最近、日本株の中小型株投信の申し込み停止や運用方針の変更についてよく目にするので、2018年に中小株ファンドに起きていることをまとめてみましたo(^-^)o。

 

2018年5月16日の日経新聞で、日本株に特化していた「さわかみファンド」も2018年3月にに外国株の投資を始めたこと知りました。

 

王冠1本日のトピック王冠1
12018年に日本株の中小株ファンドに起きていること
2申し込み停止になった日本中小型株投信リスト

3どうして停止されたのか?

4日本株に特化していたのに海外株を買い始めるファンドについて
5まとめ

 

①2018年に日本株の中小株ファンドに起きていることとは

日本株の中小株ファンドに起きていることはこの3つビックリマーク

 

1人気過剰により資金が流入しすぎて申し込み停止が相次ぐ

(=お客さんが投信を買いたいけれど申し込みできない状況)。

2中小株への投資が売りだったのに大型株も買い始める。

3日本株への投資が売りだったはずなのに海外株投資を始める。

 

 

招き猫フクの見解爆笑

1の人気過剰による投信の新規申し込み停止については、取るべき処置をとったと受け止めています。ファンドの規模を適正に保つこ姿勢や日本の中小株だけでやっていくという姿勢が見えて私としては評価していますグッ

2の大型株を買い始めるについては、少しだったら許容できます。インデックスファンドと同じ構成にならなければOKですおねがい

3の海外株への投資については、個人的にあまりやって欲しくないというのが正直な感想ですショボーン(理由は後ほど^^)。

 

②申し込み停止になった日本中小型株投信リスト

お客さんからの資金が流入しすぎて申し込みが停止になったのは、

 

1人気の「SBI小型成長株ファンド (J  cool)」(18年1月に停止)

 

2私の好きなファンドマネジャー苦瓜達郎さんが運営する大和住銀の「日本中小型株」ファンド(18年1月に停止)

 

3楽天証券のファンドアナリスト篠田尚子さんの「本当にお金が増える10本」に選ばれていた「J-Stockアクティブ・オープン」

 

2018年5月16日の日経新聞では、12本の申し込み停止ファンドが紹介されていました。

その他:

大和住銀日本小型株

日本株発掘

いちよし中小型成長株

いちよしジャパン・ベンチャー

日本厳選中小株型ファンド

小型株ファンド(グローイング・アップ)

日興グローイング・ベンチャー

SBI 日本小型成長株選抜ファンド

フィデリティ・ジャパン・アグレッシブクロース

3どうして停止されたのか?

新規申し込みの停止の理由として、

 

1中小株ファンドの人気が高すぎて資金が過剰に流入している。

 

ことがあります。

 

これがなぜダメかというと、

 

2時価総額の小さい中小株に投資するファンドは、規模が大きくなりすぎると運用効率が低下しやすいからなんですショボーン

 

あとは、

 

3資金の流入に運用の拡大が追いつかないこともあります。

(中小株ファンドは企業調査をするので銘柄選定に時間がかかります。)

 

私も少しは株式投資をしているので個別銘柄を選ぶ大変さはわかります。

 

④日本株に特化していたのに海外株投資を始めるファンドについて思うこと

新聞ではさわかみファンドが海外投資を始めたとのことですが、ひふみ投信(ここではひふみプラス、ひふみ年金も含める)もこの1年で海外投資を始めました。

 

ひふみについては「純資産総額が巨額なのでその資金をどこに投資するのかと不安になった」という記事を去年の9月に書きました。

 

↓下図は2017年の1月に私のブログで使った表(日経電子版マネー研究所より拝借)です。

残高をみるとひふみプラスが突出して残高が高いですよね。。さわかみファンドも多いですね。この巨額残高が海外投資へと向かわせていますね・・・。

 

国内市場で吸収できない資金を海外に投資するというのは、そうしないとファンド自体がパンクしそうなのでやむを得ないとは思うのですが、個人的には海外投資を積極的に歓迎しているわけではないんですあせる

 

あくまで、やむを得ない・・・という認識です。

 

私は他にも先進国株式のインデックスファンドを購入しているので、ひふみ投信に組み込まれているAmazonやマイクロソフトが重複してしまうんですよね。

(2018年5月現在のひふみの海外株組み入れ比率は約9%)。

 

この重複が個人的にちょっと嫌あせる

 

ひふみ投信の藤野さん(レオス・キャピタルワークスCEO)は「今後は米国に拠点を置き本格的な銘柄調査も検討する。」(日経新聞)と言っていましたが、人員的に足りるのかなとか、人件費や調査費なんかが増えてコストが上がりそうだなとか色々思うところはありますあせる

 

ひふみについてはうちのだんなさんが「日本株と海外株でファンドを分けたらいいのにね。」と言っていたんですが、ファンドの運用形態からそうはならないと思います。

 

特にひふみ年金はiDeCoでも購入できます。

だからこそ、しっかりとした運用成績を残してほしいなと思っています。

 

(私はiDeCoでは買っていませんが、藤野さん頼みますよ~(;´Д`)ノ。ちなみに私は長期投資はインデックスファンドで運用派です。)

⑤2018年に中小型株投信に起きていることのまとめ

2018年に中小型株投信に起きていること

1人気過剰により資金が流入しすぎて申し込み停止が相次ぐ

2中小株への投資が売りだったのに大型株も買い始める。

3日本株への投資が売りだったはずなのに海外株投資を始める。

 

停止の理由は

1中小株ファンドの人気が高すぎて、資金が過剰に流入。

2時価総額の小さい中小株に投資するファンドは、規模が大きくなりすぎると運用効率が低下しやすいので、それを避けたい。

3資金の流入に運用の拡大が追いつかない。

 

以上。招き猫フクでした爆笑

 

最近の記事

さくらんぼ大学に3回失敗して就職活動に30回落ちても。

さくらんぼ楽天ポイント投資を始めました☆楽天ポイントで楽天・全世界株式インデックス・ファンド購入。

 

関連記事

王冠1「本当にお金が増える投資信託は約6000本の中でこの10本です」を読んでみた★

王冠1ひふみ投信とSBI小型成長株ファンド「ジェイクール 」の戦略の違い

王冠1ひふみ投信の純資産額への不安&今日の新聞で少し安心したこと