東日本大震災支援アイデア -17ページ目
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被災者の雇用・生活について(中村)

フリーコムの中村です。

厚生労働省が4/5に報道向け発表で、
『「日本はひとつ」しごとプロジェクト』
を策定しており、第一段階として位置付けられています。そこからの動きはまだあまり進んでいないようです。
【とりまとめのポイント】として以下のように発表されています。

<基本的対処方針>
1 復旧事業などによる被災した方々への就労機会の創出、被災地企業、資材の活用
2 被災した方々や地元の意向を十分踏まえつつ、希望する被災者が被災地以外の地域
  に就労可能にしていくこと
などにより、被災した方々のしごとと暮らしを、いわば日本中が一つとなって支えていく。

<当面の緊急総合対策>
1 復旧事業等による確実な雇用創出
  ・重点分野雇用創造事業と緊急雇用創出事業の拡充
  ・「地元優先雇用」への取組
2 被災した方々としごととのマッチング体制の構築
  ・「日本はひとつ」しごと協議会の創設
  ・「日本はひとつ」ハローワーク(ハローワーク機能の拡大)
3 被災した方々の雇用の維持確保
  ・雇用調整助成金の拡充

<効果的な広報による被災者の方々への確実な周知>

実際私たちも情報の配信を考えていますが、その前提における情報の収集作業が難航しています。
もちろん現地へ行き生の声を集める方法が一番早く正確なのですが、
我々の小さな会社ではなかなかその時間を作ることが厳しい状況です。

そこでこのブログを通じて、そのような情報、状況を集めて、一種のコミュニティを構成出来たらいいと考えています。
方向性として上に引用してある、政府の方針と外れるものではありませんが、
そこから出される情報は結局かなり大きいものとなり、個人でそこに入るのは難しいかもしれません。

特に私としては、「2 被災した方々としごととのマッチング体制の構築」を政府の大きなものよりコンパクトに被災者及び事業主の方が利用しやすい何らかのサイトを構築していくことが、
今後非常に有用であろうと考えております。
少しでも支援の一端を担える活動を行っていきたいと考えています。

被災者支援策-保育所への入所(中島)

株式会社フリーコムの代表をやっております中島と申します。

恥ずかしながらブログというものを書くのが初めてなため、ちょっとドキドキしています。


この度の震災、原発事故で多くの方が住み慣れた場所を離れ避難所生活を送られています。
原発問題ではいつ自宅に戻れるのかという見通しも立っていない中、これからも
多くの方が地元を離れ、県外に避難されることと思います。

私は、自分がもし避難するとしたらどんな情報が必要で、どこに問い合わせるだろうと考えました。
私にも小さい子供がいるため、知り合いがいない場所に避難することになった場合に、
両親が仕事に行っている間に預かってもらえる保育所や、地方行政の支援策を
知りたいかもと考えました。

そこで、フリーコムのある横浜市のHPを確認してみました。

「被災者支援に関する各種制度の概要」
1.経済生活面の支援
1-2-1 保育所への入所
活用できる方:保育所入所対象年齢の児童がいる被災世帯で、保護者が自宅及びその他近隣の災害復旧に当たっている場合。

ん?よくわからない。保護者が近隣の災害復旧に当たっている場合?
横浜では復旧作業してないから、避難してきた方は対象にならないのかな?

管轄のこども青少年局 保育運営課に問い合わせしてみました。
答え)各区役所に問い合わせてください。

・・・たらい回し・・・

じゃあ区役所へ。
答え)近隣の災害復旧に当たられる場合のみですので、対象にはなりません。

じゃあ被災者支援のところに記載しなきゃいいのに!
今回の震災であれば、どういった場合を想定してこの支援策入れてるんだろう?

ただし、被災者証明をお持ちで、経済的に困難と思われる場合には、保育所保育料の減免が
認められる場合があるようです。


これだけだとあまり役に立っていない情報ですので、近隣の保育園に問い合わせしてみました。

保育園は正規入所の問い合わせは各区役所ですが、一時保育は保育園の判断に任されているようです。
あくまでも一保育園としての対処ですが、という前置きのもとですが以下の答えをいただきました。
答え)被災されたという事を最大限考慮して一時保育受け入れの検討を行います。
   一時保育で受け入れた児童は、正規入所の際に合格率が上がりますので、活用ください。

とのことでした。

各地方自治体が発表している各種支援制度、実際にはあまり意味のないものも混ざっている気が
します。
確実に被災者が活用できる支援策が急務と考えています。


アプリ、ソフトによる復興支援のかたち(梶尾)

Hello, world. 開発部の梶尾です ヾ( ´ー`)

東日本大震災をうけての復興支援は、さまざまな形で行われていますね (*v.v)。

その支援の中でも、アプリ、ソフトによる復興支援の活動は
どんなものがあるだろうと思い、調べてみましたφ(.. )

つぎのようなものがあることが
わかりました。

(1) 既存の有料アプリが復興支援のために収益金を寄付する。

(2) 既存の有料アプリが復興支援のために無料化する。
(勉強アプリ、ニュースアプリ、ゲームアプリなど。)

(3) 既存の有料アプリを、復興支援団体を対象に無償提供する。

(4) 有名人が復興支援を目的に有料アプリを制作し、収益金を寄付する。

(5) 被災地の写真を日々撮影して配信する。

(6) アプリ開発者達が集まって、復興支援に役立つアプリを短期間で制作する。

(7) 復興支援(節電)に役立てるために、かんたんにパソコンを省電力化するソフトを開発する。

勝手にリンクするといけませんので説明だけとなりますが、
いろんな形の支援があることがわかります(^-^)

この他にも何かアプリ、ソフトによるこんな支援の形があるよという
情報をご存知でしたら、ぜひ教えて下さい(`・ω・´)ゞ

ちなみに開発部のメンバーが土日に出勤しているのは、
輪番停電とはちょっと関係ありません。。(;´▽`A``

ITによる震災情報について(磯)

こんばんは、検証部門の磯と申します。よろしくお願いいたします。


ITによる震災情報について調べてみました。


復興ニッポン

日経BP社様によるサイトです。

ビジネスパーソン向けの情報が掲載されています。経済の面から現在の状況を整理するヒントになるのではと思います。


復興 スマートジャパン

アイティメディア様によるサイトです。

テクノロジーの分野から本震災における情報を発信されています。


Crisis Response

グーグル様による被災者支援サイトです。

Webを使った多岐にわたる支援の様子を確認できたり、実際それらに参加が可能になっています。


以上のように、わたしからはネット上のサイト・ニュースなどを紹介させていただきたいと思います。


それでは、また。

本ブログについて

2011年3月11日に発生した東日本大震災は、東方地方を中心に関東も含む非常に広範囲な被害をもたらしました。
被災者の方々には深くお見舞い申し上げます。

当日、私たちはそれぞれの職場で被災しました。電車はとまり、道路は大渋滞。多くの人が徒歩で
家をめざし、それは帰宅難民と呼ばれました。
一変した街の景色は急速に日常へと戻っていき、今では震災前とそれほど変わらない毎日を過ごしています。

あの日以降、私たちの心の底にはうすく張り付くような不安が存在しています。
メディアではなかなか復興の兆しが見えない現地の様子や混乱が見て取れます。
それらが私たちをより不安にしていきます。もとにもどってなどいないのです。

しかし、希望がないわけではありません。
多くの人や企業、NPOが支援に手を挙げています。海外からも様々な方面から支援の輪が広がっています。
私たちもその一員として、被災地や被災者のために復興の手助けをしたい。その思いからこのブログは始まりました。

それぞれが得意とする分野から、現状への提案、行われている施策の紹介など、いろいろな方向から支援を行っていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

2011年7月5日 フリーコム被災者支援プロジェクトメンバー一同
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