キングダム 運命の炎 | だいたい怠惰

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だいたいな日常

〜紀元前の中国・春秋戦国時代。500年もの長きにわたり7つの国が争いを繰り広げていた。戦災孤児の信(山﨑賢人)は亡き親友と瓜二つである秦の国王・嬴政(吉沢亮)と出会い、この若き王と共に中華統一を目指すことに。天下の大将軍になるという夢に向かい仲間と共に突き進み、魏国との戦いに勝利した。しかし突如、秦への積年の恨みを抱く隣国・趙の大軍勢が秦の首都を目指して侵攻を開始。嬴政は残忍な趙軍に対抗するため、長らく第一線から離れている伝説の大将軍・王騎(大沢たかお)を総大将に任ずる。決戦の地となった馬陽は、王騎にとって因縁のある場所であった。出撃を前に、王騎は嬴政に王としての覚悟を問い、嬴政はかつて趙の人質となっていた頃に闇の中にあった自分に光をもたらしてくれた恩人・紫夏(杏)との話を明かす。嬴政の壮絶な過去と中華統一を目指す覚悟を知り、信は思いを新たに戦地へ向かっていった。信は初陣を経て100人の兵士を率いる隊長に。王騎は飛信隊と名付け、別動隊として敵将を討つ特殊任務を命じる。幾重にも張り巡らされた趙の最強将軍たちによる策略が待ち構える中、信は秦国滅亡の危機に立ち向かっていく。〜2時間10分の長さだが、飽きが来ることがない映画である。「キングダム〜」シリーズも第3弾となった。俳優陣が豪華なのだが、今回は杏、山田裕貴、片岡愛之助、小栗旬など更にパワーアップしてきた。そしてラストには“武神”として吉川晃司も登場。次回作(7月公開予定)が楽しみな終わり方だった。