昨年は3冠馬が誕生しましたが、今年はどうでしょうね。
第一弾の皐月賞が楽しみです。
「皐月賞・G1」(15日、中山)
昨年はオルフェーヴルの3冠達成にわいた3歳牡馬戦線。70年ぶりとなる牡馬クラシック4連勝へ、池江厩舎が素質馬ワールドエースを送り出す。2戦目の若駒Sで初黒星を喫したが、きさらぎ賞、若葉Sを連勝し、一気に牡馬第1冠の主役へと躍り出た。快挙達成なら、2年連続3冠馬誕生への夢も広がる。まずは中山で“第一関門”突破を目指す。
オルフェーヴルで史上初の親子3冠トレーナーとなった池江師が、今年も偉業を打ち立てる。調教師として18年ぶり史上4人目の皐月賞連覇へ、70年ぶり史上2人目の牡馬クラシック4連勝へ、父・池江泰郎元調教師が育てたディープインパクトの産駒での挑戦。爆発的な末脚を武器にするワールドエースで、3歳牡馬第1冠の舞台に臨む。
G1馬となる“資格”は十分に備わっている。新馬戦を快勝すると、若駒Sこそ超スローペースに重馬場という悪条件が重なって2着に終わったが、きさらぎ賞では1馬身半差で重賞初制覇を達成。コーナー4つの本番を視野に入れて臨んだ前走の若葉Sも、直線では大外一気の鬼脚を披露し2馬身差で突き抜けた。
一戦ごとに課題を与えて、それをクリアしながら力をつけてきた。師は「体はなかなか増えてこないけど、ディープインパクトも使うごとに減っていましたからね。しっかりとカイバは食べていますし、そこまで意識したりはしなくてもいいのかな」と3冠を達成した偉大な父の姿を重ねる。
ただ、まだ発展途上なのも事実。「課題として挙げるならゲート。前走もそうだけど、きさらぎ賞でも潜るところがあった」と克服すべき点を口にした。中間、主戦の福永を含め、入念にゲートの練習を行ってきた担当の森澤助手は「練習して良くなってきましたね」とその成果を口にする。
昨年の3冠馬オルフェーヴルに続いて、2年連続で担当馬をクラシックの舞台に送り出す腕利きの仕上げ人。「プレッシャーはないですね。プレッシャーという言葉は聞き飽きました。本当にありがたいことですし、馬には感謝しています。僕にとっては大きなレースも小さなレースも関係ない。一戦一戦、大事にやるだけ。まずは無事に競馬に行ってくれること。それが一番ですね」。普段通り丁寧に仕事に取り組み、万全の状態で本番へとつなげるつもりだ。
皐月賞を勝てば、厩舎の2年連続3冠&ディープとの父子3冠へと夢が大きく広がっていく。前人未到の地へ‐。“世界のエース”の名を持つ素質馬が、まずは世代のエースへの第一歩を踏み出す。
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