ディーン・フジオカ“復讐の鬼”と化す 関ジャニ大倉忠義と山本美月をめぐり恋敵に<モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-

 

【山本美月/モデルプレス=210日】俳優のディーン・フジオカが、4月スタートのフジテレビ系新ドラマ「モンテ・クリスト伯華麗なる復讐」(毎週木曜よる10時)で主演することが10日、わかった。共演には、関ジャニ大倉忠義、新井浩文、高橋克典、山本美月が顔を揃える。

 

暖の復讐の矛先となる主要人物を演じるのは、大倉、新井、高橋の3人。さらに、ストーリー展開の重要な鍵を握るヒロイン役を山本が務める。

 

ディーン・フジオカが“復讐の鬼”に「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」で主演

 

同作は、愛、将来、自由、仕事、自尊心、すべてを奪われた実直な主人公が、自らを陥れた男たちに復讐し、彼らの人生そして運命の歯車を狂わせていく復讐劇「モンテ・クリスト伯」が原作。日本では「巌窟王(がんくつおう)」としても知られる名作。

自身初の連続ドラマ出演となった『探偵の探偵』(20157月期)以来、フジテレビ系ドラマに出演するのは約3年ぶりとなるディーン。冤罪で地獄に突き落とされた環境から這い上がり、自らを陥れた者たちへ“復讐”をしていく、鬼と化した主人公・柴門暖(さいもん・だん)を演じる。ディーンは「光栄な思いと同時に、これまで数々のリメーク作品を見てきた事もあってその壮大なスケールにプレッシャーも感じました」と語り、「共演者陣、スタッフ陣で結束し、これまでにない衝撃をオーディエンスの皆様にお届けする為に、全身全霊で演じたいと思います」と意気込んだ。

 

 

ディーン・フジオカ×大倉忠義、山本美月を巡って“恋敵”に

今回フジテレビの連続ドラマ初出演となる大倉は、暖の最大の復讐の矛先となる“恋敵”南条幸男(なんじょう・ゆきお)役で、仲の良い先輩である暖(ディーン)と暖の愛する女性すみれ(山本)との婚約を祝いながらも、密かにすみれを愛し、暖に対して嫉妬の念を抱いているという役どころ。新たな挑戦に向け、大倉は「中々なスケール感のあるストーリーであり、そして、自分自身が今まで演じたことのない役柄に挑戦させていただけることをうれしく思います。視聴者のみなさんを『モンテ・クリスト伯』の世界に引きずり込めるよう全力で演じさせていただきます」とコメントを寄せた。

また、山本演じるヒロイン・すみれは、婚約者である暖が無実の罪により投獄されたことをきっかけに、地獄の苦しみを味わう女性。難役への挑戦に向け山本は、「また新しい作品に出会えて、新たなキャストの方々の一員になれて本当に幸せです。一人の女性として、愛をまっすぐに、人間らしさを丁寧に演じられたらと思います」と気合い十分だ。

 

 

 

今作の演出を手がけるのは、ドラマ『白い巨塔』(唐沢寿明主演・2003年)、『ガリレオ』(福山雅治主演・2007年)、『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(上戸彩主演・2014年)、『ラヴソング』(福山雅治主演・2016年)など、数々のヒット作品を世に送り出してきた西谷弘監督。緻密に計算されたインパクトのある演出に定評のある西谷が、単なる復讐劇を超えた複雑な関係性を紡いでいく人間ドラマにどのように息を吹き込んでいくか、期待がかかる。クランクインは3月上旬予定。