「10周年を目指して突き進んでいきたい」東京女子流、デビュー5周年ライブ

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6月13日に東京女子流が東京・Zepp DiverCity TOKYOにてデビュー5周年ライブ「TOKYO GIRLS' STYLE 5th Anniversary LIVE -キラリ☆ into the new world-」を行った。デビュー5年目を迎えた2015年1月に「アーティスト宣言」を行った東京女子流。この日の会場には5人の新たな門出を祝うべく多くの観客が足を運んだ。

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場内に流れていたSEが鳴り止むと、メンバーが颯爽とした足取りで登壇する。5人は横並びでステージに立つと、リーダーの庄司芽生が「私たち東京女子流は、これからも歌って踊り続けて、このステージで輝くアーティストになります」と力強く宣言。ライブは最新シングル「Never ever」のリミックスバージョンで幕を開けた。低音を強調したハードなEDMサウンドに乗せてメンバーが切れ味鋭いダンスを披露すると、会場のボルテージが一気に上昇していく。椅子を使ったセクシーなパフォーマンスで魅せる「月とサヨウナラ」、ジャズファンク風のナンバー「GAME」を歌い終えると、5人は「こんなに多くのアスタライト(東京女子流ファンの総称)の皆さんと5周年ライブを迎えることができて本当にうれしいです」と挨拶。

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ピンクに替わり新たなグループカラーとなった赤いペンライトが客席いっぱいに掲げられた光景を見た新井ひとみは感激した面持ちで「ピンクのペンライトにもいろんな思い出がありますけど、これからは赤いペンライトとともに皆さんと一緒に楽しい思い出をたくさん作っていきたいと思います」と語った。

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「鼓動の秘密」「ゆうやけハナビ」「きっと 忘れない、、、」といった初期のナンバーが立て続けに歌唱されたのち、中盤のMCで、「ここで皆さんが予想していなかったブロックをやっちゃおうかなと思います」という小西彩乃の意味深な発言が飛び出す。「お腹が空く曲でしょ?」と満面の笑みで新井が小西に問いかけると、「アーティスト宣言」以降、ライブで封印されてきた彼女たちの代表曲「おんなじキモチ」が披露されることを察知した観客から「待ってました」と言わんばかりに大きな歓声が巻き起こる。歌唱前には、ライブで恒例になっていたメンバーによる「おんなじキモチ」の振り伝授も行われ、ステージと客席が一体となり会場は大いに盛り上がった。続けて「大切な言葉」「ちいさな奇跡」でキュートな歌声を届けると、彼女たちは「Say long goodbye」「追憶」という2曲のバラードを熱唱。さきほどとは打って変わって静まり返る場内に5人は情感豊かな歌声を響かせていた。

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ここからライブは終盤に突入。「私たちがこれから歌って踊っていきたい5曲をそろえました」という山邊未夢の紹介から「Liar」や「Limited addiction」といった楽曲が次々に歌われ、本編最後はハードボイルドな雰囲気漂う「Count Three」でクールに幕を閉じた。真っ赤なライトがステージを照らす中、私服風の衣装に着替えてステージに現れた5人はアンコール1曲目にデビュー曲の「キラリ☆」を歌唱。

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「A New Departure」を晴れやかに歌い終えると、最後は庄司が「10周年を目指して突き進んでいきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします」と今後の抱負を述べて、この日のライブを締めくくった。