最近のコロナ騒ぎを見ていると、人が死ぬか死なないかが問題が根拠となり打開策が打たれているが、それを石木ダム問題と照らし合わせると、人が死なないために石木ダムが必要であるというのがダム建設の根拠とするなら、50年前にすぐ作るべきだろう。しかし、ダムが無いために直接的な因果関係で死人が出た事はなく、しかも50年もの間普通に暮らせていた。というのが逆に証拠となっている。
ということは、裁判長が述べた
原告が訴えた「良好な環境で生活する権利」などは工事差し止めの根拠にならない
というのは、ひっくり返せば「良好な環境で生活できない」何かを、ダム建設の理由にすべきはずであるのに、何も根拠がないように見える。
佐世保の人口は減り需要もなくなって（50年前の予測とは違い）ダムの建設の妥当性もないのに、裁判長は何を根拠に工事を支持したのか?
この問題、誰が中止するといえば中止になるのか?ただ100年待てば時間が解決してくれるのか?
やっぱり行政は変だよねー