あいりです!ついに引退ブログを書く時がやってきました。書きたいこと考えてることはたくさんあるけど、それをどの切り口でまとめたら良いか分からず。結局、バラバラと書くことにしました。できるだけ、私だから書けることをメインに。

綺麗にまとめようとすると、ちょうどクッキーの型抜きをした時のように、まとまらない部分を切り捨てることになるから、もったいなく思っちゃって!

あ、クッキーの場合は型に入らなかったところをまたこねて伸ばし直せばいいんだけどね!ういちゃんのクッキー本当に美味しいんだよなあ、また食べたいです♡

 

いかに私がFreeDに思い入れを持って入ったかという部分はブログリレーに書いたので割愛します。こちらです。引退ブログの序章的な内容になってます。

 

入った経緯だけ手短に書くと、

高1くらいからFreeDの存在を目につけてて、

新歓では他のサークル見向きもせずにFreeDのイベントに参加しまくって、

オンライン座談会では質問もないのに居残りして(ただのヤバいやつ、「栗原さんちのパンナコッタ」を食べながら参加してた21期るんさんがこれめっちゃ美味しいでっておすすめしてくれ、実際に食べ、次の回の座談会でも居残りして「オススメしていただいたパンナコッタ食べました!」って熱意をアピールした記憶。意味わからん。今日2年半ぶりに食べました。美味しかったです。)、

圧倒的に1番で入部フォームを提出しました。 ここからは、夢にまで見たFreeD生活のお話です。

 

 

ダンスの話〜FreeD生活の始まり〜

あんなにFreeDに入りたかったはずなのに、実は最初の方は、来る場所間違えたかな〜と少しネガティブでした。辞めようとまでは思わなかったけど、M練行きたくて仕方ない!ダンス楽しい!っていう感じでは正直なかった気がします。理由は色々あると思う、単純に初めての東京で1人暮らしにホームシックになってたり、コロナで遊びとかもなく、みんなともめっちゃ仲良くなるって感じじゃなかったり。でも一番は、あまりにも踊れなくて、楽しいよりも踊れない振り分からないどうしようみたいな思いが勝ったことでしょうか。周りは同期もみんな上手くて、焦りと自信のなさでクラクラしてました。1年生のDNではゆこりさM、公演はOP、ひなりさM、しなまゆMに出させてもらって。りささんのことは元から知っていたけれど、FreeDに入ると雲の上の存在みたいに感じてビビっていました。でもかわいくて美しい踊りをするりささんに会いたくてM練に行くみたいな感じ。先輩たちも優しいのは分かってるけど、呆れられてるのでは?と怖くて。

 

ひなりさMの時どんな感じだったかというと、ひめさんがこわい(すみません)、21期さんとは11月くらいまでは話した記憶あんまりない、ルルベアップバランス取れなくて、でもグラグラしてるって思われるのがこわいから、かかと低めにして乗り切る。振りも分からなすぎて、どこか分からないとこある?タイムでどこを質問して良いのかも分からない。自分は全部分からないのに、先輩は手の出し方が上からか横からかみたいな、あまり重要でなさそうなこと(失礼)を質問していて絶望(それを区別して揃えるっていう概念を持っていなかった)みたいな感じでした!

かにさんがつきっきりでプリエのターンアウトを教えてくださった時なんて、足がつりそうだから一度かかとついてリセットしたいのに言えず、目をつけられた〜と半泣きでした。本当に何をそんなにビビってるんだという感じですね笑 動画を見てキャッチアップしようとするのですが、スローにしてもどうなってるか分からなくて。右足出したら大体は右に回るみたいな基本のレパートリーがないから覚えられないし、一個一個止めて振りをメモに書くのですが、大体「右手上、左足後ろ」みたいな感じになって笑 右手上で左足後ろの振りなんて何通りも作れますよね、結局わからん〜って諦めちゃったり。文字通り「右も左もわからない」状況でした。当時の私なりになんとかしようとしていたかもしれないけど、全然だな、もっとちゃんと頑張れば良かったなって思います。今思えば、アドバイスの意味のたぶん半分も分かってなかった…

 

ひめさんもかにさんも怖くないし、たつなりさんは面白い、と分かったのは公演期の最後の方だし(たつなりさんは衣装のアレンジをこだわるためM練中になぜか上裸で白Tを切っていた)、やえこさんとちゃんと話したのは2年生になってからです。

こんなことを書くと先輩が優しくなかったみたいで本当に失礼です。申し訳ありません。実際は全くそんなことはありませんでした。本当に優しくていつでも声かけてくださって楽しいM練にしてくれていました。ただ勝手に私がバリアを張っていただけです。あんなにへなちょこで振りも覚えられない私を見捨てず、本番舞台に立てるまで根気強く教えてくださったM責さんをはじめとする先輩方には感謝してもしきれません。呆れることなく、優しく、良い感じ!とか声かけしながら何度でも同じところを教えてくれて、なんて心の広い方々なんでしょうか。同期も振りを教えてくれて心強かったなあ。

 

特にりささんの教え方は本当に分かりやすくて、言われたことに気をつけると、それまでやりにくかった動きが嘘のようにスムーズになったり、少しのことなのに鏡に映る自分の姿が見違えるようになったりして感動していました。ゆっこさんは声掛けをして盛り上げながらダンスの楽しさを教えてくれて、いつどんなときでも優しい。ひなりさんはダンスや体幹が素晴らしいのはもちろん、きもい動きの美しさ&楽しさという概念を教えてくれました。きもいのが最高なんて、それまでの私のレパートリーになかったもので。笑顔!とか整っている美!が全てだと思っていたので、人生が広がりました。その他もたくさん、私を見捨てずに育ててくださった全ての方々に本当に感謝しています。皆さんなしでここまでダンスを続けることはできませんでした。この場を借りて改めて感謝を伝えさせてください。ありがとうございます!!!大好きです!!!

 

3年生になって振り返ってみて、あの時の自分に言えるとしたら、また初心者(や、限りなく初心者に近い状態)で始めた人に言えるとしたら。。。 

できない自分をさらけ出せ!!!

です笑 まず、M責さんや上手い人たちは、踊れていない人を見て下手だなーちゃんと踊れーとか思っていません。少なくとも私はそう信じています。やる気がみられないとか直前期に振り覚えてないとかはもちろんダメだけど、できないことに対して悪く思う人はFreeDにいません。もっと早く知っておけば良かった笑。まあさらけ出さないようにしようとしてもバレバレだったわけですが。少なくともルルベは最初からちゃんと親指の付け根で立つ練習をした方が良かったし、分からないときは分かりませんって言って、シェネの後スッと隠れたりせず自分からFBもらいに行って、教えてください!!!!!ってことを全面に出した方が良かった!周りが上手いと焦るけど、自分よりも上手な人の中で踊れて、教えてもらったり見て盗んだりできる環境ってとても貴重です。引け目を感じずに、それを最大限活用してほしいなと思います。こんなこと私がいうまでもなく今の23, 24期はみんな素晴らしい!

 

私はいつからか、できないところはできないってさらけ出して、先輩同期後輩関係なくできる人にはどんどん聞こうっていう風に心がけを変えました。それから少しは上達するようになったのかなと思っています。幹部代にもなって教えてもらいまくりで情けない限りですが。私がいちいち聞いても丁寧に教えてくださった皆さん本当に本当にありがとうございます!なんで変なんだろうね、うーんどうなってるのかな、って一緒に考えてくれて…もう感謝しかありません。このくだり2回目な気がするけど何度でも言います。ありがとうございます。 

そして、自分でできない分、M練は休まない、M練時間を有効活用する、補習練はできるだけたくさん行く、毎日ストレッチをする、動画を見る、は最低限するようにしました。練習はたくさん行ったから、M責さんのポイント・表現したいって言ってたことを大切に踊れてるかなと。M責さんのニュアンス聞くのが好き。上手く体が動かなくても、顔の向きとか手の出し方とか、頭で考えてどうにかなるところを守ることから始めました。いろいろと気づくのが遅かったし、もっと頑張れる余地はあったと思うし、私はコツコツ努力するのが本当に苦手で、ダンス向いてないのかなと思ったり。最後までもっと上手くなりたい&ならなきゃは尽きませんが、、、角度や気をつけるところの少しの違いで大きく変わるのは面白いし、ずーーっと憧れてたダンスに向き合えて、たっくさん楽しく踊れて本当に幸せです!ダンス楽しいー!

 

ここで思い出したどうでも良いエピソード。ゆーきゃんがよく着ているYTJの黒Tシャツをよく見ると穴が空いています。それは、ひなりさ衣装アレンジで白Tを切り裂くとき、下に着ていた黒Tも一緒に切っちゃったからなんです。そういえばゆこりさ・ひなりさとM被りしてたゆーきゃんと初めてまともに喋ったの1年の11月とかな気がします。気まずい。だって前髪とマスクでほぼ顔隠れてたんだもん。話せない人なんだと思ってた。ゆーきゃんがFreeDに心を開くのに合わせて顔の見える範囲も広がったと解釈してます。すずきが最近よくありがとうって言ってくれるな、どうしたんだろうと思ってたらブログ読んでそういうことかと分って泣きました。ありがとう。

 

ほっと一息!寄り道コーナー① 

この引退ブログにおいて、ネガティブなことはわざわざ書かなくても良いし、基本私はネガティブなことは口に出さないをモットーに生きています。でも今回あえて少し書いているのは、あの時の私みたいに感じたことがある人もいるかな、そういう人に届いたらいいなって思うからです。FreeDって本当に良い人ばかりで、FreeD大好き!って感じで、疲れたなとかしんどいなって思っても表には出さなかったりするから…その熱量についていけないなって感じたり、疲れたなって思っても、周りみんな元気だから自分だけ言ってられない/自分が弱いのかなって感じたりしがちなのかなと。でも常に良い側面だけ持つべきなんてことはなくて。それぞれ悩みやしんどいこともあるっていう弱さも認められたらいいなと思っています。

 

寄り道コーナー終わり 

何の話だっけ。このままだとただの渋い1年目のお話になってしまう。違います!

振り入れ中は頭混乱するしM練は緊張するけど、振りを覚えてきたら楽しくなってきて。初めての舞台であるDNはもう、さいっこうに楽しかったです!!!舞台に立って、今まで練習してきたことを舞台でお客さんに見せる、大好きな人たちと踊る、何にも変え難い幸せと高揚感だと思いました。他のMを見るのも楽しかった。その後も、ちょっと練習多いなあ遠いな疲れたなってなってきた頃に通し練でモチベ上がったり、人前で踊る&他のMを見るっていうことが何よりも大好きでした。無観客の体育館だったけど、駒場祭はもう本当に本当に楽しくて!少し余裕も出てきて周りを感じることもできて、一体感を持って踊ってるっていう感覚が分かったんですよね。ゆこりさMは何度も見返しているし本当に大好きで大切な存在です。アトラクトライトの歌詞が良すぎて!この曲に何度励まされたか分かりません…ゆこりさMを見たことない人は、私に連絡してください。YouTubeに上がってないので動画送りつけます!とりあえずアトラクトライトを聴きながら返信を待っててください。

 

第1回通し練で私的にその後のFreeD生活が変わる出会いがあるのですがそれはまた後で書くとして。なんと!この時期に何度か「上手くなったね」って言ってもらえたことがあったんです。普段もっとここ良くしたらいいよと指摘してもらうことはあっても、良いところを言われることなんてないから、その一回一回誰にどこで言われたか全部覚えています笑 ああもうしんどいかも〜上手くならないな〜って思ったとき、それらの言葉が私を引き留めて、もう一歩頑張ってみようって思えるんです。

良いなって思ってること、この人のこのパート好きってこと、それぞれありますよね。せっかくだから、思うだけじゃなくて、伝えてみてほしいなと思います。失われるものは何もないし、この世界にまわっている幸せの総量を増やすことになるので最高です。言わないと案外伝わらないし、ちょっとした一言が、何気ない言葉が、とても大きな力を持つ時ってあるんです。こんな私に良いねって言ってくださった方、ありがとうございます。お世辞かもしれないけど、本当に嬉しかったです。

 

 

FreeDとの向き合い方

自主公演との出会い

上の章までが、FreeDのダンス面について向き合い始めたころのお話です。 でも1年生の私はだんだんと気づき始めます。このサークルには「仕事」と呼ばれる区分の活動もあることを。ただただ大学でダンスをしてみたかった高校生の私は、サークルって自分たちで運営するものだという概念を持っていませんでした。そもそも公演の存在も知らなかったから、公演の準備がある、脚本やら演出やら照明さんとの手続きやらがあるっていうことも想定外でした。

最初にそれを意識したのは第1回通し練。 通し練で初めて他のMをみて、ストーリー仕立ての公演という意味を知って、そもそもキャストがいてセリフがあることを知って、そして何より公演責のちさとさんがかっこよかった!みんなの前でテキパキ指示を出して、自主公演という大きなすごいものを作っている姿に感銘を受けました。元から宝塚などの舞台が大好きで、演出家の講演会にまで行くレベルだったので、宝塚の演出家がしているような仕事をして、オリジナル脚本の公演を作っていることに衝撃を受けました。公演の作品そのものやダンスと同じくらい公演責や運営に感動して帰路につくという時点で私の性格や適性が垣間見えますが、公演責やってみたいかもって思いました。え。。。サラッと急に何を言っとんねん?と読み返した方もいるかもしれません。早すぎおこがましいにも程がある。公演責が何やるかも分かってないのに、ビビッと直感だけね!あったんです。まあ大変さとか何も知らないから無邪気に思えたのかも・・・?笑

通し練までは公演がそんなにガチって知らなかったのですが(失礼すぎ、でも周りの22期に聞いてもそういう人多いからコロナの影響だと思います)、通し練でちさとさんやOBOGM、3年Mを見て一気に思い入れが強まりました。

オギさえぴ私という目白台メンツで通し練終わりに動画見ながらタコパして盛り上がって楽しかったね!目白台はその後も本当に大信頼大好きです。

 

ぐるぐる期

そうしてFreeD&公演への思いが高まる一方で、大学生活をFreeDに振ってしまっていいのかという気持ちも大きくありました。ここからその葛藤を書くので、あーだこーだ分かりにくパートになると思います。でも誰しも一度は悩むことかなと。

じわじわとfreeDの魅力にハマっていく私の様子はここまで書いたとおりです。でも同時に、20期さんやたらと忙しそうだぞ?!ということにも気づき始めました。どうやら生活の大半をfreeDに割いているっぽい…?ん?夜中まで会議…?寝る時間だよ!(徹夜の概念持ってなくて、毎日12時には寝ていた)補習練って、参加する私は1,2回だけどM責さんは全員分やってるってこと!?だめだめ、私は絶対にあんな3年生にはならないぞ!と心の中で誓いました。20期さん、本当にすみません😭当時の私は、サークルってただの大学生の遊びだと思っていて、サークルしてたら大学生活終わっちゃいました〜みたいになってはいけない!!と考えていたんです。当時他の活動に色々首を突っ込んでみたり、勉強頑張るぞって思ったり、たくさん旅をしてみたい、留学行くとしたら3年の秋からだから引退前に辞めるか〜って計画してみたり。とにかくFreeDとは緩く付き合っていこう、大学生活を捧げるわけにはいかないと思っていました笑

その一方で(あーだこーだのこーだの方)、人生で一度しかない大学生活、若くて自由な時間があるこの貴重な時を何に使うべきか、常に悩んでいました。なんとなく過ごして終わりたくない。勉強をガチれば良い?めっちゃ遊ぶとか?バイトしまくってみる?うーんどれも20歳前後というこの輝かしい時間を費やすに値するかしっくりこない。何をする?何をしよう。 

「私、ずっと、この世界には何か足りないって思うの」ーハンナー

そうして日々が過ぎていき、20期さんの引退ブログが始まって、先輩たちがFreeDにかけてきた熱い思いを知って、公演への思いが再び強まり、、、頑張るぞー!という気持ちで、ついに自主公演の本番の日を迎えました。

私の大学生活を変えた運命の日です。

 

 

自主公演本番〜運命の日〜

自主公演本番、ほんっっっとうに楽しかったです。いや楽しかったなんて軽い言葉では済まされない。こんなにすごい作品を照明のついた大きな舞台でお客さんに届ける。私も踊って作品の一部になっている。心動かされるとはこのことか。

 

特に、OPが始まる前に幕内でたつなりさんが泣きながらみんな大好きだよって声かけしていた姿は、本当に最後なんだ本番なんだ頑張ろうって思わされ、その日1日をよりエモーショナルにしてくれました。どのMも楽しくてここまで続けてきて良かったと思ったし、自分が出ていないMを客席から見て感動して、、、終わってほしくないと思うほど最高の1日でした。さらに3年Mが終わってハケてきた20期さんが泣きながら、でもびっくりするほど清々しい美しい表情をしていて、忘れられません。その時、これに勝るものはない、FreeDなら大学生活を捧げる価値があると思ったんです。この喜びは、美味しいアフターヌーンティーを食べたって、ディズニーに何回行ったって、世界旅行したって、超えられない。FreeDをやり切りたい。

公演を見にきてくれた妹からのLINEも、FreeDに時間割いて良いよねという自分の考えを後押ししてくれるものでした。以下、コピペ。興奮のままに送ってくれたのが伝わってきて、本当に嬉しかった。

 

圧倒されっぱなしやった、、!!!

あんな素敵な仲間と素敵な演出と素敵な振りで舞台立ってるあいりが羨ましい!!!!!!

すっっっっっっっっごかった!!!!

おつかれさま!!!!!! もう一回頑張って!!!!!!

 

お正月の帰省でも家族で公演の動画を見て。特に私の家族はOPに大感動していて、何度も何度も見ました。私は何にもせず端っこの方で踊ってただけなのに、すごいでしょ〜と鼻高々でした笑 公演が終わってから2週間は余韻から抜け出せなかったなあ。

 

こうして2022年のお正月、私は大学生活の方向性を決めました。 「FreeDを真剣にやり切って引退する!」

大事な大事な大学生活・若くて元気で自由な時間がある

人生の黄金期をFreeDに捧げると決めた理由 

 

①一つの目標に向かって頑張る充実感・その先の達成感は何事にも変え難いと思ったから。 

上に書いた通り。どんなに遊んでもこの楽しさは越えられない。またその目標が公演という形になるのも最高だと思った。中学の時はテニス部でひたすら全国大会出場を目指していて。それはそれで最高の青春だったと言えるけど、形には残りません。あとは団体戦でもどうしても個人プレーでライバル関係やら勝ち負けが大変!メンタル鍛えられました💪高校でちょこっとやってた吹奏楽は舞台があって動画が残るという意味ではダンス公演に近い。けど、やっぱり全然違う。吹奏楽は1つの作品作る時に、どの音を誰が吹いてるか分からないくらい溶け合ってる方が良い。でもダンスはみんなで揃えて一つのもの作ると同時に、それぞれのニュアンスを見ることもできて。なんていうんだろ、吹奏楽は溶かしたチョコレートを混ぜて一つのチョコレートにする。ダンスはマーブルの粒のまま並べてアートにする。みたいな…??ダンスの公演なら頑張りが形になって人が見えるものになって、しかも映像で何度でも見返せるものになる。素敵!いや〜良い種目選んだ。

 

②一つのことをやり切るからこそ…! 

一つのことをやり切ることの大切さを感じていたことも理由です。楽しいなっていう表面的なことで終わらず、少し大変くらいまで真剣にやってこそ得られるものがあると思いました。当時いろいろな団体や活動に首突っ込んでいたけど、「お客さん」的立場で色々やっても何も身につかないなと感じたんです。だからFreeDと、悩みを感じる深さまで向き合おう、それゆえの景色を見たいと思いました。

 

③FreeDの人 

1人ですることはいつでもどこでもできるけど、人を巻き込んですることは一緒にやる人がいないとできない。そしてFreeDの人たちは長い時間を一緒に過ごすという意味でも信頼できる。もっと仲良くなりたいなっていう人ばかり。大学生活振り返った時にそばにいた人、自分のコミュニティとして、FreeDの人と一緒にいたいと思いました。そしてこれは大大大正解!3年間振り返って、サークルでも遊びでもFreeDの人との楽しい思い出ばかり。本当にありがとう!

 

④「仕事」があるから 

運営も自分たちでできるから、これは経験・学びになる、サークルで遊んで終わり〜にはならない。と思えたことも大きな理由でした。公演では、150人くらいの集団で、15ヶ月もかけて、予算も考えて、スタッフさんとやりとりしたり。脚本・演出・アクト・ボイキャス・ホール・場所取り・照明・音響・衣装・大道具小道具・チケット・パンフレット、、、こんなことなかなかできる機会はないぞと。

 

⑤青春を取り返すぞ 

他の22期のブログでもコロナで高校生活が不完全燃焼になったエピソードがありますが、もれなく私もその1人でした。中高生活を捧げようと中1から6年間打ち込んで、いろんなリーダーの役割をもらって準備を進めていた高3の体育祭が中止になりました。高3体育祭に打ち込めるようにって高1から計画して受験勉強も高2で終わるようにしてたのに、肝心の体育祭はあまりにもあっさりと失われて。先輩たちが悩みながらも最高の時間を過ごす姿に憧れ続けていたので、自分たちは悩むことすらできないのかとかなり落ち込みました。大好きな仲間と本気で頑張れる青春なんてもう一生ないんだろうな…と思っていたところに忽然と姿を表したfreeD。社会に出たら、好きなことを好きな人と利害関係やお金に縛られず打ち込む機会なんてなかなかなくて。大学生だからこそできる!やりたい!と思いました。

 

⑥つばささんのブログ 

公演熱に浮かされた私は、上のようなことをぼんやり考えながら、過去の引退ブログを読み漁りました。その中で18期のつばささんのブログに書かれていたことが心に響いたんです。自分の決断を後押しされるような、間違っていないよね、と思えるような内容でした。顔も知らない先輩の言葉ですが、強く影響を受けました。リンク貼って引用したいくらいですが、流石に恐れ多いので、興味がある人は探してみてください。私が引退ブログの言葉に影響を受けたように、このブログも誰かの心に届くかも…という思いで、真剣に書くことにしています。でも、顔も名前も知らない26期がこれ読むみたいなこと!?やばいな・・・つばささんもびっくりですよね、勝手にすみません。しかも私がここに書くせいでさらに読む人が増えるかも・・・汗

 

以上がFreeDに大学生活の大部分を費やすと決断した時の理由です。後から考えて言語化したとかじゃなくて、当時からこれくらいの精度で言語化して説明できる状態でした笑 いろいろとすごく理性的判断で恐縮です。でも私は多分どちらかというとロゴスの民で、何をやるにも、それをやる時とやらない時を比べて、投下した時間や労力といった資源に見合う価値があるか瞬時に計算してしまうんです。その「価値」基準は、思い出やら充実感やら楽しさやら青春!みたいに割とパトス的なのですが。

 

 

FreeDに打ち込むぞと決めた後、どういう形で関わるかを考えたところ、やっぱり公演責をやりたいという気持ちが大きくなりました。自分が得意なことを活かして貢献できるのは公演責じゃないかと。何かを作り上げることが大好きな私は、こんなビッグプロジェクトをリードできるチャンス逃さない!人と環境の枠組みが用意されてるの最高!と。宝塚の舞台を作りたかった夢をここで昇華させよう。スケジュール管理とか仕事の方がダンスより得意だし。みんなの輝きを最大限引き出そう。みたいな感じです。他にも色々あるけど。

おこがましいし、ダンス極めるぞの方になっていないのはツッコミどころですがお許しを。

 

そうして2022年のお正月。

公演責をやってみたい、それまでに(つまりDNで)M責に挑戦したい、3年間FreeDをやり切ってその後の2月から留学に行きたい、という計画を立て、その通りに進みました!笑 当初の気持ちは何も変わっていません。

ということで、計画通り2月からオーストラリアに10ヶ月交換留学に行きます!公演終わってもバタバタしそうですがそれまでにぜひ会ってください♡

高1の時点でダンスは大学でFreeDでやると計画して、大1でこの計画をして…私が計画&スケジュール大好き人間なことが伝わったと思います😅先先考えて早めに動くのが好きで!だからと言ってダンスも早取りにならないように本当に気をつけます!!

 

 

一休み!寄り道コーナー②〜FreeDの夢編〜 

りなやんのブログのタイトルが「夢の中までFreeD」でしたね。ということで、私が見たFreeDの夢のいくつかを挟んでおきますね!

  • 1/7
    脚本原案プレゼン 私が出した案。少女と黒豆の精霊が出てくる。黒豆の精霊に憧れた少女は黒豆の精霊に導かれるまま旅に出る。
  • 10/29
    23期から部長決まりました!って報告された。 「鶴見こうし」くん。 え、だれ?!って自己紹介カード探したら確かにいて、大阪大学のずっと幽霊部員の子だった。 ほんとに?!!って聞いたら23期の子たちは、「はい、ぜんぜん成り手がいなくて〜鶴見くんが来年は暇だし引き受けるよって言ってくれたので〜😆👍」って普通に受け入れてて、もえこに「え、もえこは知ってた!?」って聞いたら「うん、私も鶴見くんと話してみたんだけど!確かにfreeDのことは知らないけどやる気はあるみたいだから信頼できるよ〜」って言われた。 うそやん、ほんとに!?って混乱。 一旦鶴見くんが練習見にきたんだけど、「え、こんなガチな感じなんすか!」みたいなノリで。私が「部長って何するか知ってる?」って聞いたら「いや分かんないすけどみんなに言われたことはやります!」 23期ももえこも当たり前のように受け入れてて、まじで言ってる!?!?誰やねん鶴見くん!
  • 11/27
    自主公演reflection 舞台のセンターから通路まで全部本当に鏡で仕切られている。上手の席に座ると上手半分しか見えない。下手の席に座ると下手半分しか見えない。 第2幕は鏡の世界のため、「星が綺麗な離島」にて上演。みんな船で移動する。15分では間に合わないので、2幕を見たい場合は1幕は見れない。 つまり、1幕の上手半分しか見えない人、1幕の下手半分しか見えない人、2幕しか見えない人 に分かれてしまう
 

寄り道コーナー終わり

引退までの身の振り方を計画した私はもう突っ走るのみ!

 

DNまいりーM

ゆこりさMから一緒のまっきーと作らせていただきました!

自分の中で浸るダンスもあるけど、私はお客さんに向けて届けるダンスが好きなんですよね。ってこれをどこに書こうかと思ってたら、なんとまっきーが書いていました。 

「いやはや驚いた」ー主ー 

大っ好きです。知ってる方も多いと思いますが、私はまっきーの大ファンなんです。まきの親衛隊です。自分にはMは作れないだろうな〜でもいつか作るとしたら絶対まっきーとがいいなって考えていました。そして上に書いた通り、1年生の公演が終わったお正月、DNでM責をやってみたいっていう目標を立てたのです。もしできるのならまっきーとやりたい。だから誘ったの1/1なのよん。本当に一緒にできて幸せでした。こんな私と作ってくれてありがとう。まっきーとじゃなかったらM責なんて出来ていませんでした。

まっきーのダンスに惚れ込んだのは、公演たつなりOPの4曲目jazzで斜めにハルとレイラが出会うシーン。まっきーが上手後ろから進むんですね。私は上手袖にはけていたので毎回見ていました。ダントツでした。技術はもちろんなんだけど、表現・込められた想い。見ていてこちらの心が揺さぶられるような。美しくて、上品で (大事。私は上品なダンスを愛しています。)パッと目を惹くんです。天使。たったの2エイトなんですけどね。(ただのオタク文章になってきた笑) でも、今でも鮮明に思い出せる、(しかも本番の映像とか動画とか前から見たまっきーじゃなくて、希望ヶ丘の、当時コロナ対策で上手の窓のとこ全開で寒かった、この斜めの角度から見たまっきー。) 

私がFreeDに入ってから見たたくさんの踊りの中でトップレベルに印象深いダンスです。映像では分かりにくいのが悔しい。でも私は一生覚えてると思う。やっぱり心に響くものって残り続けるよね。そんな公演にしたいですね!!!

話それた笑。そんなまっきーにキャストお願いできて最高です。今でもハンナ見てると毎回涙出る。ベルベットのぎしぎしパートのハンナ本当に🥺しかもありがたいことに新歓でも公演でも3年Mでまいりーペア振りをいただきました。

永遠にまきのオタク発動しちゃうのでまいりーMの話に戻ります。 よく自分M責したなっていうくらい未熟で、今やり直したらもっとできることあるなって思うのですが。本当に楽しかったです!「たこみたいな振り」入れてごめん、けーた、ともき。あれは実は「鳥のような振り」のつもりでした。あの振りだけ研究する踊る会したいです… 至らない点もたくさんで、まっきーにももどかしい思いをさせてしまったかもしれないけど、あの時の精一杯が詰まっていて。今でもまいりー楽しかったって言ってくれる人がいて、幸せです。23期が本当に可愛かった!今も大好きな仲良しメンバーです!出てくれたみんなありがとう!!!

 

場所取り・忘れ物係

場所取り&忘れ物係になりましたね。「忘れ物係のあいりです」で毎回笑いと拍手が起こるようになりました。なんで???笑 23期にとっては、最初に私を認識したの忘れ物係かもしれないですね。場所取りのお仕事は見えにくいのでここでチラッと書いておきます。毎日ある練習のために、練習場所を確保します。鏡ありなし、アクセス、広さ(直前期は箱を取りたいので探すの大変、板橋になりがち)を考えて、M間に不平等がないように。コミプラはごん、とつ、じゃけの学生証がないと開けれず、ペナルティも厳しいので、毎回すごいプレッシャーの中みんなの練習を確保してくれていました。誰かが体調不良になったりしたら、無理やり予定空けて鍵開けに行ってくれたりしたっけ。3ヶ月前から抽選できる杉並区→2ヶ月前の世田谷区→箱取るなら板橋や文京区。コミプラ会議に出席して交渉。見つからなければ都立や品川区を探す。実際はもっと複雑ですが。仮決定版を場所取り共有のTimeTreeで管理して、最終決定したらGoogleカレンダーに。23期がダブルチェックして細かいミスを直してくれました。取り忘れとか間違いがあったらM練できないし、せっかく来てくれた子達に無駄足踏ませることになるので、何度も確認しました。

忘れ物係は、忘れ物を通して繋がるご縁があったりと楽しくて!でも、アルバムに入れた写真を見てください〜って何度言っても持ち主が見つからないときは悲しかったですね。合宿終わりとか持ち主不明のペットボトルの水を10本くらい流して捨てて、落ちてた靴下5セットくらい拾うみたいな。あとは私の任期の最後の仕事である去年の公演帰りはやばかった。IKEAの大きい袋2個分くらいあるんだもん笑 皆さーん!今年のゆうかちゃんのために、持ち物に名前書いてください!忘れ物するのは仕方ないけど、アルバム確認してねって言われたらしてくださーい!お願いですよ!

場所取りメンバー本当にありがとう。いつでもすぐ返信くれてホームでした。23期も可愛くて信頼できる大好きな子たちなんです。本当にありがとう!打ち上げ!

 

公演責として

9月くらいに公演責に選んでもらいました。確か決める時は伊豆ゼミにいて、決まったよーっていうzoomはなっつとNYから参加しましたね。懐かしい。ありがとうなっつらぶ🫶

 

1人でスタートした公演。公演班を募集するところから始めて仲間が集まっていき…最強で最高の同志、さえぴとみなに出会いました。この2人のことはあとで書きます。それにしても公演責ってぱって生まれ落ちて、公演班集めて、キャストやM責決まって、24期入って、出演者150人集まって、ついに数百人のお客さんに見せられるものができるのか。しみじみ。

 

公演責になった時はちょうど21期さんが公演準備に追われているのを近くで見ていました。Slackポリスです。そして気づきました。 これ、、、やばくないか???自分には無理かもしれない。。。ここまで頑張れないしギリギリ生活はしたくないし自信ないー!ちょうどみんな色々なところで悩んでいるのを聞いていた時期だったからかもしれません。去年の11月くらいが、公演責になってからの15ヶ月で一番病んでた時期だ笑 

 

そんなある日、ちさとさんとさえぴと3人でご飯に行かせていただきました。公演責としてのお話や考えるべきこと、色々なアドバイスをいただいたのですが、最後に「まあ色々言ったけどほんっとに楽しいよ!楽しみにしてな!」と言われました。言い切ってくださいました。当時の私には(今でも)もうそれだけで十分だった。安心したし、その他のアドバイスがどうでも良くなるくらい、強烈に残っています。公演責になったことは間違いじゃない、楽しみだなってワクワクしました。

 

 

 

そして・・・本当に楽しかった!!!好きなことに15ヶ月向き合い続けて、150人が出演する舞台を一から作り上げていくということ。それが最終的にお客さんに見てもらえて動画にも残る形になること。やらなけらばいけないことはたくさんあるけど、それを一つこなすたびに一歩公演に近づいて。形が見えてきて。ワクワクして。紛れもなく私の人生のハイライトです。思い返せばあまりにもいろんなことがありました。FreeDや公演のことを考えなかった日は一日たりともなくて、ちょっとスマホ置いてたらLINEやSlackの通知が溜まるけどそれすら嬉しくて、毎日7回くらい(10月以降は20回くらい)はSlackの全チャンネル見ていたと思います(ただの中毒)

 

私はFreeDの自主公演に取り憑かれて、FreeDをダンスをする場所というよりかは、公演を作り上げる場所として認識していたかもしれません。(しかも早い段階から笑) そんな人なかなかいないと思うし、良いかどうかは分からないのですが、こんな私を受け入れてくれた方々には感謝しかありません。

 

公演責像として目指すのは、「一人一人の強みを活かして作る公演」でした。 そして心がけていたことは以下の通りです。

  • どっしり構えていること。笑顔でいること。このまま頑張れば大丈夫だって思ってもらえるようにすること。
     余裕なさそうな雰囲気は絶対に全体に伝わってしまう。楽しんで公演本番を目指せる良い雰囲気を作りたいと思っていました。それは後輩に対しても同期に対しても先輩に対しても!どう見えてたかは分かりませんが。
  • 余裕を持って準備を進めること。22期に引退したくないって思ってもらえるような幹部代に。
    幹部代大変ってよく言うけれど、みんなが無理せず、公演までの時間も余裕を持って楽しめるようにしたかった。大好きなみんなの睡眠時間を守る!と決意しました。結局なんやかんやで忙しくなってしまいましたが、、、問題になりそうなことは早めに芽をつんで、前もって段取り考えて、私なりにできることはしたつもり。今日の3年M決起会で、「引退したくないよ〜」って泣く同期たちを見てもうめちゃくちゃ嬉しかったです。1番の目標を達成してみんなへの恩返しもできた気分。
  • 返信は早く!
    誰かが何かに取り掛かってる時って、その瞬間が時間あるからやってるわけで。私のところで止めてそれ以上先に進めないってなったら嫌じゃないですか。だから返信はとにかく早くしようと心がけましたー!
  • 自分のキャパは自分で守る
    自分はキャパが大きいタイプだと思ってたけどFreeDにはもっとすごそうな人がいて。比べて落ち込んだり情けなく思うこともあったけど、自分のキャパの大きさを自覚して生活上のやるべきことの量を計画しました。周りの子たちが余裕なくなっても、自分はどっしり構えてバッファーになれるように調節しようと。無理を言ってM責を引き受けてもらった人の分は私が責任取ろうと思ってたし、いろんな仕事でも衣装でも巻き取れることはできるだけやりました。頼ってもらえた時は嬉しかったなあ!!
  • 最終的にはお客さんに届けることを忘れない。
    やっぱり自主公演である以上、自己満足で終わってはいけないと思っています。私たちの思い入れが詰まった公演ではあるけど、クリスマスイブにわざわざ時間をとって来てくださる観客の方が入って初めて完成する。自分が踊る時も、全集などで話す時も、この意識を持とうとしていました!

他にもあるけど、一旦これくらいに。

かなり自意識過剰です。なんか書くの恥ずかしいな(今更)
全然できてないやんみたいなツッコミ甘んじて受け入れます。

一応頑張ったってことです。

 

ちょっと休憩!寄り道コーナー③

ここでキャパについて私の考えを。 大学生活は4年くらいしかないし、やりたいことやるべきことはたくさんあって、全部詰め込むには短すぎます。どこかで取捨選択をしなければならなくて、自分のキャパの大きさを認識しておくことは大切です。freeDにはたくさんMでて勉強してバイトして他にも…ってもう敵わないよってすごい人がいます。本当にすごい…🥺でも私は私の人生を生きます。キャパが大きい人に合わせたり比べたりするのではなく、どんなふうに過ごしたいかはしっかりと自己認識して管理することなのかなと。いっぱいやれば偉い・徹夜するほど頑張っててすごいというものではありません。楽しんで程よい充実感を感じられる範囲でやれば良いと思います!
 

寄り道コーナー終わり。公演責あれこれ。

さて、上に書いた通り、この15ヶ月くらいかな。本当に本当に充実していて、楽しかったです!

考えて実行して、少しずつ形になって。それを信頼できる人たちと!!この人にお願いしたい、任せたいっていうすごいレベルの高いことができて。最高でした!!!

繰り返しになるからこれくらいにしておきますね。

 

何やってるか見えにくいと思うけど、仕事はざっくり分けると、以下の3つでしょうか?

  1. 作品作り
    物語作り、深さ感動と分かりやすさの両方の追求、Mとのつなぎ、キャストボイキャスアクト大道具衣装黒子照明音響などがここに入ります。
  2. 雰囲気作り
    タイトルが難しいのですが、いろんな意見をまとめることです。意見は作品そのものに対してだけではなく、進め方・運営のあり方・スケジュール・負担・人間関係などあらゆるものについて集まります。それから全体の雰囲気を作ることも!全集やLINEの言葉の一つ一つで変わるなと思っているので、たくさん悩んで考えました。最近はたつなりOP22期通しをストーリーにあげたことで一気にみんなのエモい雰囲気を作れて嬉しい。
  3. 事務仕事的なこと
    作品だけあっても公演はできません。スケジュール管理、ホールやスタッフさんとの打ち合わせ、チケットパンフレット、全体への連絡、予算管理、当日業務なども大事なお仕事です〜!

もちろんこれら全部を1人でやってたわけではありません!22期頼りになりますのでね!ただ、滞りなく進んでるか、常に全状況を把握するようにしていました☺️楽しすぎる最高。
今年からスタッフさんを変えたことにより、下の子たちに不安なく良いものを引き継げるので満足しています。

 

でも公演責という立場は難しいことも多くて…それなりに悩んだりもしました。

 

 まず、いろーんな方面からの意見が集まってくる。それらは簡単に全体に公開できないものも多く、事情を知らない人からまた別の意見が来たり。あまりにもいろいろ言われすぎて、親切心で言ってくれてるんだろうなって言葉でさえ一旦耳を塞ぎたい時もありました。ただのわがままに聞こえてしまう声も。みんな自分個人としての意見だからね。こちらはこちらで全体のことをたくさん考えてるんだけどなって、いやそれすら私個人のエゴなんです。これだけの人が集まれば価値観も意見もバラバラで、分かり合えないって思う時もあった。個人と全体と責任と。この立場はなった人にしか分からないと思うし簡単に理解されてもそれはそれで困る笑

 できるだけ中立にみんなの意見を反映させたいけれど、だからと言って私の意見を0にしてただの調整役になるのも違うと思う。「全員の意見を100%通すことはできないから」と言い聞かせて考えて最適な落とし所を探しました。でもそれすらも、「意見100%通るのは無理だから」を言い訳に、切り札のように使って妥協してしまっていないか。本当はもっと考えたら80%ずつ通せる道があったかもしれないのに、60%で逃げてしまっていないか。と考えたり。

 私が未熟だったこと、思慮が足りなかったこと、自分のエゴを優先してしまったこと、単純な力不足、、、そのせいで傷つけてしまった人、不満を持たせてしまった人、多分私が認識しきれていない範囲にもたくさんいるはずで、申し訳なく思っています。本当にごめんなさい。

 また私の立場上、どう思われているのか気にする時も少しありました。脚本演出は頼りになりすぎるみなが責任者で、各Mにも最強M責さんたちがいて、何もできない自分が口出しだけするってことになっていないか。自分の弱さや至らなさに向き合わされる日々でした。

 良い雰囲気を作りたいという目標がある以上、目立つ立場の人がぶれたらだめだと思って、焦りや悩みを絶対に見せないように試みましたが、意外と大変で、精神的な強さを求められました。なんでもかんでも本当のことを言えば良いってもんじゃないなってことを考えて、めちゃくちゃ悩んで、ちょっぴり嘘をついたり本当のことを隠したりしてしまった時も。私は普段はとってもオープンな人間なもんで、難しかったなあ笑 どんな問題があってもくよくよしてる時間すらもったいないので、「これからどうするかだよねえ」ってぶつぶつ唱えながら歩いてみたり笑

 考えておくべきことがあまりにも多くて、暇さえあればslack開いてやることリスト書いてました。お風呂に入ってる間に7個くらいやることリスト思い浮かんで覚えるの大変だったり、寝てる間も考えてるから朝起きたら考え事の途中…なんてこともよくありました!笑 頭のキャパには自信がありましたが、忙しかったりあまりに連絡が集まると自分の個人的なことが侵食されてしまい。第3回通し練でさわめいの衣装を忘れたことは、そんな自分に対して実はかなりショックでした。その節はごめんなさい。

 何度も書いているように私はスケジュール立てて早めに行動するのが大好きで、1人でやることは守れるからいいのです。ところがどっこい、みんなでやるとなると思うようにいかなかったり多数の事情を考慮しなければならず(当たり前)。。。やることが多いなんてことより何よりも、「ギリギリになること」にストレスを感じるタイプで。かといって何度も強く催促するのも気が引けるし、タイミング見計らってやって。もどかしい思いもたくさんしました。前の人が終わらないと次進まないことたくさんあるからね!

 

こう書くと、とても悩んでいたかのように思われるかもしれませんが、実際はそんなに悩んでいません!公演責として過ごした日々は本当に楽しかったんです!!!!!がちっとも大変じゃなかったというと嘘になるということです。まあ大変じゃないわけないですね、普通に。こんな規模のことやってるんだから当たり前だ!前述の通り、余裕があるように見せるを目標にやっていたので、どう見えていたかは分かりませんが、、、最後だし引退ブログくらいは大変なことちょっと書いてもいいよね。

22期が素晴らしいので、ありがたいことにかなり上手くいった方だと自負していますが、簡単ではないということは、お伝えしておきます。どうか来年以降、ちゃんと気遣ってみんなで作っていって下さい🥺

 

えーっと。どうしようもなく大変な時期はあったけど、大変だったと辛かったは違います!楽ではなかったけど楽しかった!公演やFreeDを辞めたいと思ったことはないし、正直くよくよしている時間もありませんでした。ぐちや弱音なんて言っても解決にはならないし!笑

自分に足りないところなんて探せば無限にあって、でもそんなこと言っても仕方ないから自分ができることを探す。私ができないことは周りのみんながやってくれる。くらいの気持ちでした。無責任だと思われるかもしれないけど、周りのみんながやってくれるから大丈夫だ〜と!

分かり合えないって思う時、いつでも脚本のテーマと3年Mの「人として」が刺さる。自分の在り方や決断が不安な時も、私の責任は公演を成功させることにあるんだから、とにかくできることをしよう、悩んでる場合じゃない、と割り切れる時の方が多かったかな。

割り切れずにどうしよーーーって涙が出る時もあったけど、必ず誰かいてくれて、温かい人に恵まれてるなって人の優しさに触れて、結局プラスが上回った。

そもそも、高校の体育祭がなくなった時、自分たちは悩むことすらできないのかって落ち込んだから、悩めていることすら幸せでした!!!ありがたいなあ!!!

 

 

本気で打ち込んだからこそ、自分に向いてること向いてないことが分かって、自分の弱さ至らなさを直視させられた日々でした。濃厚な、充実した時間。 

今回の公演では情熱の国パトスと知性の国ロゴスが登場して、どっちも良いんですよね。いろんな人がいるから楽しいし面白い。得意分野は人それぞれです!

ちなみに私の名前は愛理です。愛のパトスと理性のロゴス。わーい!(なんやねん)

 

 

トリデンテについて

この公演は副責任者のさえぴ、脚本演出責任者のみなと、まさに3人4脚で進めてきました。上に偉そうに公演責として〜みたいなこと書いたけど、ほとんど全部は3人でやってきたことです。みなはそれにプラスで脚本演出をしていた、すごすぎる。

「おぼえているかい?僕たちが初めて会った時のこと。」ー父ー

結成の経緯はブログリレーに書いた通りです。17時間の時差を超えたzoom会議から始まり、いつ連絡してもすぐ返信返ってきて(時差ないみたい)、本当に本当に才能に溢れて心から信頼できて、あんなこともこんなことも共に乗り越えてきました。あまりにもいろいろありすぎて語り尽くせないね笑。物語の盛り上がりや辻褄・Mの表現など作品に関することはもちろん、たっくさんの意見を吸収するという立場も分かち合ってきたつもりです。

2人はほんとにほんとにすごいんです!私なんかよりよっぽど大人で、人のことによく気づいて。濃い時間を過ごしたが故に私の嫌なところもたくさん見たと思うけど、飽きずに側にいてくれました。

さえは、一番長い時間を一緒に過ごして(家一緒で夜22時から会えたんだから当然と言えば当然)、人生で出会った人の中でトップレベルに濃い関係です。はい。言わずもがな、めちゃくちゃ仕事ができて自律できて、いつも、私が見落としがちな視点と成長に向けての刺激をくれます。これやっとかなきゃな〜と思ってたらもうできてあるみたいかことばかりで。信頼の塊ですね。なくてはならない存在です。本当にありがとう。

みなは、まず私とさえが元から仲良いところにオンラインで入って、脚本やM決めの一番難しいとこも空気感分かりにくいzoomで。そしてこの素晴らしい脚本ですよ。いかにすごいかなんて、言わなくても容易に推察できますね。そんな人と一緒に作れるなんて幸せすぎませんか??創作能力が素晴らしいのはもちろんですが、この深い脚本を書けるところからも分かる通り、人間力も素晴らしい。何度助けられたことか…。脚本のテーマも私が大好きなもので、こんな作品だったら良いなが詰め込まれてた。みんなの意見を一手に吸収して、忙しくても妥協せず短期間で何度も修正して、悩んで絞り出して。私のも含めて、意見は結局は個人のエゴが多分に含まれてる。たくさん押し付けてしまった。ごめんなさい。でもそんな大量の意見の中から、みなは全体を踏まえ、最終的に全てを引き受けて責任を全うしてくれたんです。普通の人ができることじゃないです。この才能を世に出せることが誇らしい。作品の一部になれて本当に幸せ。

 

2人と一緒じゃなかったら何もできなかった。2人と一緒だったからここまで来れたって断言できます。この先、ここまで信頼できる人と一緒に何かをできることなんてないんじゃないかって心配になるくらい笑

本当に良い作品ですよね。悩んだ時、何度も脚本のテーマを考えさせられました。

さて、私たちは脚本読みすぎて、ついにはセリフを日常会話に使えるようになりましたよ!

「そう驚かないでほしい。」ー主ー

 

 

作りたい公演

目指してきたのは「何度でも思い出したくなる最高の公演」です。Mプレゼンでも合宿でも繰り返しお伝えしてきました。

将来、あー大学生のときfreeD入ってたな、公演作ったな、楽しかったな、って浸れるものにしたい。freeDの人と集まって、私らの公演でもみるか〜!やっぱいいわ〜!って盛り上がりたい。大学生活の時間の使い方なんて無限にある中で、freeDに時間をかけることを選んだのだから、それだけの価値があるものにしたい。

お客さんにとっても、わざわざ来てもらっているのだから、あ〜良かったなって何度も思い出してもらいたい。心に響くものにしたい。

公演で使った曲にハマってその後ずっと聴いてるんですみたいなのが理想です。

そのためには、

①クオリティの追求

②準備期間も含めて楽しいこと

が必要だと考えていました。

3年M良かったな〜ってC.h.a.o.s.m.y.t.h.やココロノナカを聴くように。

OBOGMが好きすぎてpainのためにわざわざYoutube開くように。

使った曲聞いて思い出して動画見て…みたいなことを何度でもできるようにしたい。それがこの目標に込めた想いです。ぜひ80歳くらいになっても鑑賞会しましょう。

「私たちならできるはず」ーハンナー

 

FreeDで過ごした日々は、おばあちゃんになって大学生活を思い出しても1番に出てくるだろうキラキラした思い出です。ダンスだけじゃなくて、運営や演出、大好きなモノづくり(衣装&大道具)もできて幸せすぎる!

 

FreeDを頑張ると決めて本当によかった!!人生でもトップレベルにナイスな判断だと思います! 去年の公演でちさとさんからいただいた手紙の最後に「公演責やると人生変わるよ✨(笑)」という意味深な言葉が書かれていました。どう変わったのかまだ分からないけど、確実に人生の糧になっていて、これからの人生も楽しみです!笑

 

 

出演M記録コーナー

ほぼ全部Jazzですね!体験会とかもJazzばっかりです笑 やっぱりJazzが好き!!!美しくて上品なのが大好き。あとシアターとかテーマパークも底抜けに明るいハッピーも。ここまでJazzにしか出てないの22期で私だけだと思います。

他のジャンルに手を出す余裕がなかったのも少しはあるけど、(他のジャンルでまた何もできない状態とこから始まるの恐れてた。底辺が好きなともきはすごい笑)単純にJazzが好き。出たいJazzMだけでキャパ埋まってた。見るのも踊るのもメンバーの雰囲気もやっぱりJazz。つま先膝腕が伸びて背筋首筋手先が綺麗なのが良い。Jazzって本当に難しいし、どうやったって10年とかバレエやってた人たちとの差がある。

自分なりにちょっと頑張っても、周りも上手くなってるし、次の年にはまためちゃくちゃ上手い経験者の子たちが入ってきて笑 自分よりすごい人が詰まっててなかなか上がれなかった。楽しく踊れるようになるまでが長いし、いまだにできないことがたっくさん…でもそれだけ上手い人に囲まれる環境はありがたいです。追いつかない差を感じることも多いけど、経験者の子が長年努力して積み上げてきたものを簡単に分かった気になってたまるかくらいの気持ちなんです。同じ舞台に立ててることがすごいし嬉しい。Jazzだったから3年間チャレンジし続けられた。私なんて全然足りてなかったけど、周りにたくさんいる、チャレンジングな環境で努力を続けてる人を本当に本当に尊敬してるし、いつも見ています。

瞬時に先読みして計算して「勝てる勝負」に手を出しがちな私が。
それも相まって何をやっても割と「できる側」にいることが多い私が。

こんなにJazzだけを続けてきたのは、それだけ好きだったんだろうなと思うのです。

 

やばい、「それ」を使いすぎたしJazzについてだけでもう1ブログ書けてしまうし、なんか泣けてきた。

ジャズダンスがやりたくてfreeDに入って、ジャズダンスに向き合えて良かった。

 

上手い踊りと好きな踊りは違う。私は私が好きな踊り方があって。1エイトでも、1カウントでもいいから、良いねって他の人からも思われるようなことがもしあれば嬉しい。でも周りの目とか他の人との差なんて気にしなくたって、自分の好きを追求して楽しめたらそれだけでも最高!

 

DNゆこりさM (Jazz)、公演たつなりOP (Jazz&Waack)、ひなりさM (Jazz)、しなまゆM (Jazz)

新歓OP (Jazz)、りなM (Jazz)、ちおこM (Jazz)、くろいわ M(Freestyle)、みつさわM (Jazz)

DNまいりーM(Jazz)、だーゆんM (Jazz)、2女、🍊(Jazz)

公演OP (Jazz)、りさゆんM (Jazz)、ひなりM (Jazz)

新歓OP (Jazz)、DreaM (Jazz)、ねねぴM (Jazz)、3年もえりなM (Jazz)

DNしおりんM (Jazz)、3女

公演OP (Jazz)、さわめいM (Freestyle)、DreaM (Jazz)、3年ゅピM (Jazz)

 

来年以降のために伝えたいこと

FreeDはあたたかい場所で、いろんな向き合い方でもいつでも受け入れてくれます。FreeDに行けば、ダンスや舞台、練習を楽しむことができる。でも、ここはプロがやってるディズニーランドじゃなくて、裏であなたが楽しむ場をちゃんと用意してる人がいることも、頭の片隅に置いてもらえたらなと。このあたたかい空気は勝手に生まれるものじゃなくて、細かい気配りと何があっても受け止めてくれるって安心感のある執行が支えてくれているもの。毎週楽しいM練があるのはM責さんのおかげ。イベントごとはそれぞれの係が準備を進めています。遠い施設は申し訳ないけど、たくさん検討して施設を探して予約しています。全部当たり前じゃないんです。 

私は公演責・場所取りと、FreeDの裏方側にも深く関わった人間かなあと思います。その立場だからこそ伝えたいことがあります。全員もっと運営に関われとか仕事してとかではなく。

提出期限は守る、前に立つ人が話したそうにしてたら静かにする、集合の時はすぐ集まる、伝わってる時は頷きながら話を聞く、片付け手伝う、ありがとうとかお疲れ様を伝える。

はいはい、あいり真面目やな〜って思うかもしれないけどこれは思いやりの問題だと思う。一人一人が少し思いやりを持つだけで、全体は大きく変わります!

恩着せがましいし、こんなこと言わなくたって楽しんでもらえてるならそれだけで十分なんです!本当に!!

だから消そうか何度も迷ったけど、今後のためにあえて書くことにしました。来年以降何らかの役職を持つ子達の負担を少しでも減らしたい!!!という切実な願いを込めています。伝われば嬉しいです。

 

 

本当に長くなりました。「あいりにははぐらかさずちゃんと思いの丈を全部書いてほしい」と、大好きなゆめから言われたので笑、言える範囲でのありったけを込めました。こんなのでいいのかな。不安なので、ここまで読んでくれた人はぜひちょこっと感想を教えてください。 

「気になってしまって。」ールナー

本来は綺麗な作文を書く人間のはずでして、このような文章でお恥ずかしいですが…一部でも心に伝わる言葉があったらいいなと思います。

人によって響く部分は違うのでしょう。

 

 

メッセージコーナー

さて、freeDへの愛が強くて、私の中のハンナが出演者一人一人に手紙を書こうとするのですが、その時間あったらやることやって動画見て練習しなって私の中のルナが現実的なアドバイスをくれます。ここはルナの言うことを聞いて、ブログをもってみんなへのメッセージの場とさせていただきます。

 

注:私は基本的に個人へのメッセージは個人に直接伝えたい派です。誰のを書いて誰のを書かないが公開されるのも好きじゃないんです。ここでは、役職がある人に対して、公演のためにこんなありがとうなことをしてくれたんです🥹を全体に向けてアピールする目的で書いています。個人的なことはまた伝えるね

 

キービジュのらら&ゆづきへ

24期のららがキービジュを、ゆづきはパンフレットの挿絵を描いてくれました。ステキなイラストを描いてくれてありがとう!細かいこちらの要望を聞いて何度も修正し、その度に期待を遥かに上回る素晴らしいデザインになりました。才能の塊だね。

 

ボイキャスのみんなへ

あなたたちのおかげで作品に命が吹き込まれました。素晴らしい演技をありがとう。こちらの都合で何度も録り直しさせてしまい振り回してごめんね。でも回を重ねるごとに良くなって、そこにキャラクターたちが生きていました。良すぎて、いつもモニターがある方の部屋でくーっ!良いねえぇー!ってガッツポーズしてた。収録毎回楽しくて良い気分転換でした。本当にありがとう!

 

音響のゆーきゃんへ

こちらがどうしてもギリギリになってしまう中、すごいスピードで高クオリティな音源を仕上げてくれてありがとう。自分のMもあって忙しいのにね。こまっかい注文たくさん出しても嫌な顔ひとつせずに作ってくれて。精霊隊の笑い声反響させる素材として家で録った、いろんなパターンの私の笑い声を何度も聞いて良い感じに響かせてくれたと思うとじわじわくるね。頼りになりすぎました。まあゆーきゃんがやってくれるだろって丸投げしてました。本当に何でもやってくれて感謝しても仕切れません。

ゆーきゃんともセリフで会話できるんでしょ?

「もちろん私は知っている。」ー主ー

 

大道具のゆりこへ

あなたが(留年して)いなければ、今年の公演は成り立ちませんでした。そしてこんなに仲良くなれるとも思ってなかった!すんばらしい大道具作ってくれて本当にありがとう。構想練って、試作して、何度もコーナンや(大好きな)ダイソーに行って。建築の部屋に泊まり込んで、勝手に倉庫使って、ドリルやらノコギリやら使って。あなたが大道具に割いてきた時間も努力も、思いもたくさん知っているつもりです。手伝える人なかなか集まらなくて1人でやらせちゃったりとか、みんなが帰った後の片付けもね。イメージに合うように何度もデザイン考えてこだわって。私は楽しいとこだけ関わらせてもらってたようなもので申し訳ないけど、本当に楽しかった。ああ自分って工作とかモノづくり大好きだったなあって思い出せたし、高校生の時趣味でお菓子の箱で作ってた舞台模型を今度は建築の本物の材料で作れたのも幸せでした。当時は言ってなかったけど、実は一番辛かった時、ゆりこと大道具作りを心の支えにして生きてました笑 また建築の部屋で徹夜したいので、卒業制作手伝わせてください!

 

衣装のそふぃ&ゆりこへ

びっくりするくらいの労力をかけてすっばらしい衣装を作ってくれてありがとう!何回も日暮里行って、何回も試作して、超絶重い布運んで、みんなが作りやすいように布切った状態で渡してくれて、作り方書いて、いつでも質問ウェルカムな状態にしてくれて。ここまでしてもらって大丈夫?!ってくらい至れり尽くせりの環境を整えてくれました。個人的に(余裕ある状態での)衣装作りはだーーいすきなので楽しませてもらいました!そふぃがブログで書いてくれたように、衣装って作品の大きな割合を占めます。舞台である以上、お客さんは出演者の美しさ全てを見ていて、ダンスがいくら良くても衣装が残念だったら台無しになる。これほんとに。そふぃとゆりこのおかげで公演のクオリティが数倍上がりました!ありがとう!

 

まっきーこまちそふぃへ

こんな大役できるのあなたたちしかいません。3人がいなかったら成り立たない作品…たくさん悩ませて葛藤させてしまって本当にごめん。でもキラッキラギラッギラに輝くあなたたちを見て、判断は間違いじゃなかったと思わされるんです。どんなジャンルも踊りこなして、各M練に良い空気をもたらして、才能と努力と表現力の賜物ですよね。どのMでも虜になっています最高!プレッシャーもあっただろうにそんなの見せずに笑顔でいてくれて本当にありがとう。誇りです。

 

M責さんへ

M責決めの段階から、作品内での位置、曲決め、衣装も…他のイベントと違って公演でM責をするって本当に大変だと思います。まずは引き受けてくれてありがとう。かなり押してお願いしてしまった方もいましたね。おかげさまで、どのMもどの1シーンも自信を持って見せられる最強の布陣になりました。我慢してもらったり悩ませてしまったり。時には私個人の悩みを聞いてもらったり。たくさん迷惑かけたのに、いつも優しく受け入れてました。毎週のM練内容用意して、Mメンバーのモチベーションを高めて、FBや照明案書いてって。信じられないほどの労力をかけて最高の作品を作ってくれて本当にありがとう。これだけやってくれてるみんなの努力が高いところで実を結ぶように、Mに専念してもらえるように頑張らなきゃっていつも思わされていました。

また、どうしても現役生より連絡が取りにくいOBOGMにおいて、たつなりさんは、いつどんな時も丁寧すぎるほど丁寧な言葉遣いで連絡をしてくださりました。たつなりさんからのSlackが癒しで、楽しみにしていました。老害の対義語ってなんだろう笑こんな大人になろうと決意しました。本当にありがとうございます。

 

執行もえこオギのるへ

FreeDを確かな居場所として作り上げてくれてありがとう。3人が執行でいてくれる安心感すごい。私がグイグイでしゃばりタイプだから、執行としてのあり方を悩ませちゃったかもしれない。でも絶対に3人がフォローしてくれる、私が配慮しきれずこぼれ落ちてしまったことも救ってくれるって信頼があったから、ひたすら前を向いてのびのびと進んでいくことができました。 3人には3人にしか分からない思いをたくさん共有しているんだと思います。その上に私たちの日常がありました。

 

みな&さえへ

感謝。愛。尊敬。信頼。どれだけ伝えても足りないくらい本当の本当にかけがえのない存在です。ありがとう。やっとこの作品を世に出せるね!あまりにも駆け抜けすぎて何があったか分からんくらいやから、終わったら打ち上げ行って振り返りたい。そしてそして。未来の鏡に映るものも楽しみだー!

 

20期さんへ

2021年公演が、FreeD生活の原点です。20期さんが引退していく姿を追ってここまできたような気もします。走り抜いた先に良い景色があるんだろうなと信じられたこと、何よりの原動力でした。引退ブログで振り返って改めて20期さんから受けた影響の大きさを感じて、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!

 

21期さんへ

ずっと近くで見守ってくださってありがとうございました!本当にお世話になったし、どんどん仲良くなれたのも嬉しいです。21期さんの3年Mが大好きで何回でも見てしまいます。またご飯いきましょうね!これからも末長くよろしくお願いします!

 

24期へ 

24期がfreeDを楽しんでくれている様子を見るのが本当に嬉しかったです。どんどん上手くなって、技術だけでなく、どのような表現がしたいか各自が考えて踊れるようになっているのがすごいです。フィナーレの24期パート大好きなのよ!!

FreeDとの付き合い方に悩んでる人もいるだろうし、先輩たち熱意すごいなって多少ひいてるかもしれない。このブログを読んでくれた人は分かると思うけど、私は1年生の時の公演で本当に心動かされました。

あの感動を今度はあなたたちに届けられるでしょうか。まだ分からないけれど、公演に懸けてきた思いのほんの少しでも伝わると幸せです。

 

23期へ 

23期が同期並みに仲間になってくれて本当に嬉しいです。らぶ。私たち本当に仲良いよね??去年の11月くらいに立てた目標の1つが、「引退してほしくないと思ってもらえる22期にする」だったから、「引退しないで〜寂しいです〜」って言われると内心ムヒムヒなんですよ😚 このブログも半分くらいはあなたたちを思い浮かべて、活かせるものをって書いてた。なんでや笑。人生早取り人間なのでね。 幹部代、楽しいだけじゃないかもしれない。けれど、ここでしか見られない景色が広がっています!お楽しみに!

 ー相手は自分を映し出す鏡ー 

余裕がなくて自分にいっぱいいっぱいな時ほど、周りを見渡してみてください。

活躍を楽しみにしています!

 

22期へ

大学生活の大部分を一緒に過ごしてくれてありがとう。大学の思い出のほとんどはあなたたちと共にあります。一人一人違った良いところがあって、それを生かして仲良くなれたね。尊敬するところがたくさんで、世界を広げてくれました。公演責になった時、フォームに書かれた「みんなの推薦理由」をまとめたドキュメントをじゅりが送ってくれてて。時々読み返しては元気もらってた笑 悩んで決めたことも、後から「正解」にしてくれたのは22期のみんなでした。こんな私に公演責を任せてくれてありがとう。

大学でこんなにも大切にしたい人たちに出会えるなんて思ってなかった。やっぱり、なんとなくの友だち関係じゃなくて一緒の目標と悩みを持って駆け抜けられた仲間は特別だよねって。公演責になったときの不安は杞憂に終わり、素晴らしい1年を過ごせたのは22期のおかげ。かけがえのない景色を見させてくれてありがとう。末長くよろしくね!

 

ついに小屋入りまであと5日。本番が終わったら、ほんとうに引退するんですね。

パンナコッタ新入生も成長しました。

 

毎日全MのグルやSlackで大量の通知が来ることも、どこやねんみたいな駅に行くことも、FreeDのみんなにふらっと会うことも、もうないんだなと思うと、今この瞬間がもっと愛おしく感じてくる。人生で迷ったら、「人として」を聴きながらリサイクルプラザまでの土手を歩きます。坂を見てやっすーが、「人生山あり谷ありやな」と言ったこと。煌々と輝くブルガリアの看板。freeDの日々の全てが、頑張る力をくれるんだろうな。

 

タイトルについて

本番は一瞬で、終わったら消えてしまう儚いもの。だからこそ輝ける。心に刻まれるものになる。 

引退っていう終わりがあるから全力で走り切れる。寂しいけどね。 

「終わりがあるから美しい」好きな概念です。

 

このブログを機に、今までもらった手紙読んだら涙が溢れてきました。たくさんの愛をもらったなあって。やっぱり手紙っていいね。欲しいし書きます。

 

ありがとうって言うたびに、自分がありがたいことをしてもらってるんだな、周りに恵まれているなと感じられる。毎日たくさん「ありがとう」を言っていて、幸せ者です。

 

freeD生活で関わってくださった全てのみなさん、本当にありがとうございました。

 

「人間って、馬鹿で、残酷で、どうしようもない。でもどうしようもないくらいに、愛に溢れてるんです。」ールナー

愛に溢れたFreeDがいつまでも続きますように。

 

2023年12月18日 あいり