タイトル曲「VOICE」について
■11thシングル「VOICE」はアジアン・テイストの
ポップな曲ですね。
かしゆか:そうなんです。珍しくアジアン・テイストな曲で、
使ってる音も今までとちょっと違う感じのする曲です
よね。なんかごく一部の音が、“あの頃のヒット曲”
みたいな気がしたというか。
あ~ちゃん:できあがったのを聴いたとき、
びっくりしました。「あ、超アジアン。めっちゃチャイ
ニー」って。それと同時に赤とか緑とかの明るい
イメージがふわ~っと浮かんできたので、これ、
どういうビデオクリップになるんだろうと
思いましたねえ。
のっち:レコーディングのときは、ここまで音が
アレンジされてなかったんで「どうかっこよくするん
だろう、中田(ヤスタカ)さん」って思ってたら、
みたいな。
■ということは3人のなかでの「VOICE」の第一印象は、
“アジアン”ではなかったんですね。
のっち:実はこの曲を作っていただく前に、初めて
「こういう曲をやりたいんです」みたいなことを
お願いする会を開いてもらったんです。
前のシングルを出したあと、私たちのなかでは
夏フェスに向けた盛り上がる曲をやりたいっていう
のがあったので。ゴリッゴリでバキッバキの、低音が
めちゃくちゃ効いた音中心の熱い曲を
お願いしたんです。そういう勢いのある曲に見せ
つけるような振り付けのダンスで、みたいにイメージ
してのことだったんですけど。
あ~ちゃん:できあがってきた曲を聴いたら、
正直ちょっと「……あれっ!?」って(笑)。
のっち:想像してたのと違ってて。だけど最終的には
アジアンな、いい感じの曲になったので。
かしゆか:Perfumeの曲は完成するまで、どうなるか
わからないから。そこが自分たちでも、楽しみな
ところなんですけどね。
のっち:この曲はお願いをしたぶん、途中で何度も