも何のために書けとも言われていないのでFreeD人生の備忘録として書こうと思います。律儀に読むことを推奨しません。公演直前期ならなおさらです。各Mの連絡や公演のしおりを確認していない人は先にそっちを見ましょうね。

 駄文の塊ですが、他人の書いた文章をとにかくたくさん読みたいという人向けにたくさん書いたので全部読んでくれてもいいです。

 

 あと、僕は自主公演が終わったら学年が上がるし3年生=幹部代だと思っています。どうやら違うみたい…?ですが、2年半そう思って過ごしてきたので残りの5日もこれで行こうと思っています。3年生半年しかない派は脳内で補正して読んでください。

 

 急いで書いたせいで読みづらい部分があるので気が向いたら加筆修正します。

 

各Mやイベント振り返り

 文章の長さと思い入れに相関はありません。

 自分の出たMに言及されていたらちょっとは嬉しいじゃないですか。だからとりあえず全部書いてみました。もし抜けがあったらこっそり教えてください。

 

・はるゆりM(Lock)

 最初から最後まで本当にずっと楽しくて、ダンスもM練もメンバーのことも大好きになったとても思い入れのあるMです。あとシンプルに曲がいい。M練の雰囲気の5割は曲が決定する説提唱してます。M責の踊りに近づけるよう動画が上がるや否やたくさん見て研究していたし、毎回上達している実感がありました。この頃が一番ダンスに対して真摯に向き合ってたかもしれない。FreeD人生初の舞台、DNでは大音響の中照明付きで踊る高揚感を知りました。FreeDに入ってよかったと実感した瞬間でした。

 

・きょんことM(R&B)

 とにかく謎メンが集まったM。初対面の人ばかりで最初はどうなるかと思いました。でも翌年以降、今会話しているメンバーみんなきょんことだね、という場面が何度かありました。不思議。M練はM責お2人の人柄もあって終始和やか、1年Mらしい家庭的な雰囲気でみんな伸び伸びとしていました。僕は全然うまく踊れてなかったけどM練が苦しく感じたことはなかったです。グループを見返してたらみんな休憩してる中で某基礎練男だけ立って元気に踊ってる動画が出てきた。ハロウィンにはにんべんの仮装とかもしました。懐かしい。

 

・しぃももM(Waack)

 僕以外の同期6人はよく女子トークに花を咲かせていて、そこに入っていいものかわからず毎回絶妙な距離感で過ごしていました。最初の頃は休憩時間気まずくてひたすら水飲んでた。やばいですね。でもそれを見兼ねたのか、りこさんやゆぅみんさんをはじめとする先輩方が話しかけてくださって、救われていました(同期も優しかったです、僕が人見知りしすぎてただけ)。22期以上はご存知かもしれませんがこの頃は僕がダントツに下手だったんです。WaackはM責をするどころか今後出ることはないだろうなと思ってた。でもやる気だけは見せようと思ってよく最前列を陣取ってて、おかげでWaackのBeforeがちゃんと残ってます。ビフォアフ、新歓の他ジャンの動画持ってくるのは禁止にしませんか?

22期メンズ1人で目立っていたのか、この頃の22期からの認識は圧倒的に「腕ぶん回してる男の子」でした。手首から回す方を頑張ってたつもりなんですけどね。Waackの基礎を作ってくれた、わっかーとしての僕の起源とも言えるMです。

 

・きょんたM(R&B)

 実は1年の頃RBに2M出ていました。この頃の僕はとにかく作品に迷惑をかけないようにということに必死でした。踊れていない自分が周りにどう思われているのか怖くて。オギとかも勝手に怖がってました、そんな必要ないのに。上手い人たちがたくさんいたのでもっとそれを学ぶことに集中すればよかったです、悔しい。ストップ練が楽しかったです。

 アチチュードからのタージャンが出来なくて近所の公園で練習してたんですけど、やっぱりどうしても竜巻に飛ばされている看板みたいな動きしかできなくて、繰り返し奇っ怪な動きをしているところを小さい子に不思議そうな目で見られていました。本番は形はともかくちゃんと着地できたのでよかったです。3年生になった今もう一度イチから参加してみたいM1位。

 

・2021公演OP(AllGenre)

 僕はLockをやっていました。初回練で同じ服着てる人がいたので話してみたら、2つ年上の同期メンズでした。帰り道、「来年はギリいるかもだけど2年後は社会人だから続けても2年までだな〜」みたいな嘘を話してくれました。

 統括のたつなりさんがとにかくカッコよくて大好きでした。今僕の理想としているM責像にも大きく影響しています。そんなたつなりさんやLock担当のふぇいさんに認めてもらいたくて、鬼の基礎練にヘトヘトになりながらも全力で頑張りました。だから、全体向けFBで(本当に少しだけですが)名前を上げていただいたときは欣喜雀躍しました。

 本番昼公演、イントロが終わって袖から舞台を見ていると、何かを考えていたわけでもないのに涙が溢れてきて、我ながら驚いたのをよく覚えています。今でも定期的に思い出したくなるOPです。

 

・ゆきみM(Waack)

 前述の通りWaack出るつもりなかったのですが、振り動画が良すぎてうっかり出てしまいました。これがなかったら多分M責やってないです僕は。21期わっかーずと話すようになったのもこの頃ですね。22期Girls'界隈とも少し話すようになったきっかけのMです。

 

・こはるんM(Lock)

 M責の3人には基礎練をみっちり教えていただいて、全員にとてもお世話になりました。なぜか22期の必修科目となったファスユニと振りが天才なピラとスクーバーからのクロスハンドが気持ちいいラスユニ。特にラスユニ前半4エイトは時間と熱量をかけて練習したパートだったので一列目で踊らせてもらえて嬉しかったです。この時期は22期で自主的にスタジオ取って深夜練したりもしてたね。

 

・2年ここゆーきゃんM(Jazz)

 家族のような温かみと安心感と愛があって、思い返すだけでほっこりした気持ちになるMです。メンバーになれたことが心から嬉しい。どうしてこのMに出ようと思ったのか覚えてないけど、とにかく希望を出した自分に拍手大喝采。あの舞台袖でハム三郎を囲って過ごした本番前の時間をよく覚えてます、間違いなくしあわせでした。

 この間ゆーきゃんと2人旅に行ったとき泊まったログハウスにスクリーンがあったので本番の動画見たのですが、11人の作る空気感で狭い箱の上が満たされていて、とにかく良かったんですよね。僕のジャズは壊滅的だったけどそんなこと関係なく。あ、第2回打ち上げは必ず開催しましょうね?ずっと待ってますよ。

 

・NYM(FreeStyle)

 オールジャンル的FreeStyleです。僕は当時LockもWaackもR&Bも累計2Mずつ出ていたのでどのジャンルのパートにも出させていただきました。非正規だったので区の施設ではなくスタジオで練習することが多くて、DNを思い出すような気持ちでした。適度に緩くて楽しかった!Christopher Caterpillarは部費払わずに出演している上にラスサビセンターでコケてますが、可愛いのでギリ許します。

 

・2022新歓OP(AllGenre)

 練習が基本ジャンルごとだったからというわけではないけど、このころはまだジャザーの方々を全然知りませんでした。終盤の全体練に行った時やえこさんに話しかけていただいたのですが、「この人がりなやんかな?」とか思っていました。今考えたらとんでもないことです。面識がないにもかかわらず1年の時のリレーブログで勝手に言及していた統括ぬさんにも優しくしてもらえてよかったです。Lockのこーすけさんセンターのパートなど、出ていない部分も覚えて踊っていました。Waackの手を繋ぐパートも同じく。というか普通にどのジャンルも出てません。出てた風に書いてすみませんでした。ちなみに全体練には間違えて行きました(え?)

 

・2022新歓メンズM(K-Pop)

 たしか原則全員参加だったので出ました。ほしさんがカッコよかった。くもほさんが「あ〜い〜うえ〜お〜かき〜」と五十音で歌詞を振り直して、被りのないよう音にラベル付けしていたのが印象的。合理的だけど五十音で歌うと途端に曲がダサくなるので自分のMには取り入れていません。いろは順にしたら解消されるかなと思ったけど、音名みたいになってしまうのと、「りぬるをわ」あたりがキモいのでこれも却下しました。(読んでいる人の中にりぬるをわファンの人がいたらごめんなさい)

 

・じゅのんM(Waack)

 初M責。もえりな、ほのすず、みつる、もんちゃんと、Waack初めての人たちがたくさん来てくれてとにかく嬉しかった!!一緒にWaackをやってきたおすみこいたやまゆななかゆうみはダンス面でも頼りになるし安定にWaackの空気を作ってくれて最高。

 僕の最初の後輩のまっちゃん、ひろはる、あいちゃん、そらっち♪、じゅのんMを選んでくれてありがとう。練習に来てくれるみんなの姿が励みだった!当時はあんまり話せなかった気がするけど以来たくさん関わるようになってくれて嬉しい。それから21期のひろみぃさゆっきとくろくもほゆみんさん。振り動画出した時から声かけてもらったり練習を盛り上げてくれたりラスドロ前カッコよくフリーきめてくれたり。たいへんお世話になりました。

 そして手を組んでくれたじゅり。いつも自信を持たせてくれて、僕に足りないところを全て補ってくれて、本当に頼りになりました。あまりにもさりげなくやってくれるので頼りすぎたかもと反省しています。初M責で不安の多かった僕にとってこんな良い相方はいません。ありがとう。

 Mを作れる自信がないまま見切り発車で始めたようなMだったけど、良い相方とメンバーに恵まれて、作ってよかったと思わせてくれました。

 

・あすまゆM(Girls')

 ずっとやってみたかったGirls'。出るならここだと思って出ました。Girls'って魅せるジャンルで踊ってて楽しいよね。あすかもまゆんも独特のワールドを持った人だけど、M練の空気感を作るのが上手くて同時期にM責を始めた身として尊敬していました。複雑な構成移動で上下どう帳尻合わせるのか尋ねてみたら「特に考えずに作ってるー、まあなんとかなるよ!」と言われた時は驚いたけど、それでも最終的にはなんとか解決しているのが凄いです。ちなみにラストのミニメンパのセンターはじゃんけんで決まりました、ひでが勝って本当に良かった。

 

・DNOP2022(FreeStyle?)

 前年のDNりこ²Mが好きだったので出ました。21と22の2代で親しい人が多く、居心地の良いMでした。Lockパートから22期ラスサビへの1.5拍で移動しないといけなくて、16分音符に合わせて6歩走って無理やりねじ込んでたのが面白かった。駒祭のフィナーレは寒いし滑るしセンターですっ転んだりもしたけど、これもいい思い出です。

 

・すずきゆうきM(AllGenre)

 22期(特にすずき界隈)を象徴するようなM。ラスト練は楽しさを身に沁みて感じて、自分もこういうM練を作りたいなと思いました。M責としてのすずきゆうきの力を感じました。

 

・おぐる寺Lockin'倶楽部(Lock)

 18期まささん20期ふぇいさん21期るんさんによる非正規M(チーム)。つよつよLockerたちに揉まれてたくさん成長させてもらいました。2サビピラセンで踊らせてもらえて嬉しかったです。

 

・呪術廻戦FreeD校(Jazz, Lock, Acrobat)

 20期たつなりさんふぇいさんまさやさんによる呪術廻戦のコスプレM。乙骨憂太役で出させていただきました。呪術廻戦は全く知らなかったのですが、たつなりさんからオファーをいただいたので快諾しました。パンダとかが居てふざけているように見えて、FBタイムが設けられているなど結構しっかりと練習しつつ、振りが入らない時間はキャッチアップ用に用意されている呪術廻戦の漫画で詰め込み学習したりして、異色のMでした。地味にうらかとみゆさんとは初被りで、少しお話しできたのも嬉しかったです。

 

・2022 2男M(Muscle)

 僕の例のパートの後には二階堂の「てめえが言うな、もやし」というセリフが入るはずだったのに、当日音源聞いてみたら僕のソロになっていました。ゆるしません。こちとらDN前日カラオケに籠って30分あすまゆの音源を研究したというのに。ちなみに本家「生きてる価値」の「値」は「価」より少し高く発音されていることに本番が終わってから気づきました。本番後に初めて気づくミスってたまにあるよね。反省。これを見たみなさんはガールズガールを歌う際くれぐれも注意してください。

 

・2022公演OP(AllGenre)

 高まりOm Shantiとかぶちあげ聖歌隊とか良いパート名が多くて嬉しかった。Asato MaやUmasa Detoreは最近見なくなって寂しいです。掛け軸にしてうちに飾ろうかな。「高まり」などの部分は母音が概ね一致していれば他の単語に変えて良いとされています。FreeD頻出用語なので24期はここで覚えましょう。わだかまりOm Shantiや憎まれっ子世にはばかりOm Shantiなどと活用可能です。

 

・ほのすずM(Jazz)

 こまきゃん。最強の2人ですね。先輩陣は豪華だし同期はすずき界隈集まってるしメンズは4段ピラ作れる人数いるしメンツが濃かった印象。ゆーきゃんの作る公演Mだから出るしかないよね。出てません。

 

・公演やえまつM(Jazz)

 こっちが本当に出ていた方。やえこさんはテカテカのジャケット着てるし、はるゆりでは打ち上げでしか喋らなかったまつかなさんと仲良くなれて嬉しい。心配になるほどたくさん組まれる補習練では、デコルテの広げ方一生わからない僕に辛抱強く教えてくださいました。感謝です。

 

・こけはるM(Lock)

 新歓でもお世話になった2人のM。振りが良い。構成が良い。Breakin It WarのV字のところ良すぎて終わった後も本番の動画たくさん見ました。こけはる愛が高じて今年のLockでもこけはるズボン履いてます。ちなみに僕はこけはるTを持っていません。(こけはるに出ていないので)

 

・ひろさーM(Waack)

 8段ピラの(前にある方の)頂点という金輪際立たせてもらえないような位置をいただきました。面識のないOBOGWaackerさんたちの目が怖くて最初の通し練は本当に緊張しましたが、他の誰よりも腕をクリアに大きく回すことにこだわって練習して、第2回以降は自信を持って踊れるようになっていたと思います。あと性別で衣装が別れることに抵抗したくて女子と同じ衣装を着てみたら、19期以上のOBOGさん方から「副部長になったのってお腹出してた子だよね?」と言われる始末になりました。まあ当然かもしれない。

 

・2023新歓OP(AllGenre)

 ゆんゆりこOP。明るい印象。朝昼にM練があったからでしょうか。Waackで出させてもらってたけど五月祭フィナーレはすっこけながらめいとシンメでLockパートも踊りました。

 

・おるM(Lock)

 曲選の時点で最高のMになることは確定していました。おふざけ要素を盛り込んだ自己FB動画送ったりもした。

 

・かのるみM(Waack)

 かるのみMってよく間違えられました。この頃は明るいWaackを作りたいという気持ちがあったのでSymphonyを選びました。一番ダンスの技術が伴わずに苦労したMでもあります。公演Mでは22期を前に立たせることが多くなるかもしれないと思い、23期それぞれセンターのパートを作りました。

 かすみはいつもポジティブで、Mの雰囲気も明るくしてくれたし、僕自信もめちゃくちゃ救われました。もしもネガティブ相方だったらMを完遂できていなかったと思う。あと、M練での僕の教え方が解説書のようであるのに対してかすみは何を話す時も人間味たっぷりで、ヒューマニティを補完してくれてありがとう。最初の方はM練後にお互いM責としての自己FBを書いてたりもしました。たことかすみがライバル関係になってたのも面白かった。僕の体が異常に硬いばかりにストレッチ押し付けてしまってごめんね。

 

・さっしーM(FreeStyle)

 久しく触れてなかった部類のジャンル&見慣れないメンツ。新鮮でとっても楽しかったですね。いっしーの振り良すぎだしさわのFreeStyleもっと踊りたかった!

 

・ぎのごんM(R&B)

 本当にごめんなさい、さっきごんからLINE来て載せてないことに気づきました。ともに執行を務めたオギノとかのるみ18人目のメンバーごんの大事なMなのに。振りがいいのはもちろん、このMの何が素晴らしいかというとM責の人柄が素敵なところですよね。人望があって、伝え方も上手な2人が作るからこそ、こんなに一体感のある作品になったんだと思います。あと、ごんのMといえば表情指定。表情作るのが苦手な僕は2曲目の明るい笑顔がまだみんなほど上手く作れないので、これからごんのMに出るときに備えて引き続き表情筋を鍛えていこうと思います。実は希望出してたんだけど出られなかったのが悔しいです。また作ってください。

 

・3年もえりなM(Jazz)

 大好きな2人が3年Mを作ると聞いてそれはそれは嬉しかったよね。"生き残り(5)"というLINEグループでノートを作ってぶちあげパート(メンパ)を自主的に振り揃えしていました。

 

・2023新歓メンズM(AllGenre)

 高コスパMです。仲良しの集まりみたいなノリでちょこっと練習して、いろんなジャンル踊れて、気づいたらなんかカッコよく出来上がってて評判も良いという。Waackパートの振り師として協力させてもらいました。


・まつはるM(Waack)

 ずっと自分のMに出てくれた後輩がMを作ってくれて出させてもらえるなんて幸せです。基礎練曲が引き継がれていたりすることもささやか嬉しいポイント。もうひとつ出ていたDN正規Mは変なMだったので、僕が出た中で唯一23期が中心になっていると言えるM練でした。

 

・DNそらっち♪M(R&B)

 変なMです。変で助かる。すごく気楽で、友達と遊びに行くような感覚でM練に参加していました。ともきのMに出れて嬉しいしゆりこと仲良くなれたし音符の振りはカッコいいしで大満足。圧倒的理系率(元理系も含む)と高い平均年齢。メンバー増えがち。

 

・うえきさんとすがやさんのえむ(Waack, Lock)

 1年のときに教わっていたうえきさんとすがやさんにまた教えていただけるなんてアツいですね。メンバーも20期〜22期がバランスよくいて2年前を思い出す気分でした。ご厚意によりわくろく両方踊らせていただきました。オシャかっこいい振り。

 

・こゆるM(Lock)

 日曜朝非正規LockM。土曜夜に自分のMがあったので若干辛かったけど、また先輩にLockを教わる機会があって嬉しかったです。DNは寝不足のせいで(?)無回転トゥエルを繰り出してました。過去に経験したことないほど巻けなくてびっくりしました。(ごめんなさい)

 

・2023 3男M(Human, Muscle)

 深夜練1回、5時間ほどで構想から音編、振り揃えまで終わらせました。すごい。1年で5000男Mくらい作れる計算です。モグラパートが推し。あと僕の思い付きを盛り込んでもらった扇子パートのウケが良くてよかったです。

 

・2023DNあたおかM(Ataoka)

 あた部有志によるMCです。統括はのるともきゆーきゃん。誰も舞台上でやろうとしたことがないものを舞台上でやって見せようという趣旨です。メンバーは生活者、ランナー、カンキャクの3種類に分かれています。楽しみ方としては、この世の事象の断片が舞台上に存在する違和感を感じてもらえたらOKです。

 個人的MVPは歯磨きしながらラップの端を探すみう。後から思いついたのですが、舞台の中央でお茶を淹れて「ヘソで茶を沸かす」を実現したかったです。

 

 

・2023公演OP(AllGenre, Jazz)

 たくさんの同期の振りを踊れて満足。曲が好き。1部は1ジャンルしか選べなかったのでWaackかLockかで迷ったけど、1年の頃からのOPLock仲間であるゆんに脅迫されてLockに出ました。

 

・のるまゆM(Waack)

 3度目のM責。3回もやれば流石に慣れるものかと思っていたけどそんなことはありませんでした。脚本とMの歩み寄りが必要な公演Mですが、いろいろとやりたいことをやらせてもらえて満足です。脚本責みなとその他公演班には感謝しなければいけません。

 まゆんはJazzとGirls'も作れる中で人手の足りないWaackに来てくれたのですが、やるとなったら一生懸命で情熱やこだわりを持って作品作りに取り組んでいる様子に僕も気持ちを奮い立たされました。メンバー30人超のMを統率する力が十分にあったかはわかりませんが、どちらにせよ意欲的なメンバーに大いに助けられました。複雑な音取りやカノンも多くなってしまったけど文句言わずに踊ってくれてありがとう。

 

・おじゅM(Lock)

 安定のおーきとじゅり。昔のLock界隈は突然部屋暗くしてペットボトル回し出すのがちょっと怖かったけど、より平和になりつつ良いところは残ってていいね。後輩が本当に上手くなってて感動。

 

・公演ここゆーきゃんM(Jazz)

 引退公演をしわあわせで大好きなメンバーと踊れるなんてこの上ない幸せ。同期は集まるべき人が全員集まってるし後輩は愉快でいい人ばかりだしOBOGさんは本当に素敵で尊敬する3人で、FreeDの中でもこんなに温かくて"HOME"を感じる場所はないと思います。

 

・3年ゅピM(Jazz)

 愛すべき22期。M責2人のフリーダムな掛け合いが楽しかった。

 

・高尾山

 みんなで高尾山に登り、猿を見て、ご飯を食べた。いいよねこういう行事。ひとりで爆速で駆け降りてる人もいた。

 

・木1M

 2年の夏学期、さーや、ともき、なっつ、みつる、もんちゃんと一緒に大学のダンスの授業を取っていました。ストレッチで毎回流れていたella maiは聴きすぎて若干嫌になった。授業後にいろいろご飯行ったの楽しかった!

 

・山手線一周

 逆に聞きますけど山手線一周したくないんですか?かちより

 

・BBQ

 またやりたいです。1年のOPで半年一緒だったゆんと初めて喋った気がする。

 

・いじじあばば旅

 あいり、なっつ、みう、みつると行った1週間の九州・四国旅。どうしてこんな名前がついたか覚えてないけどどうせこんなネーミングを思いつくのはみうです。絶対に自分一人じゃ立てないような計画の旅行、濃い1週間だった〜!

 

・あたおか合宿

 のるともきくもほで山梨に行った。たくさんの発見とアイデアが生まれた。ABC-Zっていろはすとパラレルだよねとか。

 

よしなしごとs

 こころに移りゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きます。
 

・ill-definedなFreeD

 FreeDって定義不足だと思いませんか?

 ……きっと理系のみなさんは共感で頷きが止まらず首の可動域が広がっていることかと思います。はからずも社会貢献。

 

 冒頭で公演が終わったら学年が上がると思っていた話をしましたが、これだって誰もしっかりと定義してくれなかったのが原因なのです。

 右も左もわからない状態で怯えながら参加した初めてのM練では「はいプリエー、ストレッチー、足フレックスにしてもう一回プリエー」と知らない単語が次から次へと耳に入ってきて、ストレッチというよりは暗号解読の時間でした。休憩時間にクロさんが答え合わせをしてくださったので助かってた。

 

 実際のところ定義がどうだとか気にしている人は少ないと思いますが、 “Def.1.1. サークルとは2つ組(構成員, 活動)であって, 以下を満たすものである: (1)構成員は有限人からなる人の集合である……” みたいなやり方しか知らなかった生粋の()数学徒の僕には、わからないことは定義に立ち返る!という思考が植え付けられていましたので、そういった参照先がないのがどうも落ち着かなかったのです。

 

 そこで1年生の冬ごろ、ともきとの個チャにノートを作ってFreeDで説明なしに使われがちな言葉たちを集めていました。そしてある日2人で駒中に行くと、もえこがたまたま同じようにFreeD用語についての辞書を作っていて(!)、共同編集させてもらうことになりました。

 そうしてできたのがFreeD用語集です。最終的に見出し語の数は200を超えました。こんなにもたくさんの語彙を知らず知らずのうちに習得しているなんて驚きですね。「バラシ」に3つの意味があるのとか面白いです。

 同様に、駒場祭はDNと同じMを披露するとか、Mの種類によって出られる学年に制約があるとかも全部表にまとめて新入生に渡そうと思ったこともあります。

 

 ……ということは比較的どうでもいいのですが、より本質的なのはメンバーの権利・義務や立場についてはっきりと定義がされていないことです。

 もう少し大規模だったり利害関係が明瞭なコミュニティには大体会則みたいなものがあると思うのですが、FreeD(に限らずサークル一般かも)にはないじゃないですか。M責はどこまでメンバーに指示する権利があってメンバーはどこまでそれに従う義務があるのか。イベント責の決定がどこまでの効力を持つのか、誰かがそれを覆せるのか。半分自己判断で行っているようなものです。その見解が食い違ってちょっとした問題の原因になることもありました。

 (ちなみにM単位ではこの辺しっかりやってる人もいて、メンバーに求めるものは同意を得るのがオギノ、メンバーの同意を得ていないものは求めないのがともきです、たぶん。そういうところ大好きです。)

 

 複数の要望がぶつかったとき、権利関係がはっきりしていればある程度自動的にどの要望を呑むか決めて冷徹に説明することができるけど、サークルではそういうわけにはいきません。でもこれは悪いことではなく、はっきりと定められていないおかげでもっと根本的に考えることを許してくれます。

 

 僕たちは各々が各々の人生を豊かで幸福なものにするという根源的目標のために集まっていて、そういった場で作られる決め事というのは、目標を実現するための思考過程を省略してくれる近似的で簡潔な指標です。逆にいえば、はっきりとした決め事が少ないFreeDで論拠を求めようとすると、その根源的目標までたどらなければいけません。

 考えるコストが大きいかわりに柔軟性があって、多様な関わり方を認めるポテンシャルが高いとも言えます。

 

 サークルはひとりひとりが、興味や楽しさ、愛などに起因する自らの意志と、立場が作る義務や責任の双方に駆動されて行動することで成立しています。

 前者による行動だったものが、形式化して定着してくると本来なかったはずの義務感を帯びてくることもあります。でも実際にはみんなの思っているほど必要な義務って少なくて、もう少し自由だっていいのではないかという場面があります。

 あれこれに追われて息苦しい時は一旦その責務のようなものを忘れて自分が何をやりたいのか考えてみると、案外自分の中に自分を推進してくれるモチベーションが見つかったりするものです。

 

 つまり、僕たちは会社のように何か制度化された大きな組織に属しているようで、ただ友達と遊ぶような関係の延長線上にあるという側面が本来強いはずです。そういう友情のような結びつきによる力で自主公演のような大掛かりなプロジェクトをも実現してしまうのって素晴らしくないですか?

 だから、課される義務は目標を達成しうる最低限の量であるべきだし、その状態を目指す価値があると考えています。

 

・執行

 22期が幹部として動き出した時に決めた目標は、「メンバー1人1人の多様なあり方を認め合って尊重しよう」「たくさんコミュニケーションをとって、今年のFreeDにとっての最大幸福を目指そう」というものでした。端的にいえばこれらを実現することが執行のひとつの役割だと思っています。

 さっき触れたようなサークルの自由度を持たせたまま執行が頭を使って考えて、もっとよい体制がないか検討したり、様々な問題に対して案を出したりすることが目標に近づけてくれるのではないかと考えました。

 

 FreeDの活動を決める力を持つ各種主要な役職につく人たちってコミット勢になりがちだし、そういう人たちには会う頻度が高くなるから、FreeDの空気感は志の高い方に必然的にバイアスがかかります。そんなトップレベルの士気についていけない人にとっては少し肩身の狭い思いをすることでしょう。

 ただ、強い意志を持ってメンバーを牽引していってくれることは本当に素晴らしいし、そういう人たちには思いっきり突き進んでほしい。だからブレーキ役・フォロー役を担って、取り残される人が出ないようにバランスをとることも執行の役割でした。

 

 (ただ、僕はいろいろと考えるうちに極端な思想に若干食われてしまってダンスをする意義やモチベーションを見失いそうになったりもしました。もしかしたら自分のMや出演しているMに悪影響を及ぼしていたかもしれません。その節は申し訳ありませんでした。踊る同期の姿を見たり考えを聞いたりしたおかげで、今はしっかりと戻ってきています。)

 

 話が逸れましたが、個人的には22期の副部長というのはリーダーでもなんでもなく、ただひたすら考えてバランスを保つ人、です。もちろんただ平均的意見をとって丸く収めるというわけではなくて、しっかりと定めた目標から逸れていかないようフェアな視点からサポートするということです。

 

 どこかの代の執行のような、背中を見せてメンバーを牽引するような副部長ではなかったと思いますが、少しでも豊かで過ごしやすいFreeDを作ることに貢献できていたら嬉しいです。
 

・信条

 全員が十分に考えて話し合うことができれば、ひとつも嘘をつかずとも人間関係や社会は成り立つという信念が僕にはあります。だから僕は基本的に素直に生きているし思っていないことは言いません。

 

 もちろん他人を不快にさせることはこちらにとっても望ましくないので相手によって接し方を変えたりということはありますが、迎合することなく自分のあり方は貫いているし、本心で話しています。だから、僕が褒めたのをお世辞ではないかと考えている人がいたらそれは無駄です。その時間でプリエを踏んだりトゥエルを巻いたり腕を回したりした方ががいいです。

 

 ただ、さもなくばそれを上回る不利益を被るという場合には意に反する言動を取ることもあります。結局は非合理だけど当たり障りない行動をするのが最適解になってしまい悔しい思いをすることもしばしば……

 

 でも、執行の中では本当にその必要がありませんでした。僕は常識に囚われないことをするのが好きなので、普通なら多少は受け入れづらいような意見を出すこともあったと思います。そんなときも2人はしっかりと受け止めて、先入観抜きのフラットな視点で真剣に考えてくれる。そして正しいことは正しいと必ず認めてくれます。そういう確固たる信頼があって、執行はとっても居心地のよい理想空間でした。

 

 執行はさんこいちを掲げていて、情報や意見を常に共有していました。ほんとうに執行を一緒に務めるのがもえことオギノだったから、屈託なく腹を割ることも背中を預けることもできた。特大の愛です。ありがとう。

 ちなみに、誰とは言いませんがもうひとり本心を一切包み隠さず話せる相手がいます。FreeD22期裏の執行です。夜通しZOOMしたり、宿泊行事では2人で外に出たりして毎回日が昇るまで話したり、FreeDのこともそれ以外のこともたくさん議論してくれてありがとう。こんなに物事がよく見えている人を他に知りません。

FreeD人生備忘録

 FreeD人生を覚えているうちに覚えている範囲で振り返っておきます。備忘録です。

 

・入部前

 大学でダンスを始めようと思った理由のひとつは、自分が底辺であるような環境に身を置いてみたかったからです。それまでは自分の得意分野を扱っているコミュニティでゆるーく過ごすということが多かったので、逆に困難に飛び込んで継続的な努力で何かを成し遂げることは良い人生経験になるかなと、新しいことを始めようと考えていました。

 

 ダンス経験がないだけでなく運動神経自体悪く、人前に立つことが大の苦手、努力はできないという人間だったので、ダンスは恰好のチャレンジングなコンテンツでした。

 高校で一番仲良かった友人がダンスをやっていたのに影響されたのもあります。あと単純に音楽にのるのとかリズムにのるのは好きだったのでね、続きそうだと思いました。(あだなとは関係ありません)

 

 YouTubeで東大のダンスサークルの動画を探して、心を惹かれたのがどちらも五月祭のステージの、BOILEDのPopと、FreeDのJazz(うなじゅうM)でした。

 うなじゅうMはちょっと変わった曲が使われているんですけど、作った人が曲をどう聴いているのか作品から伝わってきて、観ているうちにその曲が好きになってしまいました。

 

 それでとりあえずFreeDの体験練習に足を運んでみたんですね。そしたらなんと雰囲気の良いこと。PopがやりたかったのでFreeDは渋いなと思っていたけど、温かい空間にそれ以上の魅力を感じました。振り覚えは当然悪くて振りについていけませんでしたが、上達を見込んで入部フォームを出しました。

 

・1年生

 ここから先1年の公演まで初心者上がりの凡な道筋を辿っただけなので省略。(未来の自分へ:思い返したい時は似た境遇の他の人のブログを読んでね)

 少し違ったことといえば、できないのをわかった上で入部したので心が折れるとかは別になかったということくらい。あと公演練ではほとんど誰とも話してなかったので友達が少なかった。

 

・2年新歓期

 駒中という22期の溜まり場ができます。空きコマや授業終わりにちょっとでも時間ができたら寄りたくなるような、温かく迎え入れてくれる場所。コミュニティとしてのFreeDの象徴のようでした。ここで2年ここゆーきゃんのメンバーを中心とする、いろんな人と仲良くなりました。

 

 新歓期が終わる頃、DNWaackを作る人がいないという噂が。WaackのMがなくなるのは嫌だというそこそこの想いがあったので、M責が務まる自信はなかったけど本当に人がいなければやると言っていた気がします。そしたら他の人は全員それ以上に消極的だったので僕が請け負うことが突然現実味を帯びてきました。係決めとかでお馴染みの展開ですね。

 最終的には相方になってくれませんかとお願いして回って、じゅりに受諾してもらいました。じゅのんMの爆誕です。

 

・M責

 M責を始めて分かったことと言えば、僕の苦手なスキルが大体M責という仕事に詰まってるということです。とんでもなく向いていません。なんてこった。まあ大体は始める前から分かっていたような気もします。

 分かっていなかったことで言えば振りを作るのが難しいということで、1エイト作るのに基本1時間以上はかかるし、残り物のパートになってくると日が暮れるまで駒外や御殿下にこもっていても進捗が生まれないことがしばしば。やたら難しい振りや、果たしてこれはWaackなのだろうかという振りが出来上がることも多かったです。(これは今でも変わりません、、)

 

 Waackは各イベント1Mしかないので、DN、新歓、公演と1年以上もM責をやれば次の代のWaackerの実力やスタイルを決定するのに十分な影響力を持ちます。Waackが廃れないようにM責をやったつもりが、ダンスの力量もM責としての力量も足りないばかりにかえってジャンルを汚染し衰退させているような気がして、自分が取り返しのつかないことをしているのではないかと恐ろしくなったこともありました。

 僕は基本的にはサークル活動以上にダンスの世界には深入りしないと決めているので外部ナンバーに出たりレッスンに通い詰めたりはしませんでしたが、M責をしているとインプットの機会も減って自分のダンスと向き合うこともできず、自分が実質的にジャンルを牽引しているという状況が不安でした。

 

 ……と、ちょっと暗いことを書きすぎましたが、総じて見ればM責をさせてもらえてよかったと思っています!非常に良い経験をさせてもらえたし、音取りを考えたり、何をどうすれば改善できるのか究明してどうすれば伝わるのか考えたりすることは純粋に楽しかったです。何よりメンバーとのコミュニケーションやMに取り組んでくれる姿にはとても元気付けられました。

 

 この間久しぶりに新鮮な気持ちでじゅのんMを見たらこんなに良い作品だったのかと驚きました。じゅのんメンバーは駒祭2日目の動画をぜひ見返してみてください。美化されているのか、不思議とキラキラとした思い出ばかり蘇ってきて感謝を伝えたくなったのでここで伝えておきますね。M責自身も練習が楽しみになるような愉快なM練を作ってくれて、たくさん支えてくれてありがとう。ひとりひとりが大切なメンバーです。

 

・幹部代へ

 そして2年後期から幹部代です。スラックポリスして趣味で21期さんの仕事を手伝うようになりました。趣味でやりたい人がいるのに忙しい人が苦しみながらその仕事をしている状況が単純に非能率だなと思ったからです。

 

 そんな様子を見てしごできだと思われたのか、なぜか副部長という役職をいただくことに。1年の頃から誰が副部長になるかという話で僕の名前が上がっていたのは知っていたけど、本気でなるとは思ってなかった。

 オギノに肩を並べるような人間かと問えば疑問符の雨が降ってきそうです。あ、でもオギノはなで肩だから肩を並べたら僕の方が頭が低くなりますね。あってるのかも。

 

 そして、執行が何をする仕事かも大してわからないまま決まってしまったんですね。じゅりがまとめてくれたみんなからの推薦理由を読んで、自分に何が求められているのかを考えました。前章の執行の項目にも書きました。あれ、このブログ執行について3回くらい同じようなこと書いてるかも。まあいいや。

 

・執行

 もえことオギノが優秀で素敵な人だということは言うまでもありませんが、隣にいると何倍もそれを実感させられました。そして執行を務めてみると3人の考え方が似ていて、すぐに意気投合した気がします。

 まず意見が割れることがほぼなく(訂正:オギノのブログ読んでたら意見が食い違うこともあったらしいです、覚えてないななんだろう)、少なくとも僕は執行内で出た意見や決定事項に対して違和感を抱くことがありませんでした。話し合えば毎回筋の通った議論をして合理的な結論を出すことができたし、少しの妥協もなく納得できた。

 みんなの幸せという大目標やその他の思想が一致していて、それらに基づいてかなり論理的に議論していたから必然と言えば必然かもしれません。でもこんなに仕事がしやすくて快適な環境は今までにもこの先にも出会うことがないのではないか思うような良いチームでした。

 

 実際に執行として何をやったかと言いますと、目指すべきFreeDが実現されているかどうかアンテナを張ってうまくいっていないことなどを見つけ出し、改善の手立てを考えることです。幸せ大臣みたいなものです。が、優秀なサークルメンバーたちのおかげで仕事が見つからない時期もありました。

 よく、副部長もM責もしてて忙しいのにこれも頼んでごめんね!みたいに気遣ってくれる人がいますが、副部長は実感としてそこまで忙しくなかったし、考えることは趣味みたいなものなので苦だと感じたことは一切ありませんでした。副部長に相応しいと思ったことはないけど、そういう意味では向いてはいたのかもしれません。

 

 もっと実務的なところで言うと、いろいろとフォローに回ったり誰の担当でもないような仕事もやったりします。僕は文章を生み出すのが苦手なんですけど、連絡入れたり話したりすることが付随する仕事ってなにかと多くて、結構もえことオギに任せてしまうことが多かったかもしれません。

 僕が主に担当したことといえば抽選関係だったりメンバー管理だったりと、気づいたらスプシ大臣になっていました。(普通に2年生のころからそうだったかも)

 

 執行仲良し会と称してご飯食べたり謎解きしたりしながらお話しする会も何度かしました。執行旅行も必ず行こうね。副部長になるというズルをしてもえこオギノと勝手に仲良くしてます。各所ファンの方々、ごめんなさい。

 

・コミュニティとしてのFreeD

 最後に、コミュニティとしてのFreeDについて。FreeDにはダンスに対して自分の考え方を持っていて熱量を注いで取り組んでいる人、他人想いで気配りが細かなところまで行き届く人、とにかく仕事ができる人、明るくコミュニケーションをとって他人を笑顔にできる人など、自分に足りないものを持っている尊敬すべき人がたくさんいる。来る場所を間違えたかと思うほどです。

 

 そしてなんというか、今まで過ごしてきたコミュニティよりも、ずっと居心地がよかったです。思いやりにあふれていて、支えてくれる人がいて、様子のおかしい人間がありのままでいてもそれを受け入れてくれて、感謝をあげればキリがありません。

 

 自分が受けた恩恵はいっぱいありますが、僕にも一応の社会性があるので、コミュニティの恩恵を求めて来ている以上自分も立場に応じた同様の価値を提供するべきだと考えています。果たして自分がこんな徳の高い人たちに対して与えられるものなんてあるのだろうか、常に悩むところでした。

 

 でも、どんな場にいるどんな人であれ、その人にはその場に生み出せる価値が必ずあるはずです。僕にも一つ強みがあるとすれば、サークルに対して結構ドライというか冷静に見ているので、メンバーが何をしようと根本的に受け入れることができます。そしてこんな未熟な人間だからこそ、相手を威圧せずフランクに接することができるという部分もあるんじゃないでしょうか。

 

 「候角」という言葉をご存じでしょうか。「候」の草書のような形をした、若鹿の未熟な角のことです。鹿にとって角は武器であり、強さの象徴です。若鹿は弱々しいが、威嚇ではなく弱さを開示することで信頼を示し、繋がりを生み出し、集団としての強さを作ります。

 僕はアイコンにもしている通り自分を動物に喩えるならば鹿だと思っていますが、鹿の中でも若鹿のような生き方だったと思います。

 

 タイトルにはそんな意味を込めました。嘘です。適当言いました。かすみに「絶対に普通のタイトルはつけないでね、『ありがとう 22期のる』とかだったら怒るからね?」と念を押されたので広辞苑を開いてランダムに選んだ言葉です。選ぶ瞬間をかすみに見てもらったので不正はありません。

 

 ということでさっきのは嘘で、与えるより与えられることの方が全然多いFreeD人生でした。それでもちょっとは還元できたんじゃないかな。まあどうあがいても主観でしかないからわからないけどね。

 

 あと、今まで人間というものは具体性・特殊性の高い要素が多く興味の対象でなかったのですが、FreeDに入ってから人間を好きになった気がします。にんげんっていいな。

 

 心から愛せる人たちに出会えて幸せでした。これからもよろしくね。


2023.12.19. 22期 のる