たかが100円のモノだったかもしれない
それでも、これからの人生を変えれるには十分すぎる価値があった
実際に自分が変わったのだから
慕ってくれる仲間達がいて、収入も同じ年の会社員より数倍得ていた少し前の自分がいた
そんな自分の確立してきたやり方に満足もしていた
単なる天狗になっていた
もっと上は沢山居るのに、そのまま追い越していくだろうと勝手に思っていた
「愚の骨頂」をテーマに絵を描けば、間違いなく少し前の自分を描く
技術ばかり磨いて心を磨いていない事に気が付いたのは、100円のジュース
会社の会長の何気なく出した100円玉が俺を変えた
事務所に真っ直ぐ入ると思っていた会長の「ジュース買いや」の言葉と行動
向こうからすれば大層な意味は無かったのかもしれない
しかし俺には、想いが見えた
会社の為に動いてくれているから気遣うのは当たり前、と姿で示してくれた
その瞬間、何故自分はこの会社にいるのか?何をしてきたのか?将来何をしたいのか?
電気が走るように頭の中が真っ白になった
想いは人を変える
想いは人を強くする
もう踏み外す事は無い、自らのレベルを理解している
知識やテクニック、そして想いを高める事が大事なんだと痛感した出来事だった