『パラキス』N.Y.ロケ! 向井理、ファッション
デザイナーの兄に役作りの相談は?
さらに今回の映画を通じて、ファッションについて
どのように考えるようになったのかについても聞いて
みると「“オシャレには苦痛が伴うものだ”ということを
再確認しました。動きづらかったり、ヒールがすごく
高かったりするので、やっぱりオシャレでいることは
大変。楽してオシャレはできないっていうのが分かり
ました」と苦労を明かすも、その一方でファッションの
魅力についてこんなコメントも。
「(五十嵐隼士演じる)イザベラの『キレイな洋服とか
美しいメイクアップ、そういう装いは人に勇気や自信を
与える』というセリフがあったと思うんですけど、本当に
女性に自信を持たせてくれるのが美しい装いや
ヘアメイクだと、撮影を通じて思いましたね。
堂々と歩けるかな?』とか色々心配はあったんですが、
本当に素晴らしいドレスがみんなのおかげで
出来上がって、本当にキレイなヘアメイクとヘアスタイル
だったので、そこで自信を持ってやることができた
のではないかと思う。だから、ファッションは“女の子の
味方”だと思います」。
向井さんが演じたジョージは原作では青い眼で日本人
離れした容貌を持ち、矢沢作品の中でも人気の高い
キャラクター。この難役へのアプローチについてこう語る。
「(原作を)読んだ人はそれぞれ声や動きのイメージを
持っているので、そことの違和感を考えると身動きが
とれなくなってしまいます。なのでそこは自分なりのものを
やろうと割り切ってやるほかないので、何というか
勇気みたいなものがいつも必要ですよね」。
つづく