今日は生憎の空模様。
天気のことを出だしで使うとき、それは大概ネタがない時です。
雨は降っても涙は流さぬ。誠志朗です。どうも
イマイチ意味不明な滑り出し。
皆さん、不景気ですか
読者の声「え」
さてさて、戯言は置いといて…。
今日もクチコミネタを書いてみましょうそうしましょう
テーマは『地元の怪談教えて』
少々季節外れなネタという気もしますが…
敢えて、選んでみましたその真意それは最後まで読んで頂ければ解るかと
私が住んでるのは大阪府。
大阪で地元の怪談となると…正直あまり思いつきません
よく聞く恐怖スポットとしては、“滝畑ダム”や以前なら“リバーサイド病院”とか
南の方へ下ると、匍匐前進で追いかけてくる軍人の話とか
この話は、各地方で脚色されてるっぽいですよね
うーむ。
やはり、怪談らしい怪談はないような…
だって、怪談と言えば、恐怖スポットではなく、“四谷怪談”等に代表される物語ですからね。
起承転結がなければならないでしょう
あ~ひとつありますね。
昔よく聞いたし、語った話。
それはある真夜中の出来事であった。
タクシー運転手のAは府道13号線を南へ下っていた。
その日は、時間帯もあるが、小雨もぱらついてることもあり、人通りは殆どなかった。
そんな中、運転手の視界に入ってきたのは、傘も差さず歩くひとりの老婆。
ふいに手が挙がる。運転手はウインカーを出し止まる。
思わぬ乗客獲得に少しだけ上機嫌になる運転手。
しかし、それは一瞬だけであった。
無言でタクシーに乗り込む老婆。
車内ライトに照らされる顔は生気がなく、土色に乾いていた。
その姿を見た運転手は、少々薄気味悪さを感じながらも声を掛ける。
「どちらまで」
無言の老婆。
すーっと…指で南の方向を指す。
とりあえず下ればいいか…運転手はどうせお客もなかなか捕まらないこともあるし、老婆に付き合ってみることにした。
南へ下る最中も一言も口を開かない老婆。
どうも変な感じである。運転手も段々気味が悪くなってきていた。
走り始めてから20分ちょっと経過したであろうか、その時運転手が時計に目をやると、時計の針は午前3時を指している。
所謂、丑三つ時というやつである。
どうにも後ろが気になる。
もしかして、自分はとんでもない“もの”を乗せてしまったのではないか
運転手の頭に不安と恐怖がよぎる。
その時…バックミラーで老婆を覗き込んだ運転手の顔色がみるみる青ざめていく。
なんと、老婆の足が見当たらない…。
声にならない声を振り絞り、老婆に声を掛ける。
「お、お婆さん…足が…」
無言だった老婆が口を開く…。
「私、正座してまんねん」
読者の声「え」
※オリジナルの文章ではありません。誠志朗風に脚色しています。
この話を旅行先でした時とか、本当に大爆笑でね…
え怪談じゃないだろ堅いこと言うなさー
不景気には笑いですよ。笑い
え笑えない
See you