タイトル曲「VOICE」について

■11thシングル「VOICE」はアジアン・テイストの

ポップな曲ですね。


かしゆか:そうなんです。珍しくアジアン・テイストな曲で、

  使ってる音も今までとちょっと違う感じのする曲です

  よね。なんかごく一部の音が、“あの頃のヒット曲”

  みたいな気がしたというか。

あ~ちゃん:できあがったのを聴いたとき、

  びっくりしました。「あ、超アジアン。めっちゃチャイ

  ニー」って。それと同時に赤とか緑とかの明るい

  イメージがふわ~っと浮かんできたので、これ、

  どういうビデオクリップになるんだろうと

  思いましたねえ。

のっち:レコーディングのときは、ここまで音が

  アレンジされてなかったんで「どうかっこよくするん

  だろう、中田(ヤスタカ)さん」って思ってたら、

  みたいな。

フリードのブログ「パフュームの楽書き」-4p81


■ということは3人のなかでの「VOICE」の第一印象は、

“アジアン”ではなかったんですね。

のっち:実はこの曲を作っていただく前に、初めて

  「こういう曲をやりたいんです」みたいなことを

  お願いする会を開いてもらったんです。

  前のシングルを出したあと、私たちのなかでは

  夏フェスに向けた盛り上がる曲をやりたいっていう

  のがあったので。ゴリッゴリでバキッバキの、低音が

  めちゃくちゃ効いた音中心の熱い曲を

  お願いしたんです。そういう勢いのある曲に見せ

  つけるような振り付けのダンスで、みたいにイメージ

  してのことだったんですけど。

あ~ちゃん:できあがってきた曲を聴いたら、

  正直ちょっと「……あれっ!?」って(笑)。

のっち:想像してたのと違ってて。だけど最終的には

  アジアンな、いい感じの曲になったので。

かしゆか:Perfumeの曲は完成するまで、どうなるか

  わからないから。そこが自分たちでも、楽しみな

  ところなんですけどね。

のっち:この曲はお願いをしたぶん、途中で何度も

  びっくりさせられましたね。
フリードのブログ「パフュームの楽書き」-4p84