ガールズバンド従えたBLITZワンマンで決意の新曲初披露

東京女子流のワンマンライブ「TOKYO GIRLS' STYLE × GIRLS BAND ~赤坂屋内音楽堂~」が、1月14日に東京・赤坂BLITZにて開催された。

今回の公演はタイトルの「TOKYO GIRLS' STYLE × GIRLS BAND」の通り、eji(Key / カムロバウンス)、小久保里沙(Dr)、伊藤千明(B)、ひぐちけい(G)からなるガールズバンドが全曲で演奏を担当。女子流の4人は黒のレザーに網タイツを合わせたロックテイストの衣装で登場し、生演奏に乗せて力強い歌とパフォーマンスを届けた。

ライブはヘビーなドラムサウンドで幕を開ける「Rock you!」からスタート。4人は新旧織り交ぜたセットリストをバンドアレンジで畳みかけていく。新井ひとみは2階席まで埋まった会場を見渡しながら「後ろの席だと遠いなと感じるかもしれませんけど、今日は私たちが光って光って光りまくるので、楽しんで帰ってください!」と呼びかけ、中江友梨は「今日は忘れられない夜にしてやるからな」とイケメン風にアスタライト(東京女子流ファンの総称)を煽った。

衣装をチェンジしての後半戦は、ファンクナンバー「Limited addiction」や疾走感あふれるロック「Get The Star」、初期からのライブ定番曲「ヒマワリと星屑」「Attack Hyper Beat POP」といったアップテンポな楽曲が連発された。そしてラストは3月1日にリリースされる22枚目のシングルから、新曲「Don't give it up」を初披露。「今日は2017年最初のライブでしたが、東京女子流はここからまだまだあきらめずにがんばっていきたいと思います。今日はそんな私たちの決意を込めた新曲を初披露します」と庄司芽生が告げると、4人はマイクスタンドの前に立ち、気持ちを込めて「Don't give it up」を熱唱した。

ライブはこれで終了となり、場内には終演のアナウンスが流れるも、アンコールを求めるアスタライトの拍手は鳴り止まない。これを受けて4人は再度ステージに上がり、改めてこの日のステージについて振り返る。ひさしぶりのバンドセットについて、山邊未夢は「やっぱり自分たちのライブに一番合うのは生バンドだなってすごく感じたし、今回『生バンドの女子流、待ってました』という声もいただけて。これからも(バンドスタイルを)続けていきたいと思いました」とコメント。新井は「ひさしぶりの大きなライブで、いろいろあって不安でドキドキのまま今日を迎えましたけど、アスタライトの皆さんが今まで支えてくれていたからこそ女子流はここまで来れたし、ここがゴールじゃないから。女子流としてもう一度(日本)武道館に立ちたいという夢があるので、皆さんとその先まで一緒に行けるようにがんばります」と力強く語った。

ニューシングルは今回のライブで披露された「Don't give it up」と、庄司が共作で作詞に参加した新曲「predawn」の両A面で、DVD付き、フォトブック付き、CDのみ、ミュージックカードの4形態が用意される。3月5日からはシングルを携えてのワンマンツアー「TGS LIVE 2017 LIVE HOUSE TOUR ~Don't give it up~」が開催決定。全国8カ所のライブハウスで合計14公演が行われる。また明日1月17日(火)にはAbemaTVにて東京女子流の番組「明日、ネット記事になるTV~東京女子流編~」がスタート。番組では女子流メンバーが「ネットニュースに載る」ことを目標に困難なミッションに挑戦する。