滅多に野球のことは書かないが、
実は野球ファンだったりする誠志朗です。どうも
子供の頃の夢は、プロ野球選手
と公言して憚らない男であるからして、
当然少しは知識もある。少しだが。
プロ野球も大詰め。
パ・リーグはソフトバンクが完全に抜け出したが、
セ・リーグはまだ予断を許さない状況が続いている。
そんな中、阪神にとっては首位ヤクルト相手の三連敗は痛い。
いや、痛いどころではないだろう。痛すぎる。
しかも、全て逆転負けというオマケ付き。
ファンでなくとも、やるせない。
そう、書く度に触れているが、
私は別に阪神ファンというわけではない。
一野球ファンである。巨人は好かんが。
亡き父は巨人ファンだった。
母は阪神ファンだ。
では、何故阪神のことを取り上げるのか
それは、阪神が地元だからだ。と嘯いてみる
阪神の地元は決して大阪じゃないぞ。兵庫だぞ
大阪なら、オリックスだろうが、コンチクショー
勿論、オリックスも応援はしている
さて、本題に入ろう。
去年から感じていたことだが…。
真弓監督の采配はどうも解せない。
去年一番印象に残っているのは、大活躍した久保康友の交代時機。
完投させられる流れで交代させる。結果、交代した投手が打たれ久保の勝利消滅。
何度目にしたことか。
おそらく、あれがなければ、久保は2勝~4勝は上積み出来ていたはず。
阪神としても、もっと楽な展開になっていたのではないか。
そう思わざるを得ない。
そう、やはり監督の手腕は大事。
当然、選手個々の能力あってこそだが、
それを生かすも殺すも監督次第である。
元阪神、現オリックスの岡田監督が最たる例だろう。
コリンズ→大石体制だった2008年を除いては、2000年以降常にBクラス。
そのチームが今年は貯金を作り3位と健闘している。
また、阪神時代からの成績を見ても、
岡田監督の監督しての能力が高いのは間違いない。
では、真弓監督と岡田監督では、何が違うのか
それは…状況判断力がまず挙げられる。
それと、思考の柔軟性だろう。
勝負の世界には、常にセオリーが存在する。
が、セオリーどおりに運べば必ず結果が出るわけではない。
選手の調子、相手チームの采配、勝負の流れ、天候などなど…。
様々な要素を加味し、その都度適した戦術を選択する必要がある。
それが岡田監督は長けているのだと思う。
それと、選手の能力を見抜く眼力もあるように思う。
今や押しも押されもせぬ阪神の中心選手である鳥谷が新人の時、
開幕スタメンにに抜擢されたことは阪神ファンの人なら覚えているだろう。
あの当時、現ヤクルトの藤本敦士が前年度3割を超える好成績を残し、
当年のオープン戦でもその勢いを保っていたにもかかわらず、
開幕スタメンに鳥谷をもってきたのだ。
一野球ファンからすると、
その当時は「え、何故藤本じゃないの」
「いくらなんでも、これは酷いな」と思ったものである。
が、それが結局は、鳥谷にとっても阪神にとってもプラスに転じている。
結論。
岡田監督は、稀代の名将。
オリックスの未来は明るい。阪神の未来は暗い。
つまり、そういうことである。