ヴォーグ・ファッション100年史、ようやく1960年代のはなしに突入ですよ
といっても本誌の半分もまだページが進んでいないのですけれどね!
60年代のモデルといえばツィッギーくらいしか挙げられないのですが
世の中にはかわいいひとで溢れてるんですね、ジーン・シュリンプトンだったり
ペネロペ・トゥリーの独特な顔立ちだったり
ああ、当時のヴォーグ雑誌がほしい!
この頃にはミニスカートが出回ってて、マリークワントが目をつけ売り出す
60年代は私にとってイチバン好きな時代で、それは主に映画とファッションから成り立っていて
シンプルながら可愛い60年代スタイルは、女の子も抜群にキュート
ゴダールのミューズ、アンナカリーナは映画界のベストオブ60年代だと思うし
ブリジットバルドー、カトリーヌドヌーヴ、オードリーヘプバーン、マリリンモンロー、ジェーンバーキンだって、そのときめく素敵な60年代スターズだもの
70年代はちょっとタイプじゃない
なんだろう、ヒッピーって感じで、かわいいんだろうけど少しずれてる
まあまだ70年代のストーリーを読んでいないからなんともいえないんだけどね
とにかく60年代は、20世紀で一番よ!と言いたい
ちなみにこの年代の流行は小さな胸だったらしい。今のブラの形が定着しつつある頃。
そして時代はゆっくりとまた回転してゆき、
「スタイルと流行は互いに独立している。
実際、自分のスタイルを持っている人は時に流行を受け入れ、
時に流行を無視する。彼らにとって流行は追いかけるものではなく、
むしろ、ただそこにあるものであり、自由に取捨選択できるものなのだ。
スタイルとは、生まれつき自分の中に備わっているものである。
スタイルとは、きわめて意図的なものであり、偶発的なものでもあり、
しかし、限られた人々にだけ神から授けられた贈り物なのである。」
70年代に入った、ヴォーグの『スタイルについて考える』といった見出しの文章である。
オリエンタリズムと歌舞伎の融合、と称したファッションの写真が目新しいところをみると、どうやら70年代もなかなかに面白そうよ、さてどんな時代だったのかなあとわくわくページをめくっていきます…