北川景子、艶やかな桜柄の着物姿で登場!ほほを桜色に染めてニッコリ!
3月3日、映画『花のあと』の初日舞台あいさつが丸の内TOEI2で行われ、
中西健二監督、主演の北川景子をはじめ、甲本雅裕、宮尾俊太郎、
國村隼が登壇した。

主演の北川が初めて時代劇に挑戦したことから、この日は登壇者全員が
着物姿で登場。淡い金色の地にしだれ桜柄のあでやかな着物に身を包んだ
北川は、ため息が出るほどの美しさで観客を魅了した。「1年半前に殺陣
の練習を始めてから、ずっとこの日を待ちわびていました」と頬を桜色に
染めた北川。半年間、専門の先生について、殺陣と所作の練習をした
ことは北川の大きな財産になったといい、「普段の食事のときなど、
私生活での立ち居振る舞いにもいい影響を与えてくれました。
今後、女優を続けていく上での糧にもなりました」と、
凛とした表情で語った。

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 この日はホワイトデーの前日ということで、共演者を代表して父親役の
國村から北川に桜スイーツのプレゼントが行われた。
「バレンタインデーに、もらってないんですが……。でもご苦労様」と
國村がスイーツを手渡すと、「あ、すみません」と少々あせりながらも
ニッコリと受け取った北川。そして最後に、「日本人の内面性の美しさ、
日本の四季の美しさがぎっしり詰まった作品です。本作を通して、
藤沢先生のすばらしい世界を多くの人に知ってもらいたいですね」と
締めくくった。

 本作は、藤沢周平の同名短編小説を、『青い鳥』の中西健二監督が
映画化。ただ一度、竹刀を交えた江口孫四郎(宮尾)に一瞬にして恋に
落ちた以登(北川)。その数カ月後、最期まで武士で在り続けようと
自ら命を絶つ孫四郎。そのひたむきな「義」を受け継ぎ、それを貫き
通そうとする以登。そんな以登を支え、
温かく見守る許嫁の片桐才助(甲本)。
三人三様の運命が切なく、美しい。

映画『花のあと』は丸の内TOEI2ほかにて、全国公開中。
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