サービス残業 | 酒の友は我が友也

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酒好きで女好きとの評判な筆者が、意外と適当じゃないことを綴るブログ。
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日本の会社の悪しき習慣ランキング
日本企業のダメなところといえば? 世界中に市場が拡大し、グローバルビジネスが一般的になったこの時代。..........≪続きを読む≫
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日本の会社の悪しき習慣ランキング
1 サービス残業が当たり前
2 有給休暇が取りづらい
3 社員の育児休業取得に積極的ではない
4 忘年会や新年会は絶対参加
5 上司から飲みに誘われても断りづらい
6位以降を見る
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他はどうかと思うが、
1位の“サービス残業が当たり前”についてはよく解る。

いや、私自身はサラリーマン時代、サービス残業をしたことは殆どない。
どの職場でも、自分の仕事が終わったらさっさと帰るスタイルを貫いていた。
サービス残業とは無縁の男だ。

しかし、そのサラリーマンをしていた頃の話だが、
周りの人たちはサービス残業していることが多かったように思う。
現在も周りの友人達は毎日毎日残業らしい。
しかも、2時間3時間は当たり前で、
ほぼサービス残業。

あり得ん。
それでよく我慢しているな。と首を傾げる。
苦い笑いを浮かべ愚痴は言うものの、「仕方ない」オーラ出まくり。
飼い慣らされているとしか言い様がない。

ここでちょっと脱線する。
長文の可能性がある。覚悟して欲しい。

そもそも残業が何故発生するのか。
それは、自らが無能であるか、仕事の絶対量が度を超しているか。
大きく分ければ、そのどちらかだろう。

例えば、10人の従業員がいたとして、
8人は時間内に仕事を終えているとする。
これは残りの2人の能力が不足していると言える。
その逆の場合なら、仕事の絶対量が度を超していると言える。

前者の場合なら、能力を磨く努力をするか、転職を考えた方がいいだろう。
後者の場合なら、会社側へ現状を訴えかけるか、転職を考えた方がいいだろう。

「言っても変わらんし」
そう言う人が多いだろう。
確かに、会社というのはなかなか変わらない。
どれだけ声を上げようが、簡単に変わるものではない。
実際に私も経験済だ。

しかし、それでも声を上げなければ何も変わらないのも事実。
現状に甘んじていては一向に変わることはない。
それは良くも悪くもである。

悪しき習慣が嫌なら、それを変える努力をすればいい。
努力もせずに愚痴を言ってるだけなら、何も変わるはずがないだろう。

習慣はあくまでも習慣なのだ。
習慣を作ったのが先人達ならば、
その習慣を違う習慣に変えるよう現代を生きる人たちが努力すればいい。
「習慣だから仕方ない」
それは言い訳にしかならない。

日本の企業風土というのは、
波風を立てることを嫌う傾向があるのは確か。
けど、どの企業もそうかというと、そうではない。
変化を好む企業は結構ある。風通しのよい企業も結構ある。

だからこそ、本当に嫌なら転職も視野に入れるべきだろう。
けど、その為には、他者へアピール出来る材料(能力)がないとダメなわけで…。
結局のところ、全員が全員というわけではないが、
サービス残業してでも会社へしがみついている人たちというのは、
そこが欠けているのだろう。

所謂…。
会社にとっては、本当は不要な存在なのかもしれない。
現実って怖いね。