六本木で22時に仕事を終え、

なんとしても自宅でW杯カメルーン戦を見たいと

首都高速で家路を急いだ。


同じ気持ちなのか?

ほんの少し、いつもより周りの車が速く見えたりして・・・。


中にはハンドルをとられ単独事故を起こしている人もいた。



で、なんとか間に合い、じっくり観戦。


うおー。

あぶねー。

くぅー。


と、ナイスリアクションの私。


そんな中、18番の奴がやってくれた。


「日本。勝ったね」


素直に喜べばいいのだが、

ひねくれた性格上、何かを導き出してしまう。




18番の男は

ラッキーではない自分で持ってきた男だ。


オランダで自分のチームが2部落ちするも

日の目を見ない2部に残り、

パスに美学を感じていた男が「攻撃」することを学んだ。

その力で低迷したチームを1部に引き上げ、そして移籍。


かっこよすぎる。


そんな下積みがあったからこそ、

アタッカーとしてW杯という大舞台で

「ゴール」という運命にめぐり合えたのだろう。

パスに美学を感じていたらあのゴールはなかっただろう。

もがき苦しみ自分の意識を改革した結果かもしれない




ようは何をいいたいか・・・


マスコミのタレントや制作スタッフ。

不況のせいで番組が終わったり、

削減による降板などがあったりする。


日の目をみない世界への降格だ。


しかし・・・

その降格した舞台で自分に何を見出すか?


周りのせいにしてはいけない。

不況のせいにしてはいけない。


日の目をみない舞台に引きずりおろされたのはそれなりに理由はある。


その現状に陥ったとき、自分に何ができるか?

待っているだけでは試合はできないし認められもしない。

まsてやチャンスがやってくるはずがない。




現実逃避をして遊びにふける輩もいるだろう。

そこでのめぐり合いは楽しかろう。



でも、そのめぐり合わせは自分のプラスになっているのか?



楽しさに逃げて得るものもあるが、

苦しんで自分を追い詰めて、自分と見詰め合って

そうして得るもの方がずっと価値があると思う。


私の周りは現実逃避が多すぎる。

もっとドロにまみれてもらいたい。


えらそうなことを言うが




私の心をノックしてくれる人はいないのか?




サッカーの試合観戦を終え、

2つの原稿を書き終えた朝日の中、

漠然と書き綴ってみた。



熱くなりすぎたおっさんのひとりごとです。