ある赤ちゃんは、青あざと赤あざが混じりあい、非常に広範囲に広がっていました。

赤あざについてはあとで述べますが、たまにこのようなメラニン色素系のあざと血管性のあざが混在する場合があります(色素血管母斑症)。

最初はひたいやまぶたに少し青いあざがあるだけで、頬にはあざはまったくありませんでした。

しかし、生後数カ月で頬に青いあざが新たに出てきました。

太田母斑の多くは誕生時にすでにできています。

しかし、この赤ちゃんの場合のように、生後しばらくして母斑が出ることもあります。