プロレス・格闘技Webマガジン『Dropkick ドロップキック』(ニコニコチャンネル)で、連載されています、フリーバーズ店主タカ中山が書いているコラム「アメプロインディ通信」の最新回が、2018年1月1日に更新されました。
今回は、カナダ・モントリオールのIWS(インターナショナル・レスリング・シンジケート)について書いています。ケビン・オーエンズ(ケビン・スティーン)、サミ・ゼイン(エル・ジェネリコ)、セクシー・エディーらが活躍していた団体です。
2005年7月11日、アメリカ国境に隣接するカナダ・ケベック州の小さな町ヘミングフォードで、16歳少女の捜索願いが出された。警察は、その2週間後の26日に、カート・ローダー(当時23歳)という一人の男性を第一級殺人容疑で逮捕した。
身長195センチ、体重136キロの恵まれた体格を持ち、日本のプロレスが大好きで、友人が旅行で日本へ行くと言うと、ゼロワンのTシャツをぜひ買ってきて欲しいと懇願し、100ドルを渡すほどだった。そんな彼は、モントリオールの英雄一家と言われるルージョー家のジャック・ルージョー・レスリング・スクールの出身者であり、モントリオールのインディ団体IWS(International Wrestling Syndicate インターナショナル・レスリング・シンジケート)に参戦しているカート・ローダーデールというプロレスラーだった。優しげな顔からは想像もつかない"The Career Killer"が、彼のニックネームであった。
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