映画「海月姫」初日舞台挨拶に能年玲奈ら豪華キャストが大集結
 12月27日、映画「海月姫」の初日舞台挨拶が新宿ピカデリーで行われ、能年玲奈さん、菅田将暉さん、長谷川博己さん、太田莉菜さん、篠原ともえさん、片瀬那奈さん、速水もこみちさん、原作者の東村アキコさん、そして川村泰祐監督が登壇した。

non42


クラゲを愛する主人公、月海を始め、三国志を熱烈に愛する”まやや”、枯れたオジ様専門の”ジジ様”ら、男子禁制の天水館で暮らすヲタ女子の集まり”尼~ず”の物語。

non44

初日を迎えた感想について能年玲奈さんは「この映画はお祭りみたいな映画なので私からチラシ祭りを提案したり、ブログでカウントダウンをさせていただいたりとかしていたので今日を迎えられて興奮しています。今日から海月祭 本番なので頑張りたいと思います。」とコメント。

映画の撮影中に発足した手芸部に入った能年玲奈さんはクラゲのぬいぐるみを作り、それは月海の部屋にも飾られて劇中にも登場したそうだ。

女装した男性役を演じた菅田将暉さんは「ついに海月姫公開ということで僕はさっきマネージャーさんとしゃべってこの日をブラジャー記念日にしようと。今日僕にとってブラジャー記念日を迎えられて本当に嬉しいです。」とコメント。

普段とは全く違う役を演じた篠原ともえさんは「いつもはカメラがあるとカメラ目線しちゃったり、グイグイ自分を表現したいタイプなので、ジジの気配を消す役はできるかなと思ったんですけど、お洋服を地味にすることで人って生まれ変われるんだなって学びましたね。実際、太田さんのそばにいても気付かれなくてビックリされたこともありました。現場にいるのに篠原さん!て呼ばれたこともあって。自分の気配を消すワザを覚えたことは女優として習得したワザだなと思いますね。」と振り返った。

non43

映画の内容に関連づけて「どんなものを取り上げられたら困ってしまうか」という質問に対して速水もこみちさんは「小さい時からアメリカンコミックのフィギュアがすごい好きでものすごい数を集めているのでそれを取り上げられたらちょっと辛いかな。」とコメントしたが、篠原ともえさんからは「オリーブオイルでしょ?」とツッコまれる場面も。

原作者である東村アキコさんは「この漫画は私の好きな物を詰め込んで自由に、そしてちょっと悪ノリして描いた漫画なんですけど、描いてる時っていうのは自由なもので紙の上に好きな物をバンバン描いてしまえばいいもので、こうやってまさか実写映画化されると思いませんでした。漫画以上に尼~ずのみんながすごかったです。」と原作者も納得のクオリティであるようだ。

最後に全国の方々に向けて能年玲奈さんは「これからまだまだ海月姫祭りはたくさんあるので是非、またそのお祭りに参加して欲しいと思います。ロッキンホラーショーみたいに尼~ずのコスプレとかみんなで合唱しながら観ていただきたいと思っています。」とアピールした。

映画「海月姫」は全国公開中。