もしもあなたがフリーランスとして事業をしていて、それがとっても順調に売り上げを伸ばしたり拡大できたりすると次に何を考えますか?

いろんな側面から見ますよね。例えば事業規模が大きくなったから次のステップ考えたいなぁとか、税金が増えたから対策しなきゃなぁとか。

 

 

そうです!そんなとき考えるのがそろそろフリーランスからステップアップして法人化しようかなってことじゃないですかね。

 

法人化についてはどんなメリットがあるのかについてはたくさんの情報がネット上にありますからみなさんよーくご存知と思いますので、今日はちょっと違った視点で法人化について語ってみたいと思います。

 

ところでみなさん、法人化すると何がどう変わるのかについてあんまりよくわからないで法人化の検討をする人っていると思いますか?で、結論を言いますと実は意外に把握してる人が少なくて驚きますよ、ホント。

今日は新しい視点でフリーランスが法人化するメリット、デメリットを解説しつつ、こんなケースにあてはまる人は法人化しないほうがいいですよってところを中心に書いていきます。

もしもあなたがフリーランスで、そろそろ法人化を考えなきゃなーって思てる人。でも、何から始めればいいんだろうって人だったら、今日の話しはためになると思いますので、ぜひともお付き合いくださいね。

 

まず、法人化するにあたってかんがえるのは?

当然ですが、法人化したらこんなにいいことがありましたって言えるようなメリットがないと。。。

いやいやそれだったら面倒な手続きをしてまで法人化なんてしませんよね。

 

誰もが知ってる三大特典!メリットですね。

1・事業規模が大きくなるにつれて増え続ける税金。その節税対策。

2・個人の場合は責任が無限でしたが、法人になると有限になります。

3・信用力がバツグンに向上します。仕事がしやすくなりますね。

 

 

メリットを考えてみるとよくわかりますが、このメリットを享受できない人は法人化しないほうがいいタイプの人ですね。そんな目つきでもう一度メリットを見てみます。

 

節税にならない人もいるのでここは要注意!

会社の利益にかかる税金。法人税と住民税、法人事業税を合わせて34.62%

フリーランスの場合は累進課税のため利益が上がるほど多くなってきます。

今現在フリーランスの人は税率についてはよくご存じですよね。

 

一方、住民税はどうでしょうか?日本中どこに住んでいても一律ですよね。所得の10%の所得割。これにプラス均等割りがあってこの合計額を支払うことになります。

単純に計算してフリーランスとして年間の所得が500万円をオーバーすると法人化したほうが節税になる場合があるという事です。

逆に言うとこれに届かない人は節税に関しては法人化のメリットがないという事になりますので、こういうところを注意して自分に当てはめて考えていく必要があると思います。

 

では、有限責任にできるとはどういうことでしょうか?

フリーランスの場合、もしもあなたの経営力が低かったり、環境の変化などによって経営が悪化した場合。

仕入れ先に支払わなければならない未払い金とか、銀行などからの借入金の返済金、そして納付しなければならない税金など。これらすべては何かあったら全ては個人の負債として自分の責任として背負わなければならなくなります。

一方でもしもあなたが法人化していた場合どうでしょうか?例えば株式会社や合同会社。

この場合、個人で保証した借入金を除くと出資した金額に応じて、その範囲内での責任という事になります。

なので、フリーランスの場合でも仕入れがないとか経営が悪化してもそのまま撤退すれば大丈夫という人はこの点でのメリットは享受できないかもしれません。

 

メリットなんだけど、それを享受できない人って意外といますよね。

結局法人化する意味のない人。そういう人はしっかりと考えて決めたほうがよいかもしれませんね。

 

 

参考に、法人化するデメリットもしっかりみるといいですよ。

メリットも得られない、デメリットをもろに受けてしまうなんてことがあったらそれはもうやめておいた方がいいかもしれませんね。

 

ぜひとも参考にしてみてください。

 

今日もブログを読んで下さりありがとうございました。