355 | だいたい怠惰

だいたい怠惰

だいたいな日常

〜アメリカのCIA本部に緊急情報がもたらされた。あらゆるセキュリティをくぐり抜け、世界中のインフラや金融システムなどを攻撃可能なデジタル・デバイスが南米で開発され、その途方もなく危険なテクノロジーが闇マーケットに流出しようとしているというのだ。この非常事態に対処するため、CIAは最強の格闘スキルを誇る女性エージェント、メイス(ジェシカ・チャステイン)をパリに送り込む。しかしそのデバイスは国際テロ組織の殺し屋の手に渡り、メイスはBND(ドイツ連邦情報局)のタフな秘密工作員マリー(ダイアン・クルーガー)、MI6のサイバー・インテリジェンスの専門家ハディージャ(ルピタ・ニョンゴ)、コロンビア諜報組織の心理学者グラシエラ(ペネロペ・クルス)と手を組んで、世界を股にかけた追跡戦を繰り広げていく。やがて中国政府のエージェント、リン(ファン・ビンビン)もチームに加わるが、彼女たちの行く手には想像を絶する苦難が待ち受けていた……。〜「インターステラー」のマーフ(大人になってから)役のジェシカ・チャンステイン、「それもで恋するバルセロナ」のエレーヌ役でアカデミー助演女優賞のペネロペ・クルス、ダイアン・クルーガー、ルピタ・ニョンゴ、ファン・ビンビンと国際映画祭常連の女優たちが競演している映画。お互い所属組織は違うが、目的は一緒と言うことで手を組む事になった。敵を倒すのに躊躇無くやっつけるシーンは結構リアリティある。それぞれに家族や同僚、恋人、組織に縛られながら、それでもみんなで任務を果たしにいくことは素晴らしい。因みに「355」とは18世紀のアメリカの独立戦争時代に実在した女性スパイのコードネーム。是非この5人で第2弾、3弾とシリーズ化してもらいたいと思った。