アラフォーOLの私。
先日、送別会をした方の、退職の日。
40年以上働くのって、すごいよね。
その勤続40年のうち、
私が関わったのはわずか数年だけだけど。
私が入社した時の直属の上司で、
その頃の記憶が鮮明で、強い。
気を遣ってくれたし、空気が怖かった。
その数年後に、上司が異動。
その時私は、涙を流しながら別れた。
そして、定年まであと数年を残して、
戻ってきた。
怖さも、威厳も、薄まっていた。
みんな、歳をとるものね。
夕方、全員に退職挨拶のメールが来た
私はすぐに返信を送った。
忙しくて読んでもらえなくても仕方ない。
そして最後の挨拶。
部署全員からの贈答品を贈呈
パチパチ
40年以上の歴史が、こうして終わる。
意外とあっさりとしたものだ。
私も時々、辞める時のことを想像するけど、
送別会とか挨拶とか、正直したくない笑
恥ずかしいから、あっさりお別れしたい。
上司もそういうタイプなんだろうな。
とてもまわりに気を遣うし、
年寄りが若者に相手にされなくても
仕方ない、と理解もしている。
けど、そういうのは吹っ飛ばして、
もっと若者を指導してほしかった
「その舐めた態度はなんなんだ」
とか、
「口の聞き方に気をつけろ」
とか、
ちゃんと、若者に怒って欲しかった。
昔なら、ちゃんと怒っていたのに。
タイミングを見計らって、私からの
ささやかなプレゼントを渡しに行った
すると、
「昔、お別れの時に泣いてくれたよね」
と。
うぅ…覚えていてくれたんだ
なんだか嬉しかった
しんみりしないように、
思い出話はそれだけでサッとお別れした。
翌日。
上司から、返信メールが来ていた。
それも嬉しかった
人って、誰にどう思われているか、
わからないじゃない。
他人からの評価や好き嫌いなんて、
気にしないようにしているけれど、
私だって人間だもの。
嫌われたり疎まれたりのマイナスよりは、
プラスの方が嬉しいじゃない
しかも、人って、そういうことを直接
本人に伝えるなんて、ほぼ、ないからね
社交辞令だったとしても、
ある時には伝えるのって大事だと思う
感謝