2018年4月27日、8回目の調停がありました。
婚姻費用分担調停と面会交流調停の2つを一緒にやりました。
結論ですが、
1.一定金額を私から先方に振り込むこと、
2.娘の高校卒業時=大学進学時に再度調停をすること、
3.面会交流については、子供達の意思を最大限尊重し、娘については今年8月以降、息子については来年4月以降、相手方は面会交流を妨げない、
といった感じです。
別居したのが、2017年4月27日ですからちょうど1年が経過したことになります。
家庭裁判所では、婚姻費用と養育費については「算定表」」を作っており、夫婦の年収に基づいた標準金額が算定できるようにしています。私の場合、一部はこれを利用しました。
一方、面会交流の方ですが、家庭裁判所では「なるべく親子が会えるようにしたい。」と説明がありましたが、必ずしもそうはなりませんでした。
別居=子供達に会えない期間が既に1年を超えているのですが、娘が最短でもあと3か月、息子に至ってはあと11か月は会うことができません。
私の印象では裁判所に係争中の案件がたくさんあって、調停委員会は多忙を極めています。十分に時間をかけるというよりは、効率的=さっさと成立させたい、という姿勢がありありでした。大変な労力を使っているのはわかりますが、調停委員会の意向をくんできた者としては不本意な合意となってしまいました。
さて、子供に会えないことについては、非常に寂しいものがあります。
言葉で表現すると軽く思われるかもしれませんが、これだけで眠れない日が何十日(というよりは100日は軽く超えています)ありました。
ところで、片親疎外という用語を最近知りました。
一言で言うのは(今の自分の能力からは)難しいのですが、いつも子供と一緒にいる監護親が非監護親のことを悪く言うことで、子供の成長が阻害されることを言います。具体的には、片方の親を否定することで、子供の自己否定を誘発する(のではないか)ということです。
要するに、夫婦の仲が悪くなると子供に被害が及ぶということを四文字熟語で言っているものです。本当にざっくり言うと、別居又は離婚に伴って子供が健全に成長できないことではないかと思っています。
もともとはアメリカの心理学者が提唱したものですが、学術的な裏付けがあまりなく、日本ではあまり広く知られてはいないようです。
非監護親の立場からは、自分が子供に会えないという辛さはありますが、夫婦仲が悪くなることで子供の健全な成長を邪魔したことになり、心を痛めています。
どうすれば子供達が順調に成長するのか、自分が身を引くことでいいのかということを1年以上考えてきましたが、よくわかりません。
そこで、ブログを書くことで少しでも頭を整理し、最善の方法を考えていきたいと思います。