一青窈のヒット曲をモチーフにした純愛映画『ハナミズキ』の
完成披露試写会が8日、東京国際フォーラムで行われ、
新垣結衣、生田斗真、向井理、薬師丸ひろ子、そして
土井裕泰監督が出席した。新垣は主人公・紗枝の
高校生時代から社会人として外国で働くキャリアウーマンに
なるまでの10年間を好演。「英語に一番苦労した」と
笑顔で語った。
相手役の生田は漁師を演じ、「撮影前に漁の研修を
受けました。深夜3時に漁に出て、朝の7時に帰ってくる。
夜7時には寝る生活でした」とこちらも苦労した様子だった。
一方、紗枝が通う大学の先輩を演じた向井は、
「あんまり苦労はなかったので、申し訳ない気持ち」と
恐縮した表情。ニューヨークロケでも、薬師丸と一緒に
観光を楽しんだと言い、「朝、おいしいベーグル屋さんに
また、映画のテーマにちなみ、「100年、恋が続くために
必要なものは?」と聞かれると、「100年、恋愛続いたこと
ないので……続いて4年くらい」と自身の恋愛経験を
赤裸々告白。「言葉ではなく、お互いに抱く抽象的な
気持ちを理解し合うことが、大切なんじゃないでしょうか」
と恋愛論を展開した。
『ハナミズキ』は、擦れ違いながらも、お互いを思い合う
男女の10年間に及ぶ愛の軌跡を描く。大きな夢を抱き、
東京の大学への進学を目指す紗枝(新垣)と、稼業である
漁師を継ぐため、水産高校に通う康平(生田)は、紗枝の
上京をきっかけに遠距離恋愛を始めるが……。
映画『ハナミズキ』は8月21日より全国公開
おめでとう。