おはようございます。
風邪引きフリバっちです。

なんか最近またメタル糸のCDをよく買うようになりました。しかも昔持っていたCDを買い直しています。

僕は25~35歳くらいの間、60~70年代のアーティストばかり聴いていて、例えば、エルトン・ジョンやロキシー・ミュージックのCDを買うために、メタルのCDを売り払っていました。

今はその反対のことをしていて、エルトン・ジョンやロキシー・ミュージックのCDを売って、メタルのCDを買い直しています。なんかアホみたいですけど、マイブームってありますよね。

LAメタルと一口に言っても、ボン・ジョヴィみたいなメロディアス糸、モトリー・クルーみたいなバッドボーイズ糸、グレイトホワイトみたいなブルースロック糸と3タイプくらいに別れていました。


ところで下の写真のCDの共通点が分かりますか?


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そうです、LAメタルの全盛期の1989年に発売された作品ばかりなんですよ。僕が持っているだけでも80点から90点クラスの名盤ばかりです。

※ちなみに僕の100点満点は「ニュージャージー」や「アペタイト~」です。

しかしこのうちほとんどのバンドが、グランジの登場によって、90年代にはいるとメジャー契約を失い、解散に追い込まれています。200万枚のセールスをあげていたバンドすら契約を失ったのですから、本当に恐ろしい時代でした。


しかし、1999年、このバンドの登場により、LAメタルの状況が変わります。


バックチェリーです。

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「バックチェリー」(1999年)






凄いバンドがデビューした、LAメタルの時代が帰って来たとか、かなり話題になったのですが、僕にはいまいちピンと来ませんでした。そこまで凄い作品だと思えなかったからです。


たとえば、このバンドのデビュー作と同じレベルだと思いました。1989年にはおそらく何十といた80点クラスの作品です。


ジャンクヤードです。

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「ジャンクヤード」(1989年)








如何ですか?

やっていることはまったく同じだし、楽曲のクオリティーも同じですよね。

勿論、両方とも素晴らしい作品だと思います。僕が言いたいのは、バックチェリーが大したことないとか、グランジが悪いとか、レコード会社のやり方が汚いとかではありません。

流行りって悲しいなってことです。


同じレベルの作品が、登場したタイミングによって正当な評価を得られないなんて。