被災地雇用の促進2（中島）

みなさん、こんばんは。中島でです。

こんにちは、という挨拶は語尾を「は」にするのに、こんばんはに関しては、
語尾を「わ」にして、こんばんわと書いてしまう事に最近気づきました。
何でだろう・・・

今日は引き続き、サーチ事業開発協同組合のお話です。
＜サーチ事業開発協同組合＞
http://sbd.or.jp/work.html

例えば事業内容にある「石綿処理技術プロジェクト」
当初は、東北と石綿と何の関係があるんだろうって考えていました。

石綿っていうものは厄介なもので、解体するときに一番飛散して肺に入り、
健康被害を発生させます。
日本でいま、いちばん解体建造物が多いのが東北となります。
地震の影響で住めなくなってしまった家、津波で半分流された体育館・・・

今までは石綿を解体する際、防じんマスク、作業衣及び保護衣を使用し、
解体する場所をシートで覆い、飛散しないように外気圧より低くして・・・といった作業を
実施していました。

「石綿処理技術プロジェクト」は、特殊な溶剤を吹きかけると、石綿の中まで浸透し、
ちっちゃな石綿の先端を丸くしてくれる技術を使っています。
先端が丸いから、吸い込んでも肺に刺さらない、健康被害が出ない。
今までの作業の10分の1くらいの時間で解体できるとか。

溶剤が特殊なだけで、処理を行えるため今までのような専門の人間でなくても
解体作業が出来、東北に雇用が生まれる。
専門会社の順番待ちをしなくても、同時進行で解体を進められ、迅速な復興に繋がる。

素晴らしい取り組みだと思います。

フリーコムも引き続き応援していきます。