ルワンダ虐殺」をご存知ですか?

1994年に発生した事件で、

100日間で80万人が虐殺された悲惨の事件。

映画「ホテル・ルワンダ」でもそのことを伝えました。

ホテル・ルワンダ プレミアム・エディション [DVD]/ジェネオン エンタテインメント


この主人公である「ポール・ルセサバギナ氏」は、

この時、1268名もの命を救ったホテルの支配人。


彼はその勇気ある行動から国際的に称賛を浴び、

「アフリカのシンドラー」とも呼ばれています。

※シンドラーを知らない人は、コチラ⇒ オスカー・シンドラー

彼が、ルワンダ首都キガリオテル・デ・ミル・コリンの副支配人であった際、

1994年に発生したフツによるツチ虐殺事件(ルワンダ虐殺)に遭遇したわけです。

ルワンダ軍やインテラハムウェから、

ツチ派やフツ穏健派などの1268人の人々をホテルに匿い救ったのです。

勿論、その時彼自身、命の保証はありませんでした。

ただ、何故彼やホテルに匿った人たちが助かったのか?

それは、彼の「交渉術」だったと言われています。

そして、何よりもその事件前までの「信頼の貯金」によって、

彼達は生き延びることができたと言っています。


「交渉術」と「信頼の貯金」。

これは、これからのビジネスにおいても重要なポイントではないでしょうか?



彼は現在、

ベルギーにて、重量物運送会社を経営しています。

2005年には、アメリカ合衆国大統領自由勲章を受勲しました。

自伝An Ordinary Man(Tom Zoellnerとの共著、ISBN 0670037524) を

2006年4月に出版しました。