不登校について | 家庭教師の杉山

家庭教師の杉山

家庭教師の杉山と申します。
お金儲け重視の企業の非人間的なやり方に疑問を持ち、人間味のある教育を重視した結果、個人でも家庭教師をやることになりました。
6年ほどの経験しかありませんが、よろしくお願いします。

最近、普通に学校に行けない子どもや問題のある子どもを中心とした家庭教師などが流行っているらしいです。


僕も一応、不登校の生徒をみていますが、やはり料金は割高です。


そんな割高なところになにかおかしい感覚を得ます。


学校に行けていないだけでそれほど変な目で見なければならないのか?


そもそも、学校に通わなければならない理由は?


あたりまえだから?世間がそうだから?


親は自分の子どもが学校に行かなくなったりすれば、すごく焦ります。

焦りすぎて、どうしていいかわからない。


僕はまず、親を落ち着けます。


僕も不登校だったのでわかるのですが、不登校の生徒をもつ家庭はたいてい、親が正気じゃなくなってる場合が多いです。


自分の中の当たり前が完全に、しかも自分の子どもによって否定されるのですから、普通にはいられないでしょう。


なので、まず、親を落ち着かせます。


生徒には、学校に行け、とは言いません。


時期が来れば言うのですが、それまではまず生徒との関係強化、


そして、僕は君が学校に行かないこと、それはそれでいいんだよ!

と、僕も不登校だったよ。


と言います。


正しい対応をすると、生徒の方から、行ってみようかな?という反応が現れてきます。


その時期ですが、何年もかかる、場合によってはそのまま卒業して、20才を超えることもあります。


しかし、短ければ1年かかりません。



普通に学校に通って来た人にはわからない、

僕は不登校になり、家庭にもさまざまな問題があったからこそわかる。



もう、いままでの普通ではない、普通を疑わなければならない。