食の安全と風評被害(中島) | 東日本大震災支援アイデア

食の安全と風評被害(中島)

こんにちは、中島です。

毎年この季節になると、家内の実家が農家のため、おばあちゃんが育てた枝豆を
送ってきてくれるので、食事の前なんかに摘まむのが結婚して以来の習慣になっていました。
味が濃厚で、豆が大きくてプリプリしていて、本当においしい枝豆でした。


が、家内の実家は福島県の郡山。
避難対象地域でもありませんし、60Kmほど離れていますが、
今年はお米を初めとしたすべての作物の作付をやめてしまいました。

一つの理由は、実際には原発の被害が及んでいない区域でも、福島県産ということで
売れないだろうという事。

もう一つは少ないながらも実際に放射線が測定されているという事。

<全国の放射能濃度一覧>
http://atmc.jp/


この先、この事態がどのくらい続くのかは誰にもわかりません。
政府や電力会社が、発表している内容がどこまで正しいかもわからないので、
安心して郡山の作物をお勧めすることもできません。

汚染牛肉の問題も全国に広がっていますし、情報の収集と自身の判断力を求められている気がします。


おばあちゃんが元気なうちに、あの枝豆をもう一度食べたいです。