かなり昔の新聞記事の切り抜きをみつけた。イチローと松井秀喜のコメントの共通点についての話だった。イチローに首位打者争いについてきいたときのコメントは「他人の打率は、僕がコントロールできることではない」であり、松井が不調時にニューヨークメディアにバッシングされた際のコメントは「人の書く記事を、僕はコントロールできません。だから気にならない」だったという。一流選手はさすがだなと思った。
記者は続ける。「自分に制御できることとできないことを峻
別する」「人は、制御できないことをコントロールしようとす
るから心を乱す」…なるほど、うなずける。今の私が苦しいの
も、人にどう思われるかを気にしすぎるからだろう。よく思わ
れたい、気の毒がられたくない、という思いがよけいに自分を
しんどくしている。人が私をどうみるかは、コントロールでき
ないことだ。なのにまだそれをコントロールしようとする自分
がいる。もういいかげんにやめて自分の人生を生きよう。