そこは広く暗い地下街だった。
右手を見ると、薄明かりに包まれたエスカレーターが、
左手を見ると、そのまま地上に繋がっているようで、雑踏が視界に入る。
私は、なんとか地上に出ようと焦っている。
そこで、試しにエスカレーターを上がってみるが、元の位置に戻ってしまう。
続いて、雑踏の方に目をやる。しかし、雑踏へ踏み出す気にはならない。
仕方なく私は地下街を彷徨うことにした。
すると、程なく違う道を見つけることに成功する。
そこは椅子が散乱しており、細い路地のようである。
「これで地上に出られる」
私は意気揚々と進むが、どこからともなく声が響く。
「そっちに行っても…」
道は袋小路のようで、ホームレスらしき人が佇んでいる。
私は何故か焦燥感に駆られ、急いで路地を引き返す。
また広く暗い地下街に戻ってしまう。
相変わらず、エスカレーターは薄明かりに包まれ、普通に考えれば地上へ続いているはずなのだが…何度上がってみても元の位置に戻ってしまう。
そこで、また左手に広がる雑踏に目をやるが、どうしても踏み出す気にならない。
私は途方に暮れるしかなかった。
ここで目が覚めました
そうです。これは昨日見た夢の一部始終です。
もの凄くハッキリと記憶に残っています。
この夢が暗示しているのは…。
ここには書きませんが、確実に深層心理でしょう。
敢えて表現するなら、“暗中模索”という言葉がピッタリですね
四十而不惑(四十にして惑わず)とはいきそうもありません
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