母から突然のメールが入る。
【おねえちゃん、ふどうさんやからでんわだよ】

不動産屋?ハッ・・嫌な予感・・・(-_-;)
仕事を早めに引き上げて必死で家に帰ると

「今、電話が二度目にあったのよ~」と母。
慌てて電話の着歴をさかのぼり
やっと東京の番号を見つけたので、かけてみる
と、担当者が出た。
一通りのやり取りがあり、電話を切った私・・・

すると母が
「お姉ちゃん、Tさんって・・誰?」
といきなり聞いてきた。

留守中の不動産屋の担当者と母の会話を想像するに

「karinさんのお宅ですか?○○不動産の丸山ですが」
「今、不在なんですよ。どんなご用件ですか?」
「Tさんが借りられるマンションの保証人の件で確認です」
おそらく、こんな感じだろう・・(ーー;)

「ねえ・・Tさんは独身よね?」
「うん。独身だよ」
「あら・・そりゃあ・・・」そりゃあの後に良かった
を付けたいに決まってる!

「お幾つかしら?」
「私より3つ上」
「んまあ!丁度・・・」母はかなり興奮・・・
丁度の後に、釣り合いが取れる年って付けたいんだろ・・

ここで、トイレに入ろうとした私・・
トイレのドアを閉めようとすると何故か開く・・・
ぐいっと引っ張ると、向こうからも引っ張ってる・・

「ちょっと!!あたしゃトイレに入るんだよ!!」と
言うと・・
「ねえ・・見ないから。。ちょっとだけ開けておいて
話そうよ~」と母のやつがドアノブを握って離さない。

なんつー母親なんだ・・・(ーー;)
あたしゃ、この歳になってまで母親にトイレについて
もらわうとは・・・

「じゃあ。それ以上開けないでよ!!」と生理現象に
は負けた私・・・(ーー;)

「でさあ~あ・・何やってる人なの?」
「弁護士」
「えっ?んぐっ・・」母の心の中は、キタ~ッ!!
ってなもんだろう・・・

「慶応の法学部なの?」
「東大」
「んまあああ・・優秀なのね~」

ザ~っという音と共に出てきた私に更にからむ
母・・・

「それじゃ、一緒に住むお部屋を借りたのね?
ねっ?ねっ?」
「・・・・・・そうなんじゃないの?」

「もう、人ごとみたいに言って~ん」と
かなり、大興奮!!

すでに、頭の中は金屏風の前で留袖を着ている
自分がいるに違いない。。。。

「あのさ・・・興奮してるとこ悪いけど、
Tさんは友達。
Sちゃんの彼氏だよ。彼女は、年収少ないから、
今回のマンションの保証できなくて、私が頼まれた
だけだ・・・」

「・・・・・あっそ・・・」(+_+)
その後、かなりつまらなそうに、自室に戻って
行った母であった。

午後1時~5時まで4時間も楽しみにしていた
結果が散々たるものでゴメンヨ。。。

こんな私は、紛れもなくあなたの子供です!!



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