「ジオセントリック占星術」とは…
いわゆる西洋占星術、テレビや雑誌で見かける12星座占いなどで使われている占星術です。
ですが、それはジオセントリック占星術のほんの一部。
その中の太陽星座というのを用いています。
ジオセントリックとは、「ジオ = 地球」、「セントリック = 中心」
つまり地球を中心とし、地球から見た宇宙を読み解く占星術です。
古くから世の中の様々なことを読み解くのに用いられてきました。
今、「西洋占星術」と言われて一般的に使われているのは、現代占星術と呼ばれ、古く占星術が生まれたときには見つからなかった、土星より遠くの天体が発見され、それらを含んで、新たに創り上げられました。
使用される天体は「月」「水星」「金星」「太陽」「火星」「木星」「土星」「天王星」「海王星」「冥王星」の10個です。
これらの天体が、12個ある星座(おひつじ座、おうし座、ふたご座、かに座、しし座、おとめ座、てんびん座、さそり座、いて座、やぎ座、みずがめ座、うお座、)のどの星座(サインと呼びます)に位置していたかによって、あなたがどんな性質を持っていて、それをどう受け取って、使っているのかを知ることが出来るのです。
詳しく読み解くには、「生年月日」「出生時間」「出生地」の情報が必要になります。
12星座占いで書かれている、太陽星座の日にちの区切りはよくある切り替わりのタイミングなので、
「掲載場所によって日付が違うんだけど!?」
と思った方もいるかと思います。
各星座はあなたのお誕生日によって決まるので、閲覧している記事によって星座が違うと思ったことのある方は、記事に記載されている日付の区分けではなく、一度生年月日を元にホロスコープを作って自分の星座を知ってみましょう。
「ホロスコープ作成」で検索してみると、簡単に無料でホロスコープを作成してくれるサイトが出てきます。
お好みの見た目のサイトで作ってみてください。
出生時間、出生地がわからなくても太陽星座を知ることはできます。
※ホロスコープの出し方、時間との関連はまた別記事で詳しく書きますね。
「太陽」、地球の周りを回る「月」、太陽の周りを回る公転周期が比較的短い「水星」「金星」「火星」、を個人天体と呼びます。
あなたの資質を読み解くとき、主にこれら5つの天体を用います。
「太陽」はあなたの目指す場所、目的などオフィシャルな面。
「月」はあなたが自然と心地よく感じること、もの、場所などプライベートな面。
「水星」はコミュニケーション、情報、考え方など。
「金星」は好きなもの、こと、人、五感など。
「火星」は行動力、原動力、自己表現など。
天体たちはざっくりとこんな感じのことを象徴しています。
火星以降の天体は公転周期が長いため、社会天体、時代天体と呼ばれ、社会の様子、時代の流れ、などを見るときに参考にされたりします。
まずは個人天体のあり方を知って、自分を見つめ直すツールとして占星術を使ってみませんか?